日本企業における働き方改革の取り組みが加速しているなか、必須となるのが、ICTを活用したテレワークやモバイルワークだ。前回に続き、働き方改革の実現に向けたテレワーク/モバイルワークの推進に当たっての、抑えるべきポイントや効果的なソリューション活用法などについて、サテライト環境での企業支援サービスを展開するサテライトオフィス ソリューション事業部 プロジェクトマネージャー、岡 裕明氏に話を伺った。

サテライトオフィス ソリューション事業部 プロジェクトマネージャー
岡 裕明氏

株式会社サテライトオフィス(旧:株式会社ベイテックシステムズ)の創業メンバーで2000年からソリューションチームの総括責任者。2008年に、いち早くクラウドコンピューティングの可能性に注目し、G Suite(旧名:Google Apps) 、Office365 、LINE WORKSなどの立ち上げを担当。G Suite の導入・アドオン提供の実績はこれまで3万社以上。「サテライトオフィス」ブランドでLINE WORKSの普及に尽力。

提供:サテライトオフィス

サテライトオフィスはなぜ「Cisco Umbrella」に注目したのか?

DNSの名前解決を応用することで、インターネット上の脅威を最前線で防御できる「Cisco Umbrella」。同サービスを販売しているサテライトオフィスは、1998年の設立以来、サテライト環境でビジネス展開する企業にむけた支援を長年実践してきた企業だ。

最近では、G SuiteやOffice365、LINE WORKS、Workplace by Facebookなどのクラウドコンピューティングに特化したソリューションを展開。同社サービスを利用する企業は2万9610社、613万アカウントに達しており、その規模も大企業から数人レベルのSOHOまで幅広い。

豊富な実績を持つ中で、岡氏は「近年は『働き方改革』の実現を目指すお客様の支援も増加していますが、そこではいかにセキュリティを確保するかが重要になってきます」と、クラウド利用におけるセキュリティの重要性について触れる。こうした「クラウド」×「働き方改革」に精通しているサテライトオフィスが、クラウド・セキュリティ・プラットフォームとして選んだのが「Cisco Umbrella」だ。

クラウドサービスを使って社内・社外を問わず日頃の業務を遂行するようになると、自然とネットワークへの依存度は高くなる。当然そこではセキュリティの担保が必要になるが、従来は、そこに”ネットワークのパフォーマンス”が問題として存在していた。というのも、一般的に採用される「社外から社内ネットワークにVPNでアクセスし、合わせてクライアントPCではフィルタリングエンジンを用いる」という手法の場合、実利用の環境ではどうしてもレスポンスが遅くなってしまうために、ユーザーへストレスを与えてしまいがちとなるのだ。また、IT部門にしても、PCの入れ替えのたびにセットアップが必要になるなど、大きな負荷となってしまう。

しかし「Cisco Umbrella」であれば、前回紹介したように、セキュリティの担保を容易に実現しつつ、ユーザーの利便性もほとんど損なわずに済む。岡氏は、「『Cisco Umbrella』はモバイルワーク/テレワークにまつわる従来からの課題を一気に解決できるソリューションであり、これを取り扱うことは当社にとって極めて魅力的でした」と、販売に至った経緯について説明する。

自社での検証により、「Cisco Umbrella」の高い精度を実感

サテライトオフィスでは「Cisco Umbrella」の販売を開始する前段階で、自社導入による検証も実施。利用を開始してからわずか3日という期間で、その効果を実感する出来事が起こったという。わずかな期間で、セキュリティ的にグレーといえる端末が2台、社内にあることが判明したのである。

岡氏はこの検証結果について、「当社ではセキュリティソリューションも提供するため、日頃よりかなり高度なセキュリティ対策を施していました。それでも人間の目では見抜けなかったリスクを『Cisco Umbrella』が即時に発見したことに、正直驚きました。堅牢性や導入・運用の容易さ、利便性の高さに加えて、即効性も実感できたことで、これなら多くのお客さまに強くおすすめできると確信しました」と高く評価する。

シスコシステムズでは、常に世界規模でドメインを監視して、情報の更新を続けている。IPアドレス調査をするなかで、何か怪しい様子があればすぐに名前解決の拒否対象とするため、「Cisco Umbrella」は未知の脅威であってもブロックすることが可能といえよう。 「世界中に張り巡らされたシスコシステムズの監視網のもとであらゆるマルウェアを集中管理できるため、これまではどうしても後手に回りがちだった未知の脅威に対しても先手の対策を打つことができるようになります。しかも利用する側にまったく手間はかかりませんので、業務へ専念することが可能です。今後、クラウドサービスを使う際のセキュリティ製品の中核という位置づけとして、より多くの企業に広めていきたいと考えています」(岡氏)

「Cisco Umbrella」の取り扱い開始によって、働き方改革の支援体制をより強固なものにしたサテライトオフィス。次回は、実際に「Cisco Umbrella」を導入するにあたって何を行えばいいのかについて、ステップを追いながら解説したい。

サテライトオフィス


■クラウド環境でのビジネス支援に特化したインターネットシステムソリューションベンダー■

さまざまなビジネスモデルに最適なソリューションパッケージを開発し、ユーザー目線に立った戦略の企画・提案を行っています。業界No.1の導入実績を持つG Suite(旧 Google Apps)をはじめ、Office365、LINE WORKS(旧 Works Mobile)など、クラウドコンピューティングに関わるビジネスの可能性を追求しています。

●●Cisco Umbrella無償トライアル利用 受付中!!●●

提供:サテライトオフィス

[PR]提供: