パソコントラブルの原因
パソコントラブルは、以下のような原因で発生する場合が多いです。
・部品の発熱
・湿度による結露
・静電気
それぞれ詳しく解説します。
部品の発熱
パソコン内部の部品が発熱すると熱暴走を引き起こし、さまざまなトラブルの要因となります。特にCPUは熱暴走しやすく、場合によってはパソコンが起動しなくなってしまう可能性もあるでしょう。
部品の発熱は、パソコン内部のホコリや冷却ファンの故障が原因となりがちです。冷却ファンは故障しやすい部品のため、ファンの音に異常を感じた場合は冷却ファンの交換を検討しましょう。
湿度による結露
パソコンは精密な部品で構成されているため、湿度が原因でトラブルが発生してしまう場合があります。湿度による結露には特に注意が必要で、結露による水滴でパソコンがショートしてしまう可能性は十分考えられるでしょう。
部屋の除湿や換気を定期的に行い、適切な湿度を保つことが重要です。
特に梅雨時は湿度が高くなりがちなため、湿度の管理に気を配ることをおすすめします。
静電気
静電気もパソコントラブルの原因となり得ます。特に空気が乾燥しやすい時期は注意が必要です。手が帯電しているとパソコン操作時に静電気が発生してしまう可能性があるため、手を洗ったり金属に触れるなどの対策で電気を除去しましょう。
パソコン内部のホコリも静電気が発生する原因となるため、パソコン内部の清掃も定期的に行うことをおすすめします。
また、静電気除去シートやスプレーなど静電気対策グッズは数多く存在しているため、これらを利用すれば簡単に静電気を除去することが可能です。
パソコン修理業者で対応してくれる修理以外のサービス
意外かもしれませんが、パソコンの修理業者は修理対応以外のサービスをおこなっていることもあります。
具体例をいくつか紹介するので、困ったときには検討してみてはいかがでしょうか。
メンテナンス・クリーニング
故障を予防するようなメンテナンス系の作業を依頼できることがあります。
不要なソフト・ファイルの削除対応や、パソコン内部のホコリを掃除してくれるなどのメニューがあるので、思い入れのある古いパソコンを延命させたい場合などは頼んでみてはいかがでしょうか。
データ復旧・バックアップ
パソコンが起動しない場合など、通常では救出できないデータの復旧作業をおこないます。
また、予防としてデータのバックアップ設定をしてくれるところもあります。原因や難易度によって値段は変化しますが、諦める前に試してみる価値はあるでしょう。
処分・データ消去
パソコンの修理を依頼しても、結局修理できなかったり、費用との兼ね合いで買い替えを選んだりすることもあるでしょう。
処分対応をおこなっている修理業者であれば、そのまま引き取りを依頼できるので楽に済ませられます。
パソコン・ネットワークなどの初期設定
パソコンを買い替えた場合や、修理に出して初期化対応になってしまった場合などは設定作業が面倒です。
必要な内容だけに絞って個別にお願いすることもできますし、ネットワークの設定なども含めてセットメニューで対応しているところもあります。
業者に依頼する場合のサポートと特徴
毎回設定をお願いするよりも自分でできるようになりたい、という方に向けてレッスンを実施している業者もあります。パソコン操作に自信が無い場合は、初期設定とセットで頼むのも良いでしょう。
業者によって、内容ごとに料金表を設定している場合と、時間単位で料金が加算されていく場合があります。