インターネットプロバイダー業務などを手がけるインターリンクの代表取締役 横山 正氏は6月15日、自身の社長ブログ「明日できることは今日しない」で、新gTLD「.moe」がICANNの初期審査(IE)を通過したと発表した。
ICANNはドメイン名を管理する団体で、企業や公共機関のネット利用を促進するためにgTLDの拡張を行っており、日本からはインターリンクの「.moe」以外にも、大日本印刷の「.DNP」やNTTドコモの「.docomo」、東京の「.tokyo」などが申請されている。
ICANNでは申請されたドメインを順次審査しており、2012年12月に実施された抽選で745番目の審査順位となっていた「.moe」は、6月14日(現地時間)の発表で審査結果が公表された。
横山氏のブログによると、「.moe」ドメインは他に申請した事業者がおらず、インターリンクのドメインとして確定。今後は、10月頃にICANNと契約を結んだのち、一般販売を開始する予定としている。
また、「ブランド名や地域名称ではない、誰でも登録が可能な一般名称のトップレベルドメインとして、一番最初のスタートを切ることができそう」(横山氏)とコメントしている。