The Apache Jakarta Project、the Jakarta Commonsおよびthe Jakarta Commons DBCP teamは3日(米国時間)、Jakarta Commons DBCPの最新版となる「Jakarta Commons DBCP(以降、Commons DBCP) 1.2.2」を公開した。

Commons DBCPはCommons Poolをベースコンポーネントに活用して開発中のデータベースコネクションプールコンポーネント。同コンポーネントはApache Tomcat ServerにおけるJNDIデータソースとして活用されている。

1.2.2はいくつものバグフィックスを実施したメンテナンスリリース。使用するCommons Poolも1.3へアップグレードされたほか、Commons Collectionsへの依存性が排除されている。すべての変更はソースコードレベルにおいてもバイナリレベルにおいても以前のバージョンである1.2.1と互換性があるとされているため、従来のバージョンの利用者は1.2.2へのアップグレードを検討されたい。

データベースコネクションプール実装はいくつもあるが、Commons DBCPはApache License Version 2.0ライセンスのもとで提供されており、Apache Tomcatで採用されている/Jakarta Commonsのもとで比較的活発に開発されているという特徴がある。