マイナビニュースマイナビ マイナビニュースマイナビ
Index square
( Life )
2 アドラーの心理学

自分に自信が持てないときは? アドラーに学ぶ

MAY. 05, 2025 11:30
Share

現代に生きる私たちは悩みが尽きません。人間関係のストレスや劣等感で、時には押しつぶされそうになってしまいます。そんな私たちに明るい指針を示してくれるのが「アドラー心理学(個人心理学)」です。

この連載では、『決定版 アドラー心理学がマンガで3時間でマスターできる本』(明日香出版社)から一部を抜粋し、アドラーの実践的な心理学を学んでいきます。現代の職場、ビジネス、人間関係で役に立つヒントが見つかるかも?

今回は第3章「自分に自信が持てないときは?〈モチベーションアップの達人になる〉」の中から「原因ではなく目的に目を向ける」というテーマを取り上げます。

  • 『決定版 アドラー心理学がマンガで3時間でマスターできる本』

    自分に自信が持てないときは? アドラーの考えを学びましょう

以下、『決定版 アドラー心理学がマンガで3時間でマスターできる本』から抜粋します。

人は目的に向かって生きている

AくんとBくんはともに転職を考えている。

成功するのはどちらだろう?

A「今の会社は給料も安く、人間関係が最悪です」

B「チームで進める仕事が自分には合っている。将来は、協調性を活かしたマネジメントをやりたい」

不平不満ばかりのAくんより、ビジョンを持っているBくんのほうが好印象だ。2人の差は、原因論と目的論の違いだ。Aくんは「なぜ?」を考え、Bくんは「何のために?」を考えた。

Bくんの考え方こそ、アドラー心理学の目的論だ。

「ある個人の運命や人格を『衝動』や『反応』で決めるのは無意味だ。むしろ、その人を突き動かしている目的を理解しなければならない」

アドラー心理学では、人は無意識に、目的に向かって生きているとされている。「何のために仕事をするのか?」を考えると、脳は必然的に最終目的を探し出す。無意識を意識化できるのだ。明確な目的があなたの生きる原動力になる。

モチベーションを上げる特効薬

「アドラー心理学は目的論だから、原因を一切考えてはいけないのか?」と考える人がある。

そんなことはない。原因を知ることが必要なときもある。ただし、原因論一筋でいくと、不都合なことがある。たとえば、成果を上げたのに、仕事ぶりが少しも評価されないのが原因で、モチベーションが上がらないときがある。このとき、上司が評価してくれないからだ、と上司に恨みつらみを言うのは建設的ではない。たとえ認めてもらえなくても、「自分は何のために仕事をするのか?」と自分自身に問いかける。

上司のために仕事をしたいわけではないだろう。自分の目的がわかれば、考え方も行動もすべて変わる。

  • 『決定版 アドラー心理学がマンガで3時間でマスターできる本』

『決定版 アドラー心理学がマンガで3時間でマスターできる本』(吉田 浩 著/岩井 俊憲 監修/つだゆみ マンガ/明日香出版社 刊/定価1,980円)

ユングやフロイトと共に『心理学の3大巨頭』と称されるアドラー。「人は誰でも幸福になれる」ことを前提とし、どうすれば幸せに生きることができるか、心と行動の問題をどう解決するか、といった悩みにヒントを与えてくれる実践的な心理学として知られるアドラー心理学を現代の職場、ビジネス、人間関係でどう使い、幸せに日々過ごせるか教えます。


Share

※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

  • Pick Up
    Index.iapp
    PR
    飾りはいらない。大人が選ぶべき「機能美」という答えーータフネスとハイエンドを両立する一台「arrows Alpha」