今回のテーマは「1セット4,000円の安キャバで出禁になる暴走中年の正体」です。
東京で緊急事態宣言が発令されたり、やっと緊急事態宣言が解除されたと思ったら、今度はまん防(まん延防止等重点措置)をやるとかやらないとかで、なかなか銀座に出勤できなかった頃、西武池袋線沿線にある1セット4,000円の激安キャバクラにこっそり在籍していました。
当時のエピソードを振り返りつつ、安キャバにいる男性ほど暴走してしまいがちな理由も解説します。
鏡月のボトルをあけまくっていたあの頃
流行り病の蔓延のせいでなかなか銀座に出勤できなかった頃、西東京市にあるキャバクラに半年ほど在籍していました。
そのキャバクラは某牛丼チェーン店が1階に入居している雑居ビルの2階にあり、店内に設置された大型のモニターでは店長の趣味なのか「2013年洋楽ベストヒット」とかが再生されていました。
銀座のクラブというのは基本的には一見さんはお断り。会員制のお店が大半で、お金以上に「信用」こそがものをいう世界です。
一方、1セット4,000円のキャバクラはもうちょっとカジュアル。一見さんは当然大歓迎です。4,000円ポッキリで遊べるってことはさすがにないけれど、セット料金にサービス料&タックスが加わったとしてもだいたい1万円前後で利用できます。
ボトルは好きなものを選べますが、追加料金0円で飲み放題の鏡月(中身は不明)を飲んでいらっしゃる方がほとんどでした。
飲み屋さんというのは、基本的にはおじさんがご家族や恋人、同僚、ご近所の皆さんには見せられない少し恥ずかしい姿をさらす場であり、そのためにあるようなものです。それは銀座であろうと、西東京市のしょぼいキャバクラであろうと変わりはありません。
とはいえ、キャラクターの強さで勝負するならたぶん西東京市の圧勝です。
- Gacktの『Vanilla』を壁ドンの体勢で歌ってくれるおじさん
- 毎朝6時に「大好きだよ」と電話してくれるおじさん
- 18歳現役女子大生に「赤ちゃんは3人欲しい」と言うおじさん
- チャリンコで迎えに来てくれるおじさん
- 宇宙飛行士を目指している生まれた時からずっと無職実家暮らしのおじさん
など、個性豊かなメンバーが揃っていました。
暴走中年の正体
キャバクラやクラブを「出会いの場」ととらえ、そこで働く女性に真剣に恋をしてしまうお客様も中にはいらっしゃいます。そのような男性の割合ですが、こちらも銀座より安キャバに多い印象です。
例えば同じ1万円でも、お財布に100万円入っている方にとっての1万円と、お財布に2万円しか入っていない方にとっての1万円では重みが異なりますよね。
言うまでもなく、後者の男性の方が真剣です。
全ての男性にあてはまることではもちろんありませんが、こうして暴走してしまうおじさんが育まれてしまうというわけです。
とあるおじさんは、想いを寄せる女性に拒絶され、それでもあきらめきれずに、連日お店の従業員入り口の前で待ち伏せ。最終的にはレッドカードです。つまり出禁です。
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