今回のテーマは「この人はまだ婚活から卒業できないだろうな」と感じる人の特徴です。
7月8日に放送されたTBS系列のトークバラエティ番組・マツコの知らない世界では、「30代からの婚活の世界」をテーマとして取り上げていました。番組には婚活アドバイザーとして数々のメディアでも活躍している植草美幸さん、娘で同じく婚活アドバイザーのれいあさんが出演し、30代の婚活のリアルな実態を語りました。
れいあさんは、近年、大手結婚相談所「IBJ」の30代新規会員がおよそ2倍になっていることに着目し、「30代こそが婚活の最激戦区」と発言。
20代後半から30代前半にかけて、周囲から結婚報告を聞く機会が増え、なんとなく焦りだす人は実際多いですよね。それでは少し遅いのですけれどね。
ホステスとして様々な男女と接していると、幸せな結婚ができる人・できない人はだいたい見分けがついちゃうようになります。
では、さっそく解説します。
身の程をわきまえていない
番組では、飲食店勤務で年収はおよそ300万円、身長158㎝の35歳男性が紹介されていました。ちなみに恋愛経験はゼロ。植草さんに希望する女性像を聞かれた彼は「年齢差は上下5歳」「年収は500万円ほど」と答えました。
さらに男性は、自身の身長にコンプレックスがあるため身長の高い女性が好みであると話し、
「(女性は)165㎝くらいあると嬉しい」
と発言。
これに対し、
「全てがドリーム」
「20歳くらいの男性と喋っている感じ」
「ものすごい幼稚」
と、さっそく叱られていました。
私は植草さんほど優しくないので「なんて身の程知らずな」と思っちゃいました。
- 飲食店勤務
- 年収300万円
- 身長158㎝
この条件にマッチするとしたら、同程度の条件の女性でしょうよ。
自己採点が甘い
また、番組内では「片思いしている自分が好きだった」「恋する自分に…恋してる」と語る34歳でラーメン店アルバイト、年収はおよそ200万円の男性が紹介されていました。ちなみに、好きなタイプの女性は菜々緒とシシドカフカ。
こちらの男性も
「口に出すのも恥ずかしい」
と、叱咤されていました。
その後、
「髪はボサボサ」「眉毛もおじさんみたい」
と、指摘され
「見てごらん、鏡見せてあげるから」
と、植草さんから手鏡を手渡されます。手鏡を見た男性は「あ、ああ…」と言葉を失っていました。
自身への採点だけ甘い方は、まず出会いのスタートラインにさえ立てていないことに気が付きましょう。
私の周囲にも「田中みな実に似ていると言われる」と言って浮かれている錦織圭似の30代がいます。田中みな実になれとは言いません。まずなれません。せめて身だしなみを人並みに整えましょう。
髪はボサボサ、眉毛も生やしっぱなしの状態で「どうして愛してくれないんだ」と相手を責めてはいけません。鏡を見てください。
「年齢差=障壁」であると認識していない
「恋愛に年齢差なんて関係ないさ」と胸を張っているおじさんが少なくありません。もちろん、対象は年下に限定しておきながら。
しかし、残酷なことをひとつ告白すると「年齢差」は恋愛においておそらく最も大きな障壁です。だって、現に多くのおじさんは「年齢差なんて関係ないさ」と言いながら、20歳も30歳も年下の女性と愛を育もうとしているわけで。
「若さ」を最大の価値として認めながら、収入や経験値だけでそれを補おうとしているんです。恋愛はお買い物であると割り切っている場合なら話は別ですが、そうじゃないとなるとちょっと難しいんじゃないですか。
恋愛に年齢差は関係ないさ? 吉沢亮の横に並んで同じことが言えますか。言えませんよね。
――結婚するのに最低限必要な3つの能力とは?