この連載では、20年以上富裕層の相続をサポート・コンサルティングしてきた税理士法人レガシィの新刊『100億円相続事典 1億円との徹底比較で見えてくる違い』(1,800円/レガシィマネジメントグループ 著/日経BP 刊)から、一部を抜粋して掲載。
資産100億円の"超"富裕層と資産1億円の富裕層の相続のあり方を比較し、50音順に沿ってエピソードを紹介していくことで、それぞれの考え方や生き方を浮き彫りにしていきます。
第6回のテーマは「資産運用先」。
【さ行】資産運用先
1億円富裕層: 上場株式・投資信託で運用する
100億円富裕層: 多額の資金を不動産に投資する
1億円富裕層の金融資産は数千万円であり、その運用先は上場株式や投資信託が中心という人が多いと思われます。
100億円富裕層ももちろん株式でも資産運用をしていますが、それに加えて、多額の資金が必要になる不動 産投資を手がけていることが多いようです。株式投資で期待できる利回りは一般的に4%程度ですが、株価のアップダウンは激しく、保有リスクは高いと言えるでしょう。
それに対して不動産は価格の変動が緩やかで、利回りもある程度予想しやすいことから、資産の運用先として人気が高いのです。購入した不動産を誰かに貸し出して賃料収入を得ることや、売却利益を期待して投資が行われます。ちなみに利回りとは、上場株式では年2回ほど出される配当金を意味しており、不動産投資では、不動産賃料から必要経費を差し引いた金額を、不動産の購入価格で割ったものをいいます。
賃貸マンションや商業ビルに投資する。都心タワーマンション最上階のスペシャル住戸を買うーー。1億円富裕層にはハードルが高い、100億円富裕層ならではの資産運用。それが大型不動産投資だといえそうです。
『100億円相続事典 1億円との徹底比較で見えてくる違い』(1,800円/レガシィマネジメントグループ 著/日経BP 刊)
本書籍は、20年以上富裕層の相続をサポート・コンサルティングしてきた相続のエキスパート達(プレミアム税理士)が、資産100億円の"超"富裕層と資産1億円の富裕層の相続のあり方を比較することで、それぞれの考え方や生き方を浮き彫りにすることを試みています。相続・事業承継専門として邁進してきた弊社の知恵を結集した事典形式の書籍となっています。なぜ100億円規模の資産を築くことができたのか。なぜ長年にわたって維持できているのか。知られざる100億円富裕層の一面を垣間見ることができる様々なエピソードを、50音順に沿ってお楽しみいただければと思います。ただの読み物としてではなく、皆様の知恵の一助としてお役立てください


