NEXER Groupは埼玉県の注文住宅おすすめナビと共同で実施した、注文住宅購入のリスク管理に関する調査の結果を9月3日に発表した。調査は2026年7月31日~8月10日の期間、全国の男女657名を対象に行われた。

  • 注文住宅購入を検討する際に最も不安に感じることについて

    注文住宅購入を検討する際に最も不安に感じることについて

はじめに、注文住宅購入を検討する際に最も不安に感じることについて聞きいたところ、最も多かったのは「費用(予算オーバーや想定外の支出)」で63.8%だった。

次いで「契約後のトラブル(業者とのトラブルや契約内容の不明点)」が18.6%、「その他」が9.7%となっている。

今回の結果では、注文住宅の購入を考えた際に「費用」を最も不安に感じる人が6割を超えた。 注文住宅では、土地や建物の費用だけでなく、付帯工事や設備の追加、仕様変更など、さまざまな費用を想定する必要がある。こうした点から、回答者の間では最終的に必要となる金額の見通しを重視する意識が強いことがうかがえる。

  • 注文住宅購入に向けて、リスクを最小限にするためにどのような準備をしたいか

    注文住宅購入に向けて、リスクを最小限にするためにどのような準備をしたいか

続いて、注文住宅購入に向けて、リスクを最小限にするためにどのような準備をしたいか尋ねると、「複数の業者から見積もりを取り、比較検討したい」(37.4%)が最多だった。

次いで「契約内容や支払い条件を詳細に確認したい」が25.0%、「ローンや資金計画を慎重に立てたい」が14.2%と続いた。

この結果からは、注文住宅購入に伴うリスクへの備えとして、複数の業者を比較することや、契約内容・支払い条件を事前に確認することを重視する人が多いことが分かった。

  • 注文住宅を購入する際、最も心配している部分について

    注文住宅を購入する際、最も心配している部分について

次に、注文住宅を購入する際、最も心配している部分について最も多かったのは「建築の質(施工ミスや不具合)」で34.6%という結果に。

次いで「アフターサービス(建物完成後のサポートや保証)」が21.6%、「住宅ローンの返済」が17.5%、「契約時のトラブル」が16.7%となっている。

この結果では、費用面だけでなく、施工ミスや不具合といった「建築の質」を心配する人も多いことが明らかになった。

また、「アフターサービス」も2割を超えており、建築時の品質だけでなく、完成後のサポートや保証についても関心が寄せられていることがうかがえる。

  • 購入後に発生する可能性のある修繕費や、将来の資産価値などについて

    購入後に発生する可能性のある修繕費や、将来の資産価値などについて

購入後に発生する可能性のある修繕費や、将来の資産価値などについて、どのように考えているかは、「修繕費がかかることを予測して、維持費を計画的に準備したい」が46.0%で最も多かった。また「修繕費やリセールバリューについては、購入時に計画的に調べておきたい」も20.1%という結果に。

注文住宅を購入した後に必要となる可能性がある費用について、あらかじめ備えておきたいと考える人が多いことがうかがえる。特に維持費については、購入時の費用とは別に、将来的な支出も意識している人が多いようだ。

  • 住宅購入後に問題が発生した場合の対応方法について

    住宅購入後に問題が発生した場合の対応方法について

住宅購入後に問題が発生した場合の対応方法については、「アフターサービスを受けられるように契約時に確認しておく」が43.4%で最多だった。

次いで「契約書に問題が発生した場合の対応を明記しておく」が21.6%、「特に対応方法は考えていない」が17.2%と続いた。

  • 注文住宅購入に向けて、リスクを減らすために最も大切だと思うこと

    注文住宅購入に向けて、リスクを減らすために最も大切だと思うこと

注文住宅購入に向けて、リスクを減らすために最も大切だと思うことについても尋ねると、「契約内容をしっかり確認し、契約前に疑問点をすべて解消する」が42.6%で最多に。

続いて「信頼できる業者を選び、過去の実績や評判をチェックする」が20.1%、「アフターサービスの有無を確認し、長期的なサポート体制を確認する」が16.6%だった。

契約内容の確認に加え、業者の実績や評判、アフターサービスなど、契約前に十分な情報を確認しておきたいと考える人が多いことがうかがえる。

  • 注文住宅購入の際、最も重要だと感じるリスク管理について

    注文住宅購入の際、最も重要だと感じるリスク管理について

最後に、注文住宅購入の際、最も重要だと感じるリスク管理について、「契約書の明確化(契約内容や条件をしっかり確認する)」が27.5%で最も多く、「予算管理(予定以上に費用がかからないように計画する)」も27.4%と、ほぼ同じ割合だった。

さらに「建物の品質保証」が19.8%、「土地選び」が13.4%と続いている。

この結果からは、契約内容の確認と予算管理の双方がほぼ同程度に重視されていることが分かった。また、建物の品質保証や土地選びなども一定数の回答を集めており、注文住宅のリスク管理について複数の観点を重視する人がいることがうかがえる結果となった。