「思うように貯金が増えない」「老後の資金・ライフプランが心配」「今の収入で住宅ローンは組める?」といったお金の疑問やライフプランの悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。年齢や家族構成、ライフステージなどによって、さまざまなお金に関する悩みが出てきます。
お金に関する悩みを解決するには専門的な知識が必要ですし、「知人に具体的な収入を明かして相談するのは気が引ける」という人もいるでしょう。そんなときに活用する人が多いおすすめの方法が、「FP相談」です。FP相談はお金についての専門知識を持ったFP(ファイナンシャルプランナー)が、それぞれの状況や希望を聞いて適切なアドバイスをしてくれるサービスです。
本記事では、FPに相談できる内容やFP相談の利用がおすすめな人、後悔しないFP相談の選び方などを詳しく解説します。無料のFP相談のおすすめサイトも具体的に紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
FP(ファイナンシャルプランナー)相談とは?
FP相談とは、FP(ファイナンシャルプランナー)にお金に関する相談に乗ってもらうことです。FPは税金や保険、住宅ローンなど、お金について幅広い知識を持った専門家で、家計の問題や将来設計などに関する相談を受け付けています。
結婚や転職、相続など、ライフステージごとにお金に関する悩みや疑問が出てくる人も少なくありません。FP相談を利用すると、経済的な課題の解決や目標達成のためのアドバイスが受けられます。
FPに相談できる内容
FPには、以下のようなお金に関係するさまざまなことを相談できます。
- 家計管理
- 住宅ローン
- 税金
- 年金
- 保険
- 老後の生活設計・ライフプラン
- 相続・贈与
- 資産運用 など
具体的な相談内容としては、例えば「貯金をするためにお金の使い方を見直したい」「現在加入している保険が適切かどうかわからない」「子供に家を相続したいけど贈与税が心配」などが挙げられます。また、政府が投資を推奨していることもあり、「おすすめの投資方法が知りたい」といった資産運用に関する疑問を持っている人もいるでしょう。このような内容も、FPに相談できます。
相談内容によっては、税理士や弁護士などと連携しながら対応を進めるケースもあります。例えば、「節税対策によって具体的に税金をいくら安くできるのか」といった内容は、税理士が対応する範囲です。必要に応じて各分野の専門家とのネットワークを活用しながら相談に乗ってくれるので、「お金についてどこに相談したらいいかわからない」という場合は、まずはFPに相談してみてください。
FP相談の料金
FP相談は、基本的には有料です。相談1時間あたりの金額が設定されているのが一般的ですが、月額や年額で固定の金額が決まっている場合や、顧問料が設定されている場合もあり、相談先によってさまざまです。
1時間あたりの相談料は1〜2万円程度が目安で、提案書やキャッシュフロー表などを作成してもらう場合は別途費用がかかるケースがあります。また、税理士や弁護士などFP以外の専門家に対応を依頼しなければならない場合も、追加費用が発生する可能性があります。
「1時間で1〜2万円」と聞くと、「高い」と感じる人も多いかもしれません。無料のFP相談を実施しているところもあるので、まずは無料相談に足を運んでみるのがおすすめです。
一方で、最近では無料のFP相談サービスも増えています。どのように収益化しているかというと、相談者のライフプランの悩みやお金の相談をヒアリングした上で、その問題解決につながるような貯蓄商品や保険商品を提案することでマージンを得ています。「最初から有料のFP相談はハードルが高い」という方は無料のサービスでライフプランやお金の相談をしてみることをおすすめします。
FP相談がおすすめな人
FP相談がおすすめなのは、以下のような人です。
- 住宅の購入を検討している
- 子育て世帯
- 貯金したいと思っているのにお金が貯まらない
- 毎月の保険料が高いと感じている
- 老後の資金・ライフプランに不安がある
- 資産運用を始めたい など
住宅の購入を検討している人や子育て世帯は、無理のない住宅ローンの借入額や返済計画、学資保険などの保険商品についてアドバイスが受けられます。思うように貯金ができないという人は、FPに相談すると毎月のお金の流れから改善ポイントを見つけてもらえるでしょう。
保険商品や老後の生活設計についても、FPの得意とする分野です。また、FPはNISAや投資信託など資産運用に関する知識も豊富なので、「資産運用に興味があるけど、何から始めたらいいかわからない」という人もFP相談がおすすめです。
後悔しないFP相談の選び方
FP相談の窓口はたくさんあるため、「どこに相談に行けばいいかわからない」という人もいるでしょう。FP相談を選ぶときは、以下の選び方を参考にしてください。
- 得意分野で選ぶ
- 相談経験で選ぶ
- 他の専門家とのネットワークで選ぶ
- FPの持っている資格で選ぶ
- 相談できる内容の豊富さで選ぶ
- 無料か有料か?料金で選ぶ
- FP事務所の方針・理念で選ぶ
- 店舗型・訪問型・オンライン型など面談形式で選ぶ
上記の選び方について、以下で詳しくみていきましょう。
得意分野で選ぶ
先ほど紹介したとおり、FP相談ではお金に関するさまざまな相談を受け付けています。FPは人によってそれぞれ得意分野があるため、自分が相談したい内容を得意とするFPを選ぶのが方法のひとつです。
FPはお金について網羅的に知識を持っているので得意分野以外の内容も相談はできますが、やはり相談したい内容を得意とするFPに相談したほうが、より具体的なアドバイスがもらえるでしょう。
貯金の方法や毎月の支出については家計管理が得意なFP、住宅の購入については不動産が得意なFPなど、相談したい内容が明確になっている場合は、その内容に合わせてFP相談を選んでみてください。
相談経験で選ぶ
FP相談は相談経験の豊富さで選ぶという方法もあります。特にFP相談を利用するのが初めての場合は、相談実績の多いサービスを選ぶとよりわかりやすく説明してもらえる可能性が高いのでおすすめです。ライフプラン相談から住宅ローン相談、その他お金の相談まで幅広く対応してくれるでしょう。
FP相談窓口の公式サイトを確認すると、具体的な相談実績を掲載している場合があるのでチェックしてみましょう。相談実績が多いサービスはそれだけ多くの人から選ばれているということなので、FP相談を選ぶ際のひとつの判断材料になります。
他の専門家とのネットワークで選ぶ
相談内容によってはFP以外の専門家の協力を得なければならないケースもあるため、他の専門家とのネットワークを持っているかどうかを確認することも大切です。例えば、具体的な節税対策や税額計算をおこなうには税理士の資格が必要なため、税金に関する相談をしたい場合は税理士と連携して対応してもらえるFP相談を選ぶと安心です。そのほか、遺産分割や債務整理などについては、FPでも相談には乗れますが実際の手続きは弁護士でなければ対応できません。
このように、FPだけでは対応が難しい場合もあることを覚えておきましょう。家計についての相談や保険についてなど、他の専門家を必要としないケースも多いですが、税金や相続、借金などに関する相談の場合は、税理士や弁護士とのネットワークがあるFP相談がおすすめです。
FPの持っている資格で選ぶ
豊富な知識を有しているFPを見分けるための判断基準は、FPが所有している資格を確認するのも有効です。国家資格であるFP技能士(1級~3級)の中でも、1級または2級の資格を有するFPであれば、豊富な知識を持っているという一つの目安になります。
他にも日本FP協会認定資格であるAFP認定者や、CFP®認定者であることも確認しておくと良いでしょう。AFPやCFP®は、2年ごとの資格更新に所定の継続教育が義務付けられています。そのため、AFP認定者やCFP®認定者のFPは、常に知識やスキルを高水準で維持し続けていることの証明になります。
特に上位資格であるCFP®認定者は、世界25カ国・地域で認められた世界水準のファイナンシャル・プランニングサービスを提供できるプロフェッショナルであることを証明された資格です。
相談できる内容の豊富さで選ぶ
FPに相談できる内容は、お金に関する内容全般です。具体的には、ライフプラン、資産運用、税金、保険、相続、不動産、住宅資金と多岐に渡ります。
まずは、相談したい内容の分野を得意としたFPを選ぶようにすべきですが、得意分野にのみ特化したFPには注意が必要です。なぜなら、個別的な問題をクリアできたとしても、必ずしもそれが明確な人生設計に結びつくとは限らないからです。
例えば、住宅資金の相談だからと住宅ローンにのみ詳しいFPに相談してしまうと、長期的な資産運用や保険の見直しといった視点が欠けてしまう恐れがあります。そのため、特化した分野を持ちつつ、ある程度他の分野にも相談実績があるFPを選ぶことをおすすめします。
相談できる内容が豊富であれば、長期的な人生設計を視野に入れたライフプランによって、総合的な判断ができるようになるでしょう。
無料か有料か?料金で選ぶ
FPに相談する際の相談料は、既に説明した通り、無料の場合と有料の場合があります。
無料相談では、お金に関する相談だけではなく、相談した内容によっては保険などの金融商品の販売を行っています。そのため、金融商品の取り扱い企業から販売(仲介)手数料が入るので、相談は無料でも利益が出る仕組みになっています。
一方、有料のFPは相談料が発生するものの、長期的かつ総合的な視点から、将来性を第一に考えたプランニングを行ってもらえるというメリットがあります。相談料の目安は、1時間間当たり10,000円~20,000円程度を見ておくといいでしょう。将来性を加味した総合的なライフプランニングを求めているのであれば、有料FP相談を検討する価値は十分にあると言えるでしょう。
FP事務所の方針・理念で選ぶ
FP事務所のホームページには、方針や理念といった、その事務所が相談を行うにあたって最も大切にしていることが書かれていることが多いです。事務所の方針や理念は相談姿勢にも大きくかかわるためチェックが必要です。事務所の方針・理念に沿った相談と、ライフプランニングを積極的に行う姿勢をチェックすることで、顧客本位のFPなのかを見極めることができるでしょう。
また方針や理念に共感できたとしても、実際に相談を受け、本当に方針や理念に沿っているかチェックすることも大切です。
店舗型・訪問型・オンライン型など面談形式で選ぶ
FP相談には、3種類のパターンがあります。店舗に出向いて相談を受ける店舗型、自宅や指定した場所で相談を受ける訪問型、パソコンやスマートフォンの画面越しで相談を受けるオンライン型です。それぞれのメリット・デメリットを簡潔にまとめると以下のようになります。
- 店舗型
メリット:相談したい時に予約なしでも気軽に立ち寄れる
デメリット:豊富な知識を持たない担当者に当たる可能性がある - 訪問型
メリット:ネット環境に左右されず、じっくり相談できる
デメリット:予約が面倒なうえ担当者の調整が必要で、すぐ相談できないこともある
- オンライン型
メリット:ネット環境があれば、どこからでも相談できる
デメリット:オンラインですべて完結できるとは限らない
最近では、コロナ禍によってオンライン型の相談が増加しており、今後もオンライン型の相談は増えていくと予想されます。
FP相談でライフプランやお金の相談をするメリット・デメリット
ライフプランニングのプロから客観的な意見が聞ける
結婚や出産、住宅購入などの人生におけるビッグイベントには、多額の出費がつきものです。そこで具体的なライフプランを作り、将来必要となるお金の計画を立てつつ、計画に沿って実行していくライフプランニングが大切になります。
FPは、このライフプランニングのプロであり、お金に関するプロでもあります。知識が豊富なプロでも、銀行や保険会社といった組織に属する立場であれば、客観的なアドバイスは期待できないでしょう。その点、FP相談であれば、利害関係を持たないので、中立的立場から客観的な意見を聞くことができます。その結果、自分のライフプランに必要なものと不要なものの判断がしやすくなるでしょう。また、金融商品の解約や見直しありきの安易な提案やアドバイスをしないことも特徴です。
支出のスリム化で高い経済効果が得られる
ライフプランや家計管理は、計画を作った本人からすれば穴がないと思いがちです。しかし、お金に関するプロであるFPの視点で見ると無理や無駄が多いのも事実。無理な計画はいずれ破綻しますし、無駄が多ければ一向に貯蓄は増えません。
FP相談をすることで、無理な計画を見直すことや、必要のない支出を削減することによって、将来必要となる資金を計画的に準備していくことが可能になります。
自分で計画していては、一生かけても気づくとこができなかったことでも、FP相談における現状把握で課題が浮き彫りになります。
しっかりと家計管理を行っているという自覚をお持ちの方でも、日々の生活でのお金の無駄は少なからずあるでしょう。逆に、支出のスリム化をはかりながら、心配することなく自由に使えるお金を算出してくれることも可能です。
お金に関する精神的不安が軽減する
将来に備えてお金をどれぐらい用意していいのか分からない方の多くは、漠然としたお金の悩みを抱えています。また、教育資金はいつまでにいくら必要なのか、老後資金はどれぐらいあれば足りるのか、という情報は調べることが可能でもあくまで一般的な情報であり、すべてが自分自身に当てはまるという訳ではありません。
FP相談は、この漠然としたお金の悩みや解決しなければならない課題について、現状の分析や将来のシミュレーションを行うことで具体的な解決案を示します。つまり、具体的な解決案を示してもらうことによって、将来が明確に見通せるようになり、その結果お金に関する精神的不安が軽減されるのです。また、精神的不安が軽減されるだけでなく、お金のことで悩む時間も減らすことができます。
自分に合ったFPに必ず出会えるわけではない
一言でFPと言っても色んなFPがいます。自分のお金の相談に的確に対応してくれない、質の低いFPに相談してしまった結果、貴重な時間を浪費してしまった、相談ごとの解決にすら至らなかったという残念な結末になることも。
また、前述した資格を有しているから問答無用に優秀なFPだとは断定できません。なぜなら、資格は豊富な知識を持つことの証明にしか過ぎないからです。優秀なFPは、豊富な知識を持つことに加え、顧客の目線に立ち、悩みに寄り添える相談スキルを持ち合わせています。そのため多くの顧客を抱えており、相談予約が取りにくく、優秀なFPほど出会える確率が低くなる傾向にあります。
また、自分が相談したい分野の相談経験や相談実績が豊富にあるFPとなると、出会える確率がさらに低くなるでしょう。
販売手数料を目的とした金融商品を推奨される可能性も
これは、無料のFP相談に多いデメリットです。無料相談を行っているFPは、そのほとんどが金融商品の販売によって得た販売手数料を収益としています。しかし、だからこそ無料相談を可能にしているという側面もあることを頭に入れておきましょう。必ずしも無料のFP相談すべてが、顧客に不必要な金融商品をすすめる訳ではありません。ただ、次のような注意点を把握しておくだけで、ある程度は対策が可能です。
まず特定の商品だけをすすめてくることと、人気の商品だとアピールしてくる場合は注意しましょう。相談開始早々に、特定の商品を熱心にすすめる時は注意が必要です。他の商品との比較検討を渋ったり、情報が偏っていたりする時も注意しましょう。また、仮に人気の商品だとしても、それが本当に自分に必要な商品なのか、しっかり見極める目を持つことです。勧められるがまま、安易に契約してしまうと後悔することになりかねません。
有料FP相談なら相談料がかかる
これは、有料のFP相談特有のデメリットです。相談料金はFPがそれぞれ独自に設定していますが、1時間1万円程度は覚悟する必要があります。さらに、相談内容によっては税理士や弁護士などの専門機関の協力が必要となるケースがあります。そういった場合は、別途追加費用が発生する可能性もありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。1時間の相談ですべて解決できるとは限らないという点も認識は必要です。
お金の相談の第一歩!無料のFP相談おすすめ23選
無料のFP相談は多くのサービスが提供されていて、それぞれ特徴や相談できる内容が異なります。また、相談形態にも種類があり、各ショップで相談する「店舗型」、自宅やカフェなど相談場所を指定する「訪問型」、パソコンやスマホを使ってビデオ通話で相談する「オンライン型」があります。
店舗型は、自宅近くや商業施設にショップがあるところを選ぶと便利です。「自宅の近くにショップがない」「小さい子供がいて長時間の外出が難しい」といった場合は訪問型、「感染症が気になる」という人はオンライン相談がおすすめです。
ここでは、無料のFP相談を実施しているサービスを紹介するので、自分に合ったFP相談を探してみることをおすすめします。お金の相談の第一歩という風に考えましょう。
保険チャンネル
出典:保険チャンネル公式サイト
まず無料のFP相談サービスの中でも、リクルートグループ運営ということで非常に人気が高くおすすめできる「保険チャンネル」から検討してみましょう。訪問相談とオンライン相談を実施しています。保険に関する相談だけでなく、現状の家計分析やライフプランの作成、必要な老後資金や資金準備方法の提案などにも対応可能です。
訪問相談は全国47都道府県、9〜21時まで相談可能で、場所は自宅やカフェ・ファミレスを指定できます。相談予約は公式サイトの予約ページもしくは電話で行いましょう。具体的なライフプランを立てられていない場合でも、FPによる丁寧なヒアリングでライフプランを一緒に作っていけるので、気軽に相談してみてください。
保険コネクト
出典:保険コネクト公式サイト
保険コネクトは、全国の保険のプロと相談者をつなぐサービスです。生命保険・法人保険・相続相談を受け付けていて、それぞれの相談内容に応じて最適なプランナーを紹介してくれます。相談形態は訪問型で、プランナーが自宅など指定の場所に訪問してヒアリングと提案を行います。複数の保険会社の商品を扱っているので、目的に合う保険を比較しながら契約する保険を選べるのがメリットです。
提案された保険商品は必ずしも契約する必要はなく、強引な勧誘もありません。相談者からの評判が悪かったり、クレームの多いプランナーは紹介しない「イエローカード制度」があるため、安心して相談できます。
保険商品を契約する場合は申し込み手続きなども担当プランナーが代行するため、最小限の手間で最適な保険に加入できるのもメリットです。
保険見直しラボ
出典:保険見直しラボ公式サイト
保険見直しラボは、36社の保険会社の商品から最適な保険の組み合わせを提案する保険代理店です。「保険見直し」となっていますが新規加入の相談も可能で、保険の基礎知識から解説してくれるので初めての人でも安心して利用できます。
コンサルタントの業界経験年数の平均が12.1年で、経験豊富なFPが多く揃っているのもポイント。申込みから相談日までの時間が最短になるように、最短10分でコンサルタントとのマッチングが完了するスピード感も特徴です。
何度でも無料で相談でき、保険を契約するかどうかも自由に決められます。紹介された保険商品が必要ないと思ったら、契約しなくても問題ありません。コンサルタントにはお客様の立場で相談・提案を行うよう指導していて、強引な営業や失礼な対応があった場合はコンサルタントの変更も可能です。
保険のトータルプロフェッショナル
保険のトータルプロフェッショナルは、複数の保険会社の商品を組み合わせて、割安ながら保障の充実した保険プランを設計します。アドバイザーはFPだけでなく宅地建物取引士や住宅ローンアドバイザー、相続診断士など各分野の専門資格を持っていて、無駄のない保険をアドバイスしてくれます。
所属するアドバイザーは相談件数や経験年数、保険知識の熟度など厳しい基準をクリアした人材ばかりです。アンケートによる継続登録基準も設けていて、説明のわかりやすさや知識の豊富さなどの評価の高い専門家だけを紹介します。
納得いくまで何度でも無料で相談でき、提案された商品を契約するかどうかは自由です。また、万が一強引な勧誘や不適切な対応があった場合は、以降の連絡を一切禁止するストップ制度も設けています。
ゼクシィ保険ショップ
ゼクシィ保険ショップは、住まいや保険、出産など新婚夫婦に必要なライフプランニング相談を受け付けています。ライフプランシミュレーションで「いつ」「何に」「どれくらいの」お金が必要になるのかを見える化し、家計の改善や将来にどう備えておくべきかをFPがアドバイスします。
毎月の収入に応じた支出と貯蓄の割合なども提案してもらえるので、結婚後の生活もイメージしやすくなるでしょう。無料相談を利用すると、それぞれの夫婦にぴったりの収支や家計バランスがひと目でわかる家計プラン表をプレゼントしてくれるのも特徴です。
ゼクシィ保険ショップは結婚情報誌「ゼクシィ」読者のアンケートから生まれたサービスで、カップルのニーズを反映したFP相談です。結婚を控えて新生活を始めるカップル・夫婦が多く利用しています。
マネードクター
出典:マネードクター公式サイト
マネードクターは、相談者の「お金の健康診断」を行い、最適な保険商品を提案するサービスです。複数の保険会社の商品を取り扱っていて、それぞれの状況や希望に合わせて最適な組み合わせを提案してもらえます。無料相談は何度でも利用できるので、転職や結婚、出産などライフイベントごとに気軽に相談できるのがポイントです。
マネードクターでは店舗・訪問・オンラインと多様な相談形態を用意していて、相談場所を自由に指定できるのもメリットです。店舗や自宅だけでなく、カフェや勤務先なども指定でき、オンライン相談も可能なので、こちらの都合に柔軟に合わせた対応をしてくれます。
「あなたの人生のパートナーとなるサービスを目指す」と謳っていて、収支だけでなく趣味や娯楽などもヒアリングしたうえで、生涯に必要となるお金について具体的なアドバイスを実施しています。
みんなの生命保険アドバイザー
みんなの生命保険アドバイザーは、相談実績40万件以上と豊富な実績を持つFP紹介サービスです。知識と経験の豊富なアドバイザーが、それぞれの状況に応じて最適な保険選びの手助けを行います。保険商品を紹介する際にはメリットだけでなくデメリットもしっかり解説するため、納得したうえで保険商品を選べるのがポイントです。相談料は何度でも無料で、2〜3回相談する人がほとんどです。
お金の上手な貯め方や家計の節約術、将来の資産設計など、今日から役立つお金のアドバイスをしてもらえます。また、「ストップコール制度」を導入していて、万が一強引な勧誘があった場合は電話一本で担当アドバイザーの変更が可能です。
訪問型のFP相談のため、FPが近くにいない場合など一部対応していない地域がある点には注意してください。住んでいる地域が対応しているかどうかは、問い合わせが必要です。
投資のコンシェルジュ
投資のコンシェルジュは年収400万円以上の会社員限定のサービスで、FPにオンラインで投資や資産運用について相談できます。iDeCoやNISA、株などの金融商品について、投資先の業種や会社を問わずアドバイスが受けられます。「自分に合った運用方法がわからない」という投資初心者から、「過去に株で失敗した」という経験者まで幅広い人が利用していて、専属FPがより条件のよい投資先を選定してくれます。
サービスの利用には投資のコンシェルジュ公式LINEを友だちに追加し、専属FPとLINEで日程調整を行うのが特徴です。オンライン相談のためいつでもどこでも相談でき、FPのスケジュールが空いていれば登録手続きを行った当日に相談できる場合もあります。
相談者とFPの間にコンシェルジュが入るようになっていて、相談者が安心してサービスを利用できるように第三者の視点でサポートします。
ほけんのぜんぶ
出典:ほけんのぜんぶ公式サイト
ほけんのぜんぶは、保険に限らず暮らしに関わるお金について「ぜんぶ」の相談に乗っています。多彩な専門性を持ったFPが多く所属しているので、ライフステージに合わせて柔軟な提案が可能です。
相談者の都合に合わせて日時・場所を指定でき、自宅やカフェ、勤務先など利用しやすい場所で相談できます。オンライン相談も可能で、相談は24時間365日受け付けているので忙しい人でも都合を付けやすいでしょう。
ほけんのぜんぶなら、幅広い選択肢のなかからそれぞれの希望や状況に合わせて最適なプランを提案してくれます。現状が最適プランの場合は、無理に別の商品を提案することはありません。
保険クリニック
出典:保険クリニック公式サイト
保険クリニックは、相談方法の選択肢の多さが特徴です。店舗・訪問・電話・テキストチャット・オンラインで相談が可能で、電話・チャット・オンラインは専用アプリや準備が不要で、予約なしでも相談できます。店舗は全国に265店舗あり、育児や介護などで来店が難しい人のために訪問サービスも用意しています。
保険クリニックでは独自システムを採用していて、相談者の希望や状況に合わせて客観的に最適な商品のピックアップが可能。複数の商品をわかりやすく比較できるシートの作成や保険ロボアドバイザー、Web保険診断など独自サービスを多く提供しています。
取り扱い保険会社は50社と多く、そのなかから最適な保険を提案します。強引な勧誘はなく、現状プランが最適であれば継続をおすすめしているので安心です。
ライフプランの窓口
ライフプランの窓口は、100を超えるFPオフィスと連携し、全国の相談者に対応したFP相談サービスを提供しています。ライフプランの窓口の担当者は、問い合わせのあった相談者に対して、悩みやお住まいの地域などの聞き取りを行い、相談者に合った提携しているFPオフィスを無料で紹介するマッチング形態を採用しています。
相談は、訪問とFPオフィスの2種類。訪問では、自宅の他にカフェやファミリーレストランでも相談が可能です。また最寄りの場所にあるFPオフィスを案内します。
相談はいつでも無料で行えることに加え、ライフプランまで無料で作成してもらうことができます。担当するFPは、有資格者なのはもちろん、5年以上の実務経験または、100人以上の相談実績を持つ「ライフプランの窓口認定」を受けたFPですので、安心して相談できるでしょう。また、専属の担当者が長期間に渡ってサポートを行ってくれるのも魅力のひとつです。
マネーフルネス
出典:マネーフルネス公式サイト
マネーフルネスは、年収500万円以上の会社員・公務員を対象とした無料FP相談サービスを行っています。
相談はZOOMを使用したオンラインのみですが、専属のFPが相談者に合わせたマネープランを作成し、将来に渡ってサポートをしてくれます。
要望に応じて保険や家計の見直しを行ってくれますが、それなりに収入がある方を対象としているため、メインとなるのは資産運用です。
専属FPは、資産を着実に増やすため、自らが作成したマネープランのシミュレーションをもとに、相談者に合った具体的な金融商品を扱う企業をリストアップします。もちろん、納得できない場合は断ることもできますし、担当するFPを変更することも可能です。
また、悩みや具体的な相談内容がなくても、漠然としたお金の不安や疑問があれば、無料相談に応じてもらうことも可能です。
住もうよ!マイホーム
住もうよ!マイホームは、住宅相談に特化したFP相談サービスです。
住宅は人生における最大の買物です。購入よりも賃貸にすべきか、月々の支払い額の妥当性などを慎重に判断しなければなりません。
住もうよ!マイホームでは、不動産や住宅ローン相談に実績のあるFPが、無料で相談を重ねながらマイホーム計画表を作成しますので、悩みや不安が解消されるとともに、具体的なイメージが掴みやすくなるでしょう。また、住宅を購入してから後悔するようなことも防ぐことができます。
相談は、訪問とFPオフィスの2種類。訪問では、自宅の他にカフェやファミリーレストランでも相談が可能です。またFPオフィスは最寄りの場所を案内します。こちらではマイホーム計画表のみならず、ライフプランも作成してもらえます。相談から作成まで一切費用がかからないのも魅力のひとつです。
FPナビ
出典:FPナビ公式サイト
FPナビは、600人以上のFPが登録するFP検索・紹介サービスです。相談内容に応じてサービス側でFPをマッチングするサービスが多いですが、FPナビはサイト上でFPのプロフィールを確認でき、得意分野や相談メニューを見て自分でFPを指名できるのが特徴です。「自分で選ぶのが難しい」という人はオペレーターによるFPの紹介や、Webでの「おまかせ申込」も利用可能で、FPの探し方が好きに選べます。
独自の基準によって提携するFPを「専門職FP」「上級FP」「認定FP」の3つにランク付けし、より専門性の高いFPの紹介に努めています。過度な営業や失礼な対応があったときのためのホットラインを用意していて、FPの変更も可能なので安心です。
相談場所は自宅やFP事務所、カフェなど好きな場所を指定でき、オンライン相談も用意しています。相談時間は平日休日ともに10〜19時の範囲で好きな時間に利用できます。
保険見直し本舗
出典:保険見直し本舗公式サイト
保険見直し本舗は、世帯ごとに1人のアドバイザーが担当する制度を採用していて、同じ担当者に継続して相談できるので安心です。相談スタイルは店舗・訪問・電話・オンラインの4種類が用意されていて、相談者の都合に合わせて自由に選べます。店舗は全国に349店舗あり、訪問相談は自宅のほかカフェなど好きな場所を指定可能です。訪問相談は平日の夜や休日も対応しているので、予約時に日時・場所の希望を伝えましょう。
取り扱い保険会社は40社以上で、目的に合わせてオーダーメイドの組み合わせを提案してもらえます。何度でも無料で相談できるので、ライフステージの変化で保険を見直したいときなど気軽に相談ができます。
キッズスペースのある店舗も多く、キッズスペースは相談ブースから目の届く場所に設置されているので、小さいお子さんを連れての来店も問題ありません。
ほけんの窓口
出典:ほけんの窓口公式サイト
ほけんの窓口は40社以上の保険会社の商品のなかから、それぞれに合った保険を選べます。保険について専門知識を持ったFPがしっかり丁寧に説明するため、基本的な情報から教えてほしい人でも安心です。
全国798店舗を展開していてお近くの店舗が見つかりやすく、無料キッズコーナーやベビーベッドが用意されていて子連れでも来店しやすいのもメリット。女性スタッフが在籍しているので女性特有の病気についても相談しやすいでしょう。
独自システムの「ライフ・デザイン・システム」を使って提案するのが特徴で、必要な保障額のシミュレーションや客観的な保険選びが可能です。見積もりやパンフレットは一度持ち帰ってじっくり検討でき、無理な勧誘はありません。
マネーキャリア
マネーキャリアでは、ライフプラン相談と保険相談を実施しています。どちらもオンラインで気軽に相談でき、無料の出張相談も全国で対応しています。家計のやりくりや将来の資金、保険料の見直しや保険商品の比較など幅広い相談に対応していて、相談内容に合わせて専門性の高い相談員を紹介してもらえます。
取り扱い保険会社は約40社、出張相談は47都道府県で対応可能です。約30秒で入力できる申込みフォームから相談予約をし、LINEで相談したい内容のヒアリングが行われます。その後、LINEで相談日程を決めればオンラインで相談ができます。
公式LINEと友だちになるだけで無料・予約不要で参加できるオンラインマネーセミナーも開催しているので、こちらの活用もおすすめです。
ライフサロン
出典:ライフサロンの公式サイト
ライフサロンでは「ほけんの相談ショップ」と「ほけんショップライフサロン」の2つのショップを運営していて、全国で10万件以上の契約実績があります。相談形態は店舗型で、公式サイトから予約して来店します。予約が空いていれば、当日でも相談可能です。
ライフステージによって必要な保険は変わるため、契約して終わりではなく継続的なアフターフォローを実施していて、契約後も無料で何度でも保険の見直し相談などができます。1年に1度「ライフプランの日」という加入中の保険を見直す日を設定し、定期的に保障内容の確認をしてくれるのが特徴です。
「女性特有の病気について男性のプランナーに相談しにくい」という場合は、予約時に女性プランナーを希望することができます。
保険マンモス
出典:保険マンモス公式サイト
保険マンモスは全国の4500人以上のFPと提携している、無料のFP紹介サービスです。17年の実績があり、累計申込み数は57万件を突破しました。申込みをすると住んでいる地域で評判の高いFPを紹介してくれて、申込時に希望すればオンライン相談も可能です。
相談内容や家族構成、居住エリアなどをもとに独自の手法で相談者とFPをマッチングし、それぞれに最適なFPを紹介してくれます。提携FPは厳しい採用基準をクリアした人材のみなので、質の高いアドバイスが受けられます。
保険加入のサポートだけでなく、数年後の保険の見直しの際に同じFPに依頼することも可能なので、長く付き合えるFPを探している人にもおすすめ。
ほけんの110番
ほけんの110番は、店舗型と訪問型に対応した保険の代理店です。40社以上の保険会社の商品のなかから、相談者それぞれに合った最適なプランを提案し、契約の代行まで行います。相談者一人ひとりとしっかりコミュニケーションを取ることを大切にしているので、初めてでも安心して相談できます。
店舗にはキッズスペースが用意されていて、小さなお子さんを連れての来店も問題ありません。訪問や来店以外にオンライン相談も実施しているので、オンライン相談を希望する場合は専用ダイヤルから予約しましょう。
提案内容に納得できなければ契約する必要はなく、無理な勧誘は行いません。
ほけん百花
出典:ほけん百花公式サイト
ほけん百花は、全国に90店舗以上を展開している保険代理店です。ショップには、保険のプロが常駐しており、相談者に最適な保険を組み合わせた提案には定評があります。
ほけん百花では、多種多彩な保険を取り扱っており、相談者の要望に沿ったすべての商品を提案します。また、相談や見積依頼は何度行ってもすべて無料なので、納得のいくまで比較・検討ができるのも、ほけん百花のメリットです。
駅の近くやショッピングセンター内に店舗を構えていることが多いため、買物ついでや仕事帰りでも気軽に立ち寄りやすいと言えるでしょう。
相談は、店舗とオンラインの2種類。店舗では平日相談に加え、土日、祝日も夜まで相談に応じてもらうことができます。またオンライン相談は、当日30分前までに予約ができますので忙しい方にもピッタリです。スタッフは大多数が女性なので、男性には相談しにくい女性特有の悩みごとでも気軽に相談できますし、定期的な見直し提案や手続き代行などのアフターフォローも充実しています。
ブライトリンクス
ブライトリンクスは、東京都新宿区にオフィスを構え、設立して17年を超えるファイナンシャルプランニング会社です。日本初となるマネーセミナーを開催したことでも知られており、他にも金融商品仲介業や生命保険代理業を行っています。
ブライトリンクスは、ライフプラン、保険、住宅、家計、相続、資産運用と相談範囲が広いことに加え、無料のセミナーを定期的に開催していることが特徴です。特にライフプランの作成には定評があり、ライフプラン作成に関する相談は、何度でも無料で行ってもらうことができます。
新宿オフィスでの対面による相談の他、ZOOMを使用したオンライン相談も可能ですので、忙しい方や新宿まで出向くことができない方でも安心して相談できるでしょう。
さらに相談だけではなく、ライフプランも無料で作成してもらうことができます。また、ブライトリンクスで保険や投資信託を契約すると、クラブ会員として会員限定の各種イベントに参加することもできます。
LifeR(ライファー)
LifeR(ライファー)は、提携しているFPと相談者をつなぐサービスを全国展開で行っています。2,000名にもおよぶ提携FPは、ライフプランを中心に、お金に関するあらゆる内容に対応しており、相談場所や時間にも柔軟に対応できることが特徴です。
相談は、訪問とオンラインの2種類。訪問では、自宅や勤務先の他にカフェやファミリーレストランでも相談が可能です。また、オンライン相談ではMicrosoftのTeamsを使用して行います。
LifeR(ライファー)では、寄せられる口コミすべてに目を通し、無理な勧誘を行うFPや、知識・説明力が足りないFPを相談者に紹介しないことで、紹介するFPの質を高いレベルで維持しています。
将来の家計全体を考慮したライフプラン作成には少なからず時間がかかるものです。しかしライファーでは、たとえ膨大な時間がかかったとしても、FPとの相談は納得するまで何度でも行うことができることに加え、追加費用は一切かかりません。相談終了後でも、サポートやアフターフォロー体制も整っていますので、万が一不測の事態が発生しても安心です。
おすすめFP相談の比較表
サービス |
形態 |
取扱保険会社 |
特徴 |
訪問 オンライン |
28社 |
・キャッシュフロー、ライフプランの作成 |
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訪問 |
非公開 |
・全国の保険販売窓口の比較を行うサービス |
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訪問 オンライン |
36社(生命保険22社、損顔保険14社) |
・全国約70拠点で国内最大級規模 |
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訪問 |
非公開 |
・複数社の保険を組み合わせてオーダーメイドの保険プランを提案 |
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店舗 オンライン |
非公開 |
・新婚夫婦のライフプラン作成をサポート |
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店舗 訪問 オンライン |
32社 |
・店舗、自宅、勤務先、オンラインなど相談場所を自由に指定 |
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訪問 |
非公開 |
・相談実績40万件以上 |
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オンライン |
非公開 |
・専属FPとLINEで日程調整 |
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訪問 オンライン |
40社以上 |
・教育資金・家計相談・住宅ローン・老後資金・保険見直しなど幅広く相談可能。 |
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店舗 訪問 電話 チャット オンライン |
50社 |
・相談方法の選択肢が多く、スキマ時間にテキストチャットで質問も可能 |
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FPナビ |
訪問 オンライン |
非公開 |
・得意分野やプロフィール、所属事務所など条件を指定して自分でFPを探せる |
保険見直し本舗 |
店舗 訪問 電話 オンライン |
40社以上 |
・世帯ごとに1人のアドバイザーが付いて長くサポート |
ほけんの窓口 |
店舗 電話 オンライン |
40社以上 |
・全国798店舗を展開 |
マネーキャリア |
訪問 オンライン |
約40社 |
・FP紹介のためのヒアリングや日程調整はLINEで実施 |
ライフサロン |
店舗 |
39社 |
・契約後の定期的な見直しなど、充実のアフターフォロー |
保険マンモス |
訪問 オンライン |
非公開 |
・全国4500人以上のFPと提携している無料のFP紹介サービス |
ほけんの110番 |
店舗 訪問 オンライン |
40社以上 |
・それぞれの希望や状況に合わせて保険商品を提案し、契約代行まで対応 |
有料のFP相談おすすめも紹介
FPバンク
出典:FPバンク公式サイト
FPバンクは、東京都の中央区と新宿区に相談オフィスを構えており、オンライン相談も行っています。金融機関からは独立した立場のいわゆる独立系FP事務所であり、これまで10,000人以上の相談実績があります。
FPバンクでは、FPに関する資格の他に、金融商品を取り扱うことができる資格を保有しているFPが在籍しています。そのため、相談だけではなく具体的な金融商品の詳細な説明や提案も可能であるため、相談後に金融機関に出向くなどの二度手間がなくなり時間の節約にもなります。
また、様々な商品の比較検討ができますので、豊富な選択肢の中から自分に合った金融商品を選べるメリットもあります。
相談は、店舗オフィスとオンラインの2種類があり、どちらも初回相談は無料です。2回目以降は、90分×3回の相談で税込5,500円かかりますが、平均相場と比較してもお手頃な料金設定と言えるでしょう。また、相談料は店舗オフィス相談、オンライン相談ともに同一料金です。
FP Cafe
出典:FP Cafe公式サイト
FPCafeは、お金の相談パートナーに個別相談をしたり、相談事例を投稿・閲覧したりできるサービスです。大変便利なサービスですが、利用するためには、無料の会員登録が必要です。しかし、会員登録さえしてしまえば、個別相談以外はすべてのサービスを無料で使用することができます。
お金の相談パートナーとして登録されているメンバーは、全員が女性であることに加え、FPや弁護士、税理士などの士業として活動している専門家ですので、幅広い相談内容にも対応することができます。
相談事例を投稿・閲覧ができる「みんなのマネー相談」には、検索機能があり、似たような悩みについての回答を閲覧することで、自分の悩みを解決することにも役立つでしょう。
個別有料相談は、電話・メール相談(1回税込3,300円~)と面談・Skype(1時間税込5,500円~)の2種類。料金は、お金の相談パートナーの実績やキャリアによって変わります。
家計アイデア工房
家計アイデア工房は、FPサービスの提供・紹介やマネーセミナーを提供するサービスを行っています。また家計アイデア工房の代表が、相談員としても登録しているFP会社㈱フローリストにて、個人の方向けに相談を受付けています。
こちらでは、ライフプラン、保険見直し、資産運用などの個別相談メニューが用意されており、相談料はメニューによってそれぞれです。
例えば、家計の見直しメニューであれば、家計の現状把握と改善プランの提案に6か月間のアフターフォローサービスがついて税込55,000円で提供しています。
相談メニューに迷う方には、初回相談(50分)をおすすめします。なぜなら初回相談の結果、悩みが解決する場合がありますし、個別相談メニューに移行した場合は、初回相談料3,300円を割り引いた料金で相談メニューが受けられるからです。メニューに関連性のない相談についても、スポット相談(60分)税込6,600円がありますので、気軽に相談することも可能です。
FP相談ねっと
出典:FP相談ねっと公式サイト
FP相談ねっとは、個人向けのFP相談と法人向けのセミナー、研修を行うサービスを提供しています。個人向けのFP相談では対応エリア、または相談内容を検索することで、全国で登録されている相談ねっと認定FPを探すことができます。
認定FPとは、FP相談ねっとの代表者が主催する、日々新しくなる制度や情報についての学習会におけるカリキュラムを経て、相談能力があると認定されたFPです。最新の情報や知識を得るために日々研鑽を行っているFPだけが、認定FPとして登録されているので、優秀なFPが揃っていると言えるでしょう。
相談は店舗オフィス、オンラインの2種類。ただし、認定FPによっては相談形態が変わる場合がありますので、事前確認を行ってください。
FP知恵の木
出典:FP知恵の木公式サイト
FP知恵の木は、時間無制限の相談とパッケージ化した相談パックが特徴です。対面、またはオンラインによる相談を時間単価ではなく、1回税込9,000円で提供しているので、時間を気にせずじっくりと相談ができます。
対面相談は東京都内10ヶ所、八王子、多摩、熱海2ヶ所の合計14ヶ所の相談所を用意しています。パッケージ相談では、相談内容に応じて6種類を提供しています。
例えばライフプランを作成する「未来設計図」では、保険や住宅ローン、老後資金など40年に渡る家計のシミュレーションを行い、今後の見通しが一目でわかる設計書を税込52,500円で作成してくれます。また、作成するだけでなく1年間の無料相談が付いてくるので、後に気になる疑問が湧いた時でも追加費用を気にすることなく相談できるメリットがあります。
他にも500円電話相談や無料メールセミナーなど、個性的なサービスを展開していることも特徴のひとつです。
住まいと保険と資産管理
住まいと保険と資産管理の特徴は、住宅購入、保険見直し、資産運用と3つの悩み解決に特化した「パッケージ型」サポートパックを提供している点です。
住宅、保険、資産運用の3分野は、専門性が問われる分野であり、専門知識を持たない個人では、販売業者に勧められるがまま契約している人も少なからずいることでしょう。その結果、自分に適している商品ではなかったと後悔することになります。
一方サポートパックでは、相談者の希望・要望についてしっかりとヒアリングを行い、課題の抽出をした後に、課題解決に向けた具体的なプランの作成と提案を行っていますので、相談者は、自然と自分に適した商品を選ぶことにつながるでしょう。
またプランの作成後は、プラン実行のサポートを行うアフターフォローも提供しています。初回相談(45分税込3,000円)は、住宅・保険・資産運用のみならず、お金に関する不安や悩みすべてに対応していますので、気軽な相談でも可能です。
横浜FP事務所
出典:横浜FP事務所公式サイト
横浜FP事務所の代表を兼ねるFPは、相談件数3,000件を超える豊富な実績を持っており、一人ひとりの相談者に対応しています。
得意としている相談内容は、保険の見直し、住宅ローンや住宅購入、教育・老後資金です。それぞれのテーマに特化したお得な相談パックを、初回相談の方に限定して提供しています。
相談形態は店舗オフィス、訪問、オンラインの3種類。相談所オフィスは、横浜市に2ヶ所あり、訪問エリアは東京都と神奈川県の一部地域です。
FP相談に関するQ&A
最後に、無料のFP相談に関するQ&Aを紹介するので、チェックしておきましょう。よくある疑問として、次の3つを紹介します。
- なぜ無料で相談できるの?
- FPに相談する場合、何を準備すればいい?
- FP相談の流れとは?
それぞれの疑問に対して、以下で回答します。
なぜ無料で相談できるの?
無料のFP相談は、金融商品の販売につながったときに保険会社や証券会社から販売手数料として費用が支払われる仕組みになっています。FP相談を利用した人が生命保険や投資信託などを購入すると、FPは手数料として収入を得られるため、相談者は無料で利用できます。
FPは、金融機関に所属する企業系FPと、FP事務所に勤めたり自ら起業したりしている独立系FPの大きく2種類に分かれます。家計相談やコンサルティングなど、金融商品の販売を目的としない独立系FPは、販売手数料による収入がないため相談自体が有料のケースが多いです。
ただし、独立系FPでも保険商品を主に取り扱っている場合などは、無料相談を実施しています。このように、FP相談を無料で利用できるのは、金融商品の販売によって収入が発生するからだと覚えておきましょう。
FPに相談する場合、何を準備すればいい?
FPに相談するときに用意しておくべきものは、相談内容によって異なります。相談内容に合わせて、以下のような書類を準備しておきましょう。
相談内容 |
準備すべきもの |
家計相談 |
・家計簿 |
住宅ローン相談 |
・家計簿 |
保険相談 |
・加入中の保険証券 |
老後資金の相談 |
・ねんきん定期便 |
家計簿や源泉徴収票、銀行口座の残高など、現在の収支の参考になる書類は、相談内容に関わらず用意しておくと安心です。住宅ローンや老後の資金についての相談は、将来もらえる想定の年金額が分かるとより具体的なシミュレーションができるため、ねんきん定期便も用意しておきましょう。
そのほか、保険相談なら現在加入中の保険に関する書類や、各種ローンなどの借り入れがある場合は毎月の返済額がわかるものも必要です。
FP相談の流れとは?
FP相談を利用するときの具体的な流れは、以下のようになります。
- 利用するFP相談を探す
- 電話や予約フォームなどから希望の日時を予約する
- 必要な書類を用意する
実際に相談するときには、主に以下の流れで進みます。
- FPに希望を伝える
- 現状の把握と分析
- 具体的なプランや改善案の提示
- 必要に応じて手続きなどの支援
相談の当日は、はじめに「貯金を増やしたい」「毎月の保険料を安くしたい」「今の収入で家を購入した場合のシミュレーションがしたい」など、相談に来た目的や希望を伝えましょう。その内容を踏まえて、FPが家計簿などの書類から現状を分析し、具体的なプランや改善案、おすすめの金融商品などを提示してくれます。
現状の改善のために各種手続きや他の専門家の協力が必要な場合は、アドバイスや他の専門家の紹介など状況に合わせて支援も受けられます。
少しでもお金の心配がある人にはFP相談がおすすめ!
家計管理や貯金、保険や税金など、お金について心配事や疑問を抱えている人も多いのではないでしょうか。お金に関して少しでもわからないことや不安なことがあるなら、FP相談を活用してみましょう。FPはお金に関する幅広い知識を持っているので、一人ひとりの状況に合わせてアドバイスをしてくれます。
FP相談は無料で利用できるサービスが多く、無理な勧誘をしないと公表しているところも多いので、まずは気軽に相談してみてはいかがでしょうか。本記事で紹介した17のサービスのなかから、自分に合ったFP相談を探してみてください。