【2025年最新】北海道で太陽光発電をするには?補助金、メリット・デメリット、おすすめの業者も解説

北海道の自宅に太陽光発電を設置したいけれど、「設置するメリットはある?デメリットは?」「業者が多すぎてどのように選べばよいのかわからない」など、不安を抱える人もいるのではないでしょうか。

北海道は、冷涼かつ春から秋は穏やかな気候が太陽光発電に向いているため、太陽光発電を導入する家庭も多いです。しかし雪の影響などを考えると、高いお金を払ってまで導入に踏み切れないという意見も多く見られます。

そこでこの記事では、北海道で住宅用太陽光発電を始めたい人向けに、北海道ならではの太陽光発電のメリット・デメリット、おすすめの設置業者などを紹介します。設置する際の基礎知識や補助金事情などの情報も解説するので、ぜひ参考にしてください。

太陽光発電一括見積りサイト利用者が選んだおすすめサービスTOP3

紹介するランキングは、太陽光発電メーカーの利用者に向けておこなったアンケート結果を集計し、マイナビ編集部が独自のロジックで作成したものです。(クラウドワークス調べ 2021/11/18〜2021/12/1 回答者45人)

4位以下のサイトはこちらの記事で紹介しています。

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北海道だけでなく他の県と比較したい方や、国の補助金についても知りたい方は以下の記事をご覧下さい。

太陽光発電投資についてより詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧下さい。

目次

北海道で太陽光発電を始める基礎知識

北海道の住宅で太陽光発電システムを導入する前に、まずは北海道の気候や家庭用太陽光発電システムの仕組みについて知っておきましょう。基礎的な知識を身に付けておくと、業者との話し合いの際にも話がわかりやすくなるのでおすすめです。

北海道の地域別の日照時間

太陽光発電の発電量は、日照時間の長さと密接に関わっています。基本的に日照時間が長いほうが発電量は多く、短いほうが少なくなる傾向です。

総務省統計局のデータから平均を取ると、全国平均の年間日照時間は2,047.1時間*です。全国と比べると北海道はやや日照時間が短いことがわかります。

また北海道は面積が広いため、地域によっても日照時間が異なります。地域別の日照時間をまとめたので参考にしてください。

地域年間平均日照時間
札幌1,847.8時間
旭川1,691.8時間
函館1,927.7時間
帯広2,088.7時間
釧路2,042.7時間
室蘭1,923.9時間
網走1,849.5時間
稚内1,502.1時間
※参考:北海道庁公式サイト北海道ポケット統計2024」(2022年のデータ)

このように日照時間が全国平均を満たない地域もみられました。しかし全国的には北海道よりも発電量が見込めない地域も多くあります。

北海道では梅雨の時期がないため、雨天による発電量低下のリスクが他のエリアより低いのもポイントです。

あまり地域の発電量にとらわれすぎず、自宅の屋根の状態や日当たりなどを総合的に見て導入を検討しましょう。

*総務省統計局統計でみる都道府県のすがた 2024年」(2022年データ)を参照

太陽光発電における家庭用と産業用の違い

一般住宅に取り付ける家庭用の太陽光発電システムは、産業用のものとは異なります。両者の違いは太陽光発電システムの出力容量です。

出力容量とは太陽光発電システムの発電能力を表す数値で、システム容量または設備容量と称することもあります。出力容量(kW)が10kW未満なら家庭用、10kW以上なら産業用と分類します。仮に一般住宅の屋根に取り付けてあっても、10kW以上の出力容量があれば産業用太陽光発電と認められるということです。このような分類は、資源エネルギー庁が定めたFIT制度によって定められています。

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FIT制度とは、太陽光発電のような再生可能エネルギーで発電した電気を、一定期間一定価格で買い取ることを国が約束する制度です。

太陽光発電の基礎知識をさらに詳しく解説したこちらの記事もおすすめです。

北海道で太陽光発電を始める4つのメリット

北海道での太陽光発電の4つのメリット

続いて、北海道の住宅に太陽光発電を設置するメリットを解説します。ここでは住宅用の太陽光発電を想定して、4つのメリットをみてみましょう。

節電と売電により家計にプラスになる

まず、太陽光発電システムを設置することで節約につながるメリットがあります。電気代が年々上昇傾向にあるなか、家計の改善を考えて太陽光発電の導入を検討している人も多いでしょう。

太陽光発電システムを導入すると、電気代の一部を発電力でまかなうことができます。さらに余った電力を売電することで、家計の足しにすることも可能です。

ただし2025年時点では、売電価格よりも使用時の電気代のほうが高額であるため、売電よりも自家消費に充てたほうがお得です。自家消費しきれない余剰電力を売電するとよいでしょう。

台風でソーラーパネルが飛ぶリスクが低い

台風が接近するリスクが低い点においても、北海道は太陽光発電の導入に向いている土地です。

ソーラーパネルは、屋根に固定していても台風などの強風で飛んでしまう危険性があります。国内で販売されるソーラーパネルは、耐風圧や取り付け強度に基準があるため、飛んでしまう可能性はかなり低いです。とはいえ、過去には台風などの強風でソーラーパネルが飛ばされた事例もあります。

その点、北海道は地理的に台風が接近する可能性が低く、強風での事故リスクが低いと考えられます。気象庁のデータでも、1991年~2023年の間に北海道に台風が接近した回数の平均は1.8回でした*。全国的に見ても接近数が多い、沖縄の平均接近数が7.5回*だったことを考えると、他の地域と比べて台風リスクが低いことがわかります。

台風のことを心配せず、安全性の高い運用ができる点はメリットでしょう。

*気象庁北海道地方への接近数」「沖縄地方への接近数」を参照

冬の停電への備えになる

太陽光発電システムを導入することで、冬の停電に備えることができます。寒さや雪が厳しい北海道では、冬の停電が命にかかわる可能性もあります。暖房器具が使えないと、低体温症や凍死などのリスクがあるためです。

ただし、ソーラーパネルを設置しただけでは停電に十分に備えたとはいえません。発電ができない夜間のことを考え、蓄電池も合わせて設置したほうが安心です。

太陽光発電と蓄電池の併用について解説したこちらの記事も参考にしてください。

低い気温により発電効率が安定する

北海道は夏でも比較的過ごしやすい気候のため、発電量が安定しやすい点もメリットです。

太陽光発電は、真夏の暑い時期に最も発電量が大きくなると考える人も多いでしょう。しかし、ソーラーパネルは約25度の環境で性能を発揮し、それ以上の気温になるとむしろ発電量は低下してしまいます。気温が1度上昇すると、発電効率は0.4~0.5%ほど下がる計算です。

北海道は他の地域に比べて夏でも気温が上がりにくい傾向があります。例えば札幌の平均気温は、8月でもたいだい25度を下回っています*。このような理由から北海道は他の地域に比べ、ソーラーパネルの性能どおりの発電効率を期待できる可能性が高いです。

*気象庁札幌(石狩地方) 日平均気温の月平均値(℃)」を参照

北海道で太陽光発電を始める3つのデメリット・問題

北海道での太陽光発電の3つのデメリット

メリットに対して、北海道で太陽光発電システムを導入するデメリットもあります。デメリットやリスクも含めて理解したうえで、導入を検討しましょう。

積雪による発電量の低下

北海道の住宅への設置を検討するなら、積雪リスクは切り離せない問題です。まずソーラーパネルに雪が積もってしまい、発電力が低下する恐れがあります。

屋根の形にもよりますが、ソーラーパネルに傾斜をつけて設置して積雪対策することが多いです。ソーラーパネルは雪が滑りやすい設計になっているため、ある程度の傾斜があれば雪は重みで自然に落ちます。しかし、積雪量が多いと落ち切らずに積もってしまうこともあるでしょう。

設置する地域によっては、積雪量が多く不安に思う人も多いかもしれません。業者に相談して、設置方法や発電量低下のリスクについて詳しく聞いておくとよいでしょう。

落雪でケガや事故がおきる可能性がある

ソーラーパネルを設置することで、そこからの落雪によってケガや事故が起きる可能性も否めません。ソーラーパネルは、雪が積もりにくく滑りやすい構造です。そのため、設置前には起こらなかった想定外の落雪が起こる可能性もあります。

対策としては、雪止めの設置・パネルの量を減らす・軒下に物を置かない・軒下を通らないなどの方法が一般的です。特に雪止めの設置は、落雪による事故のリスクを大きく下げる方法です。

落雪に不安がある場合には、業者に確認するようにしましょう。

蓄電池購入による初期費用の高さ

北海道に太陽光発電システムを導入するなら、蓄電池を同時に購入するほうがおすすめです。北海道は全国的に見ても日照時間が短い傾向があります。そのため、ソーラーパネルだけでは夕方以降の消費電力をまかなうことが難しいです。

しかし蓄電池も同時に購入するとなると、どうしても初期費用が高くなってしまいます。太陽光発電システムを後付けで設置する場合、一般的な4kWのシステムで112万円程度かかります*。さらに家庭用蓄電池を購入した場合、一般的な7kWhのモデルで130万円ほど(工事費含む)*1の費用が必要です。

*経済産業省太陽光発電について」を参照
*1経済産業省第1回 定置用蓄電システム普及拡大検討会」資料
を参照

初期費用は大きくかかってしまいますが、蓄電池があると夜間の電力消費にも充てることができます。太陽光発電と蓄電池の価格相場について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

北海道での太陽光発電設置業者の選び方

太陽光発電システムや蓄電池を導入するには、太陽光発電専門の業者に依頼するのが一般的です。北海道は太陽光発電が多く普及しているため、専門業者も数多く見られます。ここでは、太陽光発電設置業者を選ぶ際のポイントを4つ紹介します。

北海道における太陽光発電の設置実績の多さ

太陽光発電業者を選ぶときには、公式サイトや折り込みチラシなどで実績を確認しましょう。太陽光発電を設置する際は屋根を傷めない作業技術も求められるため、どのくらい実績があるかは重要なポイントです。

また北海道は、ソーラーパネルの設置時には落雪や積雪対策が必要です。寒冷で降雪量が多い地域ならではの設置方法や対策があるため、北海道の施工に多数の実績があるかという視点でも探してみてください。

公式サイトに過去の施工事例を載せている業者も多いです。屋根の形や地域など、設置したい場所の条件に似たものを見て参考にするのもよいでしょう。

太陽光発電の設置費用が妥当か

設置費用といったコストで比べることもおすすめです。

太陽光発電システムは、ソーラーパネルや蓄電池のメーカーによって価格が異なります。業者は屋根の大きさや日照時間・角度によって見積もりを出します。業者ごとに取り扱うメーカーが異なるので、同じ屋根で見積もりを出しても価格が異なる仕組みです。

また、設置工事の費用も業者によって異なります。自社施工にこだわっている会社であれば、仲介マージンがかからず、比較的安く設置できるかもしれません。

このように価格で比較する際は、まず相場を知ることが大切です。1社だけに相談しても、産出された価格が妥当かどうか判断ができません。太陽光発電の一括見積もりサイトを活用すると、一度の入力で複数社に見積もりを依頼できて便利です。

おすすめの太陽光発電一括見積もりサイトが知りたい場合は、こちらの記事も参考にしてください。

アフターフォローが充実しているか

太陽光発電の運用は、10~30年と長期にわたるのが一般的です。設置後はメンテナンスや修理が必要なので、アフターフォローやサポートの充実度で選ぶのもよいでしょう。

太陽光発電システムや蓄電池の性能を維持するには、定期的なメンテナンスが必須です。設備に関してはメーカーの保証がついていますが、メンテナンスや点検などは業者に任せることになります。具体的にどのようなアフターフォローがあるのか、公式サイトやパンフレットなどで確認するとよいでしょう。

またアフターフォローやサービスは、業者ごとに個性が出やすいポイントでもあります。実績や費用で比べても判断がつかなかったときに、サービス面で選ぶと判断しやすくなります。

設置業者の口コミ・評判

業者の公式サイトや営業マンのトークだけではなく、利用者の口コミや評判を調べることもおすすめです。営業ではメリットを多く話すことが多いので、デメリットやリスクを把握できない可能性があります。

ただし口コミだけをあてにして、肝心のサービスや価格を比較しないことは避けましょう。地域やタイミングによって担当者は異なるので、悪い口コミがあった会社でも親切な担当者に出会える可能性はあります。無料相談や見積もりのときに実際に話してみて、担当者との相性を判断しましょう。

北海道の太陽光発電設置業者おすすめ3選

では、北海道の施工実績が多い太陽光発電設置業者を3つ紹介します。まずは一覧で比較できる表を作成したので参考にしてください。

スクロールできます
会社名設立年月日施工実績主要対応エリア対応メーカー資本金アフターサポート

公式サイトはこちら
サービス詳細を見る



2004年1月14日



道内5,000件以上



北海道内

三菱、日立、
ダイキン、シャープ、
東芝、パナソニック、
京セラ、リクシル、
TOTO、クリナップ、
カナディアン・ソーラーなど



9,000万円



独自の施工10年保証制度
・アルカリイオン水を使ったACウォッシュ

公式サイトはこちら
サービス詳細を見る



2009年5月18日



住宅用太陽光発電
販売・施工実績
3,837ヵ所



北海道内
179市町村に対応
パナソニック、東芝、
カナディアン・ソーラー、
LONGi Japan、京セラ、
ネクストエナジー、
インリーエナジー、
三菱、DMM、シャープ、
オムロン、ニチコンなど



1,000万円


・無償の動産総合保険
・コールセンター
・オプションサービスの提供
・駆けつけ、リペア、点検サービス

公式サイトはこちら
サービス詳細を見る



2009年6月2日



6,000件以上



札幌、北海道中心
全国対応可能


セルズ、長州産業、
エクソル、パナソニック、
ソーラーフロンティア、
カナディアン・ソーラー、
シャープなど





1,000万円



・定期メンテナンス
・補助金サポート
※2025年1月調査時点の情報

それぞれの業者についてさらに詳しく見ていきましょう。

アーク

アーク公式サイト キャプチャ
※画像引用元:アーク公式サイト
会社名株式会社アーク
事業内容・自然エネルギー等による発電、電気の供給及び販売事業
・自然エネルギー等による発電に係る設備の設置、運用及び保守管理業務等
・電気保安業務(キュービクル管理)事業
・不動産売買/賃貸事業
・リフォーム・増改築・リノベーションの設計・施工・販売事業
・法人様向けESCO(エスコ:Energy Service Company)事業
・システム開発、設計、運用及び保守事業
・飲食業及び生活関連サービス業並びにエンターテイメント事業
設立年月日2004年1月14日
資本金9,000万円
本社所在地北海道札幌市豊平区豊平4条10丁目3番15号
おすすめポイント・自社責任施工
・施工実績5000件
・長期の保証メンテナンス
・有資格者多数在籍
公式サイトhttps://arc-eco.net/home/

アークの特徴は次のとおりです。

  • 創業20年で道内約5,000件以上の施工事例
  • 屋根置き、野立て、追尾式など幅広い施工に対応
  • メンテナンスにソーラーパネルへのダメージを軽減するACウォッシュを採用

株式会社アークは、本社のある札幌市を中心に網走や帯広にも拠点を構え、北海道内の施工に対応する太陽光発電設置業者です。創業20年で、道内約5,000件以上の施工事例があるため安心して任せられます。

アークは、家庭用から商業用まで太陽光発電システムの設置に携わっています。そのため一般的な屋根に設置するタイプだけでなく、野立てや追尾式の太陽光発電システムにも対応可能です。

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追尾式太陽光発電システムとは、太陽光を追いかけてパネルが回転するソーラーパネルのことです。無可動に比べて1.6~1.7倍の発電量があり、無落雪屋根にも設置できます。

またメンテナンスには、ACウォッシュというソーラーパネルの洗浄方法を導入しています。ACウォッシュはアルカリイオン水を使用して汚れを落とすのでソーラーパネルを傷めず、さらに環境にも優しい点がメリットです。

アークがおすすめの人

  • 幅広い施工に対応し実績の高い業者を選びたい人
  • 無落雪屋根へのソーラーパネルの導入を考えている人
  • 環境にも優しいメンテナンスを考えている人

\ 道内の幅広い施工に対応 /

フロンティアジャパン

フロンティアジャパン 公式サイト キャプチャ
※画像引用元:フロンティアジャパン公式サイト
会社名フロンティアジャパン株式会社
事業内容・太陽光発電事業/風力発電事業/蓄電設備事業/停電対策事業
・新電力事業/投資用太陽光発電事業
・O&Mエネルギー管理/ドローンによる調査/点検
・省エネルギー支援サービス/エネルギー管理システムの開発
・リフォーム全般/リノベーション全般/建設工事業全般
設立年月日2009年5月18日
資本金1,000万円
本社所在地北海道札幌市中央区北1条西13丁目4 FWD札幌ビル7階
おすすめポイント・雪に配慮した配置
・独自サービスの安心無料保証
公式サイトhttps://frontier-japan.jp/solar/in_hokkaido/

フロンティアジャパン株式会社の特徴は次のとおりです。

  • エコ家電やリフォームにも対応し、家庭のエコな暮らしを多角的にサポート
  • 有資格者が多く3,837ヵ所以上の販売・施工実績あり
  • 大手保険会社と連携した無償の保証システムで自然災害や事故にも対応

フロンティアジャパンは、家庭や企業の省エネ・コストダウンを支援する事業をおこなっています。太陽光発電を中心に、エコ家電や災害時の備えの提案、電気自動車の充電スタンドの販売、エコリフォームなど、環境に優しく低コストな暮らしを多角的にサポートしています。

太陽光発電の専門知識を有した太陽光アドバイザーの認定を受けたスタッフが多数在籍しており、安心して相談することが可能です。北海道内で3,837ヵ所以上の太陽光発電設備の販売・施工実績があります。

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フロンティアジャパンでは、太陽光発電システムを自社施工で設置しています。一貫したサポート力も魅力です。

また、フロンティアジャパンなら大手保険会社と提携した動産総合保険に無償で加入できます。一般的に補償が受けられない自然災害や事故などによる修理費用にも対応しており、安心感が高いです。

フロンティアジャパンがおすすめの人

  • 環境への配慮や家庭の水道光熱費削減などを考えて太陽光発電の導入を検討する人
  • 専門知識のある人に相談して、納得して契約したい人
  • 自然災害や事故によるリスクにも備えたい人

\ エコな暮らしをサポート /

エコテックジャパン

エコテックジャパン 公式サイト キャプチャ
※画像引用元:エコテックジャパン公式サイト
会社名株式会社エコテックジャパン
事業内容・一般電気工事業
・太陽光発電設備 設計・販売・施工
・オール電化機器 設計・販売・施工
設立年月日2009年6月2日
資本金1,000万円
本社所在地北海道札幌市清田区清田1条1丁目9番12号 IMAビル3F
おすすめポイント・安心の価格設定
・安心のサポート
・補助金サポート
公式サイトhttps://ecotec-j.com/

エコテックジャパンの特徴は次のとおりです。

  • 住宅用太陽光発電取り扱い件数が北海道内で1位
  • 販売・施工・アフターケアまでを一括で対応
  • 「発電量レポート」で、施工した家の発電量シミュレーション比や活用方法がわかる

エコテックジャパンは、家庭用の太陽光発電の取り扱いに特化した業者です。住宅用太陽光発電装置の取り扱い件数は北海道内で1位。グループ全体で6,000棟の施工実績があります。

また太陽光発電設備の販売から施工・アフターサービスまで、ワンストップで対応する点も魅力です。エコキュートやIHクッキングヒーターといったオール電化にも対応するなど、幅広い施工が期待できます。

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もちろん補助金申請などのサポートも受けられます。また、取り扱う製品は15~20年の長期保証が受けられるメーカーに限っているので、運用開始後も安心です。

公式サイトの情報が充実しているので、相談する前にじっくり情報を得られる点もメリットです。「発電量レポート」では、過去にエコテックジャパンで施工した家の発電量シミュレーションと実際の発電量を比較した情報が閲覧できます。エリアや設置した装置のメーカーなども確認できるので、具体的な運用をイメージするのに役立つでしょう。

エコテックジャパンがおすすめの人

  • 北海道内の施工実績が高く、エリアの情報に詳しい業者を選びたい人
  • 導入相談からアフターケアまでトータルでサポートしてほしい人
  • 業者の情報をしっかり調べてから相談したい人

\ 北海道内1番の実績 /

太陽光発電を導入する流れ

太陽光発電を導入する流れ

太陽光発電を自宅に導入する一般的な流れは次のとおりです。

  • 業者に相談・見積もり依頼
  • 業者と契約
  • 各種申請
  • 設置工事
  • 電力需給契約および系統連係確認
  • 運用開始

太陽光発電を導入する際は、専門の設置業者に依頼することでスムーズに進みます。補助金・助成金をはじめ、各種申請についても業者に委託できるので、専門知識がなくても手続きには問題ありません。しかし、念のため自分でもどのような制度を利用できるのか調べておくとよいでしょう。

特に覚えておきたいのは余った電力を売電するための手続きです。あらかじめ経済産業省から事業計画認定を受ける必要があります。事業計画認定には1~3ヵ月程度の期間を要するので、余裕を持って業者へ相談することをおすすめします。

北海道で太陽光発電を設置するポイント

続いては、太陽光発電システムの設置を検討する際にぜひ注目してほしいポイントを3つ紹介します。3つのポイントを押さえて、後悔のない設置を目指しましょう。

補助金・助成金を適用する

太陽光発電の設置費用は、規模にもよりますが100万円前後かかるのが一般的です。少しでも費用を抑えるためには、自治体の補助金制度の活用を検討するとよいでしょう。各自治体が補助金・助成金の制度を運用しています。

補助金制度には年度予算があるため、上限額に達した際は申請期限内であっても応募を締め切る場合があります。設置予定場所の自治体の公式サイトなどで常に最新の情報をチェックし、早めに手続きすることをおすすめします。

また太陽光発電業者のなかには、初期費用割引などのキャンペーンを設けているところもあるので、ぜひチェックしてみてください。

太陽光発電の補助金・助成金について詳しく解説したこちらの記事もおすすめです。

ポータブル太陽光発電の活用もあり

落雪や積雪などに不安がある場合や初期費用が捻出できないと考えているなら、ポータブル太陽光発電も選択肢の一つです。

小型のソーラーパネルとポータブル電源を合わせて使ったり、ソーラーパネル付きのポータブル蓄電池を利用したりする方法もあります。このような小型モデルなら数万円から購入でき、屋根に設置する必要もないので雪の時期はしまっておくなど工夫できます。家中の電力をまかなうことはできませんが、家庭用太陽光発電システムの導入が難しい場合はおすすめです。

またポータブル太陽光発電は、その名のとおり持ち歩くことができるので災害時の備えにもなります。アウトドアでの電源確保にも使えるので、キャンプや車中泊にもおすすめです。

こちらの記事では、小型のポータブル太陽光発電から家庭型ソーラーパネルまで幅広いメーカーを紹介しています。

将来の撤去費用を考慮する

太陽光発電が必要なくなったときや故障してしまったときなど、将来処分することも考えて導入を検討しましょう。

ソーラーパネルや蓄電池は、一般ごみや粗大ごみとして廃棄できません。販売店やメーカーに回収を依頼するか、業者に処分を依頼することになります。撤去費用はソーラーパネルが10万円程度、蓄電池が7万~15万円程度です。

売電制度で得た収入で撤去費用は捻出できるようになっていますが、実際に撤去するときにその金額が手元に残っているとは限りません。太陽光発電は、撤去するときのことまで考え計画的に導入することをおすすめします。

ソーラーパネルは2022年7月よりリサイクルが義務付けられているので、まずはリサイクル業者を調べることもおすすめです。ソーラーパネルを買い取ってくれる業者もあります。

太陽光パネルのリサイクル業者を紹介したこちらの記事も参考にしてください。

太陽光の専門家監修!太陽光発電一括見積もりサイトおすすめランキング

「複数の業者を比較して、質の高い業者に依頼したい」「評判が悪い業者に騙されたくない」という方に向けて、実際にサービスを利用したことのある方におこなったアンケート結果をもとに、太陽光発電一括見積もりサイトをランキング形式で紹介!

さらに、専門家に聞いた太陽光発電一括見積もりサイトを利用する際の注意点や、質の高い業者を見極めるポイントも紹介しているのでぜひご覧ください。

太陽光発電の導入に関するよくある質問

太陽光発電の導入に関するよくある質問

最後に、太陽光発電の導入に関するよくある質問を紹介します。

太陽光発電でよくあるトラブルは?

太陽光発電では、特に次のようなトラブルに見舞われやすいので注意しましょう。

  • 太陽光パネルの不具合
  • 発電量が少ない
  • 設置後の雨漏り
  • 金銭トラブル
  • 近隣からの苦情(騒音)

太陽光パネルは外気にさらされるため、自然災害による破損や故障が発生することがあります。被害を最小限に抑えるためには、定期的に点検やメンテナンスをすることが重要です。

また悪徳業者にあたると、設置後に相場を大きく上回る金額を請求されることもあります。金銭トラブルを防ぐためには業者選びを徹底し、内容をきちんと確認してから契約するようにしましょう。

いくらで売電できるの?

売電価格は、年々下降傾向にあるのが現状です。2024年度はこれまでで最も低く、10kW未満で16円となっています。

年度売電価格(10kW未満)
2024年度16円
2023年度16円
2022年度17円
2021年度19円
2020年度21円
2019年度24~26円

上記のとおり、近年は電力会社に売電してもほとんど利益がない状態です。そのため購入する電力を減らし、自家消費したほうがお得になります。

まとめ

北海道は気候条件がよく、太陽光発電に適した土地です。特に発電効率を落としやすい夏の気候が比較的穏やかなので、性能を落とすことなく安定した発電力をキープできる点はメリットでしょう。

しかし積雪で発電効率が下がったり、落雪で事故が発生したりするリスクがある点はデメリットです。このようなリスクを軽減するためには北海道の気候をよく理解し、実績ある業者を選ぶ必要があります。

本記事を参考に北海道の太陽光発電システムの導入を検討して、後悔のないようにしましょう。


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