ディスプレイのsRGBカバー率は95.4%、キーボードはフルサイズクラス

mouse K7」のディスプレイは17.3型フルHD液晶(1,920×1,080ドット、ノングレア)。細かなスペックは公表されていないので、カラーキャリブレーション機器「i1Display Pro」と色度図作成ソフト「ColorAC」で実測したところ、sRGBカバー率は95.4%、sRGB比は96.1%という値が出た。ノートPCとしては標準的な色域だ。

とはいえ、17.3型というディスプレイサイズはやはり快適。15.6型と比較すると約23%広いので、長時間のPCワークでも目の疲労が格段に軽減される。もちろんゲームをプレイする場合の迫力も段違いだ。

  • 17.3型フルHD液晶(1,920×1,080ドット)の表面処理はノングレア(非光沢)。照明などの映り込みがほとんど気にならない

  • 実測したsRGBカバー率は95.4%、sRGB比は96.1%。ノートPCとしては標準的な色域を備えている

100万画素Webカメラについては実際にテストしてみたところ、室内灯下でも明るく、自然な発色で撮影できることを確認できた。なお筆者の部屋で撮影した際には、「HDR pro」を無効にしたほうが実際に近い色で写った。Windows標準のカメラアプリに限らず、Webカメラを利用する際にはさまざまな画質設定を試すことをおすすめする。

  • ディスプレイ上部には100万画素Webカメラとデュアルアレイマイクが内蔵

  • Windowsの「カメラ」アプリで撮影。100万画素Webカメラは室内灯下でも明るく、自然な発色で撮影できる。なお「HDR pro」は無効にしたほうが実際に近い色で写った

本製品のキーボードはテンキー付きの104キー日本語仕様。キーピッチは約19mm、キーストロークは約1.8mmが確保され、キーとキーの間に隙間のあるアイソレーション仕様だ。パームレストが広く、どっしりと手首を預けられるので、快適にテキスト入力できると感じた。

ちなみに本製品は、バックライトとして1ゾーン設定対応のRGB LEDが内蔵されている。統合ユーティリティー「Control Center 3.0」で15色から発光色を選択可能だ。ゲームをプレイする際にイメージに合わせた色にセッティングすれば、気分を盛り上げてくれること間違いなしだ。

  • テンキー付きの104キー日本語キーボードのキーピッチは約19mm、キーストロークは約1.8mm

  • キーとキーの間に隙間のあるアイソレーションタイプのキーボードなので、誤入力は起こりにくい

  • 1ゾーン設定対応のRGB LEDが内蔵されており、15色から発光色を選択可能だ

  • タッチパッドの面積は実測151×91mm。3本指ジェスチャーはもちろんのこと、Webページ、ドキュメント、画像のピンチイン、ピンチアウト操作も容易だ