ヤマハ発動機は9月29日、ロードバイクタイプのスポーツ電動アシスト自転車「YPJ-R(ワイピージェーアール)」の2018年モデルを発表した。発売は11月9日、メーカー希望小売価格は248,400円(税込)。

2018年モデルは、自転車全体のカラーリングを変更し、「ピュアパールホワイト」と「ソリッドブラック/ダークグレー」の2色展開となっている。

ピュアパールホワイト

ソリッドブラック/ダークグレー

YPJ-Rは、ヤマハ製の電動アシスト自転車のなかで車体重量が最軽量(約15kg)で、電動アシストがなくてもスポーツ自転車として快適に走れるとしている。発進や加速時は、電動アシストでパワフルに加速し、最もバッテリーを節約できる巡航速度にまでスムーズにつなぐ。

ギアは前2速、後ろ11速の外装22段。約1時間の充電で、HIGHモードなら14km、STDモードなら22km、ECOモードは48km走行可能だ。バッテリーは取り外して、付属の充電器で充電する。

自転車のメインコンポーネントには、SHIMANO 105を採用。車体には、人力と電動モーターの力がクランク軸で合わさるクランク合力タイプの「PW」ドライブユニットを搭載した。

「PW」ユニット

着脱可能な液晶ディスプレイと、電動アシストのオンオフを切り替えるスイッチユニットを車体前面に装備。液晶ディスプレイは、自転車の速度やパワーメーター(1分間のクランク回転数)、バッテリー残量メーターなどを常時表示。また、平均車速、最大車速、トリップメーター、残りアシスト走行可能距離や消費カロリーなども切り替え表示できる。スイッチユニットには、インタフェースとしてmicroUSB 2.0 Type-Bを搭載し、スマホの充電が行える。

液晶ディスプレイには様々な情報が表示される

フレームサイズはMサイズとXSサイズを用意。タイヤのサイズはどちらも700×25C。Mサイズは全長1,710mm、全幅450mm、サドル高は850mmから1,000mm、本体重量は15.4kg。適応身長の目安は162cm以上となっている。XSサイズは全長1,685mm、全幅430mm、サドル高は810mmから940mm、本体重量は15.2kg。適応身長の目安は155cm以上だ。