Gooleはフィードリーダー「Google Reader」のデザインを刷新し、Readerのソーシャル機能をGoogle+に移行させる。

新しいGoogle Readerの基本デザインは、すでにGoogle検索やGmail、Googleカレンダーなどで使われている。HTML5技術を活用し、シンプルで洗練された見た目で優れた操作性を実現。ボタンは大きく、また操作可能な部分が目立つようにデザインされており、キーボード/マウスで操作するPCからタッチ操作のモバイルデバイスまで幅広い機器に柔軟に対応する。

現在Reader内で提供されているソーシャル機能の多くは、Google+経由で利用する形になる。Google Readerはフィードリーダーに重点を置いたアプリになり、共有・ソーシャル機能をGoogle+にまとめられることで、各アプリ/サービスの役割が明確になる。「今日、利用できるものよりも使いやすくなるだろう。興味があれば、今すぐGoogle+にサインナップしてReader専用のサークルに備えられる」とGoogleのAlan Green氏。ただしGoogle Reader内からフォローや友人とのコメントのやり取りなどができなくなるため、Reader単体では機能削減になる。そのためGoogle Readerのデータ・エクスポート機能を、サブスクリプションや共有アイテム、友人、スターを付けたアイテムなどに拡大する。

新しいGoogle Readerは来週ロールアウトされる。