ヤマハは24日、感覚的な楽曲制作を実現するiPad向けアプリ「Mobile Music Sequencer」をApp Storeにて発売した。2月28日までの発売記念価格は850円(通常価格は1,700円)。
本アプリは、フレーズパターンを組み合わせてセクションを作り、コードを指定して並べることにより、曲のアウトラインを感覚的に組み立てることができるシーケンサー。場所を選ばず曲のイメージをスケッチできるポータブル音楽制作ツールとして使用でき、楽曲はオーディオファイルにミックスダウン、SoundCloudにアップロードすることも可能となっている。
制作は、さまざまなジャンルをカバーした382種類のプリセットフレーズを組み合わせるだけでなく、ピアノロール入力によるユーザーフレーズの作成や画面上の鍵盤を用いたリアルタイム録音にも対応。また、「LOOP REMIX」機能を用いて選択されたフレーズから簡単に新しいフレーズを生み出すこともできる。さらに、汎用のスタンダードMIDIファイルとして出力し、「MOTIF XF」や「MOX」などの同社シンセサイザーで再生・編集したり、スタインバーグ社「Cubase」などの音楽制作ソフトウェアを用いて仕上げることも可能とのこと。なお、4種類の音色およびフレーズのデータパック(1セット350円)も用意されており、アプリから追加購入することもできる。