LoiLoは7日、同社のHD動画編集ソフトウェアの最新バージョンとなる「Super LoiLoScope VENUS」の提供を開始。同時に、価格8,800円のところ価格5,900円で提供する「VENUSキャンペーン」も開始した。同社Webサイトでは体験版も公開されている。

Super LoiLoScope は、同社が開発するNVIDIA CUDA、フルGPUで動作する動画編集ソフト。フルHD画質のムービーの編集・合成・出力を簡単に行うことができ、1クリックでiPod、PSP、YouTube HDなどにまとめて書き出すことも可能となる。

新バージョンとなる"VENUS"では、ドライブ上に存在する動画、音楽、写真ファイルを常に監視し一覧表示できる「メディアブラウザ」、再生動画に、直接お絵かき感覚で落書きやグラフィックができる「でこペン」や「でこスタ」を搭載。これら新機能により、さらに手軽に新鮮な感覚で映像を編集することもできるソフトとなった。同社Webサイトでは新機能を動画で公開している。

また、X0.1,X0.2,X0.5,X1,X2,X4,X8と7段階の再生スピードの調整機能、操作を記録するモードと従来のポーズ型キーフレームモードを備えるアニメーション機能、全体の透明度を変更できるトランジション機能など大幅な機能追加が行われている。

同社代表取締役杉山浩二氏は以下のようなコメントを発表している。「子供から大人まで、コミュニケーションツールとして動画で楽しむ時代がVENUSによって実現します。子供が友達と楽しくビデオに落書き、友達の誕生日に寄せ書き動画でプレゼント、自分の子に矢印をつけた運動会動画を、両親へ、余計な部分を綺麗にぼかしてBlogへ、幅広いユーザが動画で遊びだします。」

再生動画に直接"お絵かき"(同社Webサイトより)

再生動画に直接"グラフィック"(同社Webサイトより)

メディアファイルを一覧表示する「メディアブラウザ」