シャープは16日、15.6型IGZO液晶を搭載した法人向けタブレット端末「RW-16G1」を発表した。OSはWindows 8.1 Proで、解像度は3,200×1,800ドット。A4サイズのデータをほぼ原寸で表示でき、写真や小さな文字も鮮明に表示できるとする。

発売時期は2014年3月。販路は法人向けのみで、想定価格は250,000円前後。Windows 7 Professional 32bit(Windows 8.1 Proダウングレード権行使)の搭載も可能。

RW-16G1

3,200×1,800ドットの高解像度と、タブレットでは大画面の15.6型サイズに加え、12.5mmの薄さと1.25kgの軽さながら、約9時間の駆動時間を実現したことが特徴。また、本体設定を手軽に行える独自UI「QuickAgent」や、同社が同日発表した法人向けタッチディスプレイ「BIG PAD」などとデータを共有できるミーティング支援ソフトウェア「タッチディスプレイリンク2.0 Lite」も備えている。

主な仕様は、CPUがIntel Core i5-4200U(1.6GHz)、メモリが4GB、ストレージが128GB SSD、ディスプレイが15.6型ワイド(3,200×1,800ドット、10点タッチ対応)など。センサー類は、加速度/地磁気/ジャイロ/照度。NFCも搭載する。

通信機能はIEEE802.11 a/b/g/n/ac(draft)、Bluetooth 4.0+HS。主なインタフェースはHDMI×1、Mini Display Port×1、SDカードスロット×1、USB 3.0×3(うち1基は電源オフ給電対応)など。

本体サイズはW382.8×D244.5×H12.5mm、重量は約1.25kg。バッテリ駆動時間は約9時間。256段階の筆圧検知に対応したデジタイザーペンが付属する。