パソコントラブルの代表例
発生しやすいパソコントラブルは以下の3つです。
・電源が入らない
・再起動を繰り返す
・ブルースクリーンが表示される
主な症状や発生原因について詳しく解説します。
電源が入らない
パソコントラブルの代表格であり、実際に経験したことがある方も多いのではないでしょうか。パソコンの電源が入らない場合、その原因はハードウェア周りにある場合が多いです。
具体的には、電源やHDDの故障・パソコン内部のホコリ・バッテリーの故障などが考えられます。
ウイルスが原因の場合もあり、故障の原因を特定するのは簡単ではないため、電源が入らない場合は基本的に修理を依頼したほうがよいでしょう。
再起動を繰り返す
パソコンが突然再起動する、再起動を繰り返すなどのトラブルも頻繁に発生しがちです。これらのトラブルが発生すると、パソコンで作業が出来なくなってしまいます。
再起動関連のトラブルは、システムの破損やウイルス感染などソフトウェア側に原因があることが多いです。
再起動がなかなか終わらないという場合は、スペック不足が原因となっている可能性もあるでしょう。
ブルースクリーンが表示される
ブルースクリーンとは、青い背景に白い文字が表示された画面を指します。
突発的に発生することが多く、ブルースクリーンが表示されてしまうと操作を受け付けなくなるため、電源ボタンからパソコンをシャットダウンするしかありません。
ブルースクリーンは、メモリやドライバーの不具合、ウイルスなどが原因で発生することが多いです。
ブルースクリーンにはエラー内容が表示されるため、表示されている文字によってある程度原因を特定することができるでしょう。
パソコンを買い替える場合のタスクについて整理しよう
パソコンの修理ができなかった、もしくは金額の兼ね合いなどで買い替えを決断した場合について、
確認しておくことのリストや旧パソコンの処分方法などについて説明します。
買い替え前に準備するべきこと
・ライセンス数が決まっているソフトの移行準備をする
・不要なデータを削除して必要なハードディスクの容量を概算する
Officeやウイルス対策ソフトなど、インストールできるパソコンの台数が決まっているソフトはライセンスの付け替えを検討しましょう。旧パソコンが起動するならアンインストール、起動しない場合は対応が難しいですがOfficeなら電話認証により対応してもらえます。
また、データ移行の手間を省くためにも不要なデータは予め削除してパソコン内のファイルを整理しましょう。
買い替え後におこなうこと
・インターネットへの接続
・セキュリティソフトのインストール、OS(Windows)アップデート
・新パソコンへのデータ移行
・ソフトウェアのインストール
パソコンを安全な状態で使うために、インターネットに接続した後はすぐにセキュリティソフトの設定やOSアップデートをおこないましょう。
旧パソコンのバックアップがある場合は、データを移行をしてからソフトウェアのインストールをおこないます。
旧パソコンの処分方法について
パソコンの処分方法としては大きく2つ、引き取りを依頼するか、売却するかの選択となります。
まず、新しいパソコンほど値段が高く売却できる可能性が高まります。
売却できる場所としては家電量販店やパソコンショップ、買取専門業者などの選択肢があるので、購入したショップを含めて確認しておきましょう。データ消去を依頼できるかどうかは店舗によるので、そちらも確認が必要です。
引き取りはメーカーや回収専門の業者に依頼できるほか、自治体の回収ボックスに入れることも可能です。無料対応がほとんどですが、データ消去は手数料を取られる場合もあります。
回収ボックスはサイズが決まっていて「ノートパソコンのみ可能」という場合が多いので確認するようにしましょう。