ひと口にPCといっても、持ち運べるモバイルノートPCから据え置き型のデスクトップPCまでさまざまなタイプの製品があります。そのため「仕事用PCが欲しいけれど、どれが自分に合っているのかわからない」と迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。そんなあなたにおすすめしたいのが、利用シーン別に候補を絞り込むこと。テレワークがメインなのか、データ分析のような負荷の高い作業をしたいのか、文書作成などの事務作業が中心なのかで、ピッタリの製品も変わってくるからです。

そこでここでは、それぞれのシーンにぴったりなPCをピックアップしてご紹介します。いずれもビジネスシーンに欠かせない「オフィスソフト」がインストール済みの状態を選択でき、買ってすぐにWordやExcel、PowerPoint、Outlookなどの定番アプリを使い始められるのもポイントです。ぜひPC選びの参考にしてみてください。



頻繁にテレワークをするという人には……「Endeavor NA710E」

  • ■Endeavor NA710E (人気の構成価格:207,900円/税込)【基本スペック】OS:Windows 11 Pro 64bit、CPU:インテル® Core™ i5-10210U プロセッサー、メモリー:8.0GB、ストレージ:256GB M.2 SSD、無線LAN:Wi-Fi 6(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n準拠)+Bluetooth 5.1、液晶ディスプレイ:14型 フルHD液晶(1920×1080)、その他:Microsoft Office Home and Business 2021

「Endeavor NA710E」は、画面の見やすさと持ち運びやすさを両立したモバイルノートPCです。14型フルHD液晶ディスプレイを搭載しながら、厚み約16.5mm、質量約910gという薄型軽量ボディを実現しているのが大きな特徴。本体にマグネシウム・アルミニウム合金を使用しており、天面耐圧約200kgfと剛性が高いので、バッグなどに入れて気軽に持ち運べます。会社のオフィスや自宅、コワーキングスペースなど、場所にとらわれずに仕事をすることが可能で、テレワークにはまさにピッタリの製品です。

おすすめ構成の場合、CPUはインテルのCore i5-10210Uプロセッサー、メモリは8GB、ストレージは256GBのM.2 SSDが搭載されています。オフィスソフトを使うには十分な性能で、写真編集などのクリエイティブ系業務にも対応しています。さらに画像を編集しながらPowerPointでプレゼン資料を作成するというような複数のタスクの同時処理(マルチタスク)も快適に可能。より負荷の高い作業を効率よく行いたい場合は、CPUにCore i7-10510Uプロセッサーを選択し、メモリやストレージ容量を増やすなど、さらにハイスペックにカスタマイズしても良いでしょう。

ディスプレイ上部にはWindows Hello対応のカメラが内蔵されており、高精度な顔認証やビデオ通話、オンライン会議などに利用できます。またノイズキャンセラー搭載デュアルマイクや1.5Wステレオスピーカーも装備しているため音声がクリアで聞き取りやすく、ヘッドセットなどを使わなくても通話相手と円滑なコミュニケーションが行えます。最大通信速度2.4Gbpsの高速なWi-Fi 6に対応しているのもテレワークには心強いポイントです。

薄型の本体ですがインタフェースは充実。最近主流になりつつあるUSB Type-Cをはじめ、汎用性の高いUSB Type-Aや、外付けディスプレイを使う際に便利なHDMI、スマートフォンやデジタルカメラとデータをやり取りする際に役立つmicro SDカードリーダーなどが搭載されています。USB Type-Cは映像出力と電源供給(USB PD)に対応しており、「LD16W61」のようなUSB PD対応のモバイルディスプレイならケーブル一本で本製品から電源を供給しながら映像を表示することも可能。マルチディスプレイで業務効率を高めたい場合にとても便利です。

  • インタフェースは、右側面にmicro SDカードリーダー、ヘッドホン入力/マイク出力、USB3.2 Gen1(Type -A)、左側面にACアダプターコネクター、HDMI、USB 3.2 Gen2(Type-A)、USB 3.2 Gen2(Type-C)が搭載されています

キーボードは、キー同士の間隔が19.1mmと余裕があってタイピングしやすく、テレワークで文書を作成する際も作業が捗ります。タッチパッドはクリックボタン一体型でスペースが広いため、カーソル移動やドラッグ&ドロップなどの細かい操作もしやすいのも嬉しいポイント。

またディスプレイを180度開くことができるため、打ち合わせなどで対面相手と画面を共有しやすいのも便利なところです。

バッテリー駆動時間が約15.5時間と長いため、コンセントが近くにない場所や出先で仕事をしたい場合も残量を気にせず業務に集中できます。30分ほどの充電で約8時間の動作が可能になる急速充電機能に対応しているので、ちょっとした空き時間に必要な容量を充電できるのも心強いポイントですね。場所にとらわれず仕事をしたいテレワーカーには、とくにおすすめできる製品です。

▼「Endeavor NA710E」をもっと詳しく知りたい!

自宅で使うことが多く、出先に持ち出すのは少なめという場合は、ひと回り大きなディスプレイを搭載した「Endeavor NL1000E」もおすすめです。15.6型液晶パネルを搭載しながら狭額縁デザインの採用で薄型コンパクトを実現しており、十分なスペースが取れない場所でも作業しやすいのが特徴。質量が約1.80kgと軽量でバッテリー駆動も最大約15.4時間と長時間なので、出先に持ち運んで作業するのも良いでしょう。基本性能も高く、第11世代インテルCoreプロセッサーや転送速度の速いPCI Express x4対応のM.2 SSDなどを搭載しています。またテンキーを標準装備しており数値入力がしやすいので、Excelなどの表計算ソフトを多用する人もぜひ注目してみてください。

▼「Endeavor NL1000E」をもっと詳しく知りたい!

データ分析などの高負荷作業をするという人には……「Endeavor SG100E」

  • ■Endeavor SG100E(人気の構成価格:193,600円/税込)【基本スペック】OS:Windows 11 Pro 64bit、CPU:インテル® Core™ i5-10500T プロセッサー、メモリー:16.0GB、ストレージ:256GB M.2 SSD、無線LAN:なし、液晶ディスプレイ:なし、その他:NVIDIA® GeForce® GTX 1650、Microsoft Office Home and Business 2021 ※ディスプレイは別売りです

「Endeavor SG100E」は、コンパクトながら妥協のない性能を追求したセパレートタイプのデスクトップPCです。容積約2.8リットルという超小型サイズにもかかわらず、ハイエンド向けの高性能なプロセッサーやグラフィックスボードを搭載できるのが大きな特徴。またストレージは高速なM.2 SSDを2基まで搭載できるうえ、RAID構成にしてシステムの信頼性を高めることも可能です。データ分析のように、マシンのパフォーマンスや安定性が求められる用途にはピッタリの製品です。

CPUはインテルの省電力デスクトップPC向けプロセッサー「Tシリーズ」が採用されており、エントリー向けのCore i3-10100Tからハイエンド向けのCore i9-10900Tまで、幅広いラインアップから必要な性能に合わせて選択可能。なかでもCore i9-10900Tは、パソコンの頭脳にあたるCPUコアが10個もあり同時に20のタスクを並行処理できる高性能なもののため、大容量のファイルの処理もサクサク快適に行えます。

グラフィックスは、CPU内蔵のインテルUHDグラフィックス630だけでなく、動画再生・3Dグラフィックスに強いNVIDIA GeForceシリーズ(GeForce GTX 1650及びGeForce GT 1030)や、3D CAD・CG向けのNVIDIAプロフェッショナルシリーズ(RTX A2000及びT1000、T600)などのグラフィックスボードを選んで搭載することもできます。データ分析や画像の編集・加工、動画のレンダリングやエンコードなど、用途に合わせてグラフィックスボードを選べば、負荷が高く時間がかかる業務をストレスなくこなせるのが嬉しいです。

小型ながらインタフェースが充実しており、さまざまな周辺機器をつないで使えるのも大きな特徴です。とくに映像出力ポートは豊富で、HDMIとDisplayPort、USB Type-Cが標準搭載されています。グラフィックスボード搭載時はそれに加えて最大4ポートがプラスされるため、標準搭載されているものと合わせると最大7画面まで同時出力することが可能です(ただし標準搭載のポートを有効にするには設定変更が必要)。業務効率を高めるために複数のディスプレイをつないでマルチモニター環境を構築したい場合も、容易に実現できます。

  • インタフェースは基本構成の場合、前面にUSB3.2 Gen2(Type-A)、USB3.2 Gen1(Type-A)、USB3.2 Gen2(Type-C)、メモリーカードスロット、マイク入力/ヘッドホン出力が、背面にUSB3.2 Gen2(Type-A)、USB3.2 Gen1(Type-A)×2、Thunderbolt3、DisplayPort、HDMI、LANが搭載されています

このほか、メモリが最大64GBまで搭載でき、有線LANポートを追加できるなど、カスタマイズの柔軟度が高いのもポイント。また手元で本体のオンオフを操作できる外付け電源スイッチをオプションで搭載可能なため、本体の設置場所を選ばないのも魅力的です。データ分析などのパワーが必要な業務を行うユーザーだけでなく、使い勝手の良い省スペースデスクトップPCを探している人に広くおすすめできる製品です。

▼「Endeavor SG100E」をもっと詳しく知りたい!

文章作成などの事務作業をメインに行うという人には……「Endeavor ST50」

  • ■Endeavor ST50(人気の構成価格:149,380円/税込)【基本スペック】OS:Windows 11 Pro 64bit、CPU:インテル® Core™ i3-1115G4 プロセッサー、メモリー:8.0GB、ストレージ:256GB SSD、無線LAN:Wi-Fi 6 (IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n)無線LAN+Bluetooth 5.1、液晶ディスプレイ:なし、その他:Microsoft Office Home and Business 2021 ※ディスプレイは別売りです

「Endeavor ST50」は、省スペース性とパフォーマンスの高さを両立したデスクトップPCです。手のひらに乗るくらいコンパクトな本体に、オフィスソフトを実行するのに十分な性能を搭載。快適に文書作成ができます。縦置き用スタンドと横置き用のゴム足が標準添付されており、設置の自由度が高いのも特徴。オプションで「液晶ディスプレイ・PC本体一体型構築キット」や「一体型構築キット」も用意されているため、ディスプレイの裏側に取り付けて一体型PCのように使ったり、壁掛けとして使用したりすることも可能です。スペースの限られたオフィスでの使用や 、机の上を広々と使いたい場合にはまさにピッタリ。紙の書類を置く場所が確保できるためファイリングやデータ入力などもしやすく、事務作業を効率的に行いたい人におすすめのモデルと言えます。

CPUは省電力性に優れたインテルCeleron 6305 プロセッサーから、処理性能の高いインテルCore i5-1135G7プロセッサーまで3種類の中から選んでカスタマイズできます。Celeronの場合はファンレスにすることも可能なので、排気でホコリを撒き散らす心配を減らせます。

こちらも小型サイズにもかかわらずインタフェースは豊富で、本体前面にUSB 3.2 Gen2(Type-A)×2、USB 2.0、ヘッドホン・ヘッドホンマイク共用入出力が、背面にLAN、DisplayPort、HDMI、USB 3.2 Gen1(Type-A)、USB 3.2 Gen2(Type-C)×2が搭載されています。背面のUSB Type-Cは両方ともディスプレイ出力に対応しているので、DisplayPortとHDMIを含めると最大で4画面に出力可能。そのため、複数のディスプレイをつないでマルチモニター環境にすれば業務の効率化も期待できます。

なお、HDMIは電源連動機能に対応しているため、ディスプレイ側がサポートしていれば、ディスプレイの電源ボタンでPCのオン/オフを行うことが可能。またオプションで外付け電源スイッチを選択すれば、手が届きにくい場所に設置した場合でも手元で電源制御ができて便利です。

  • インタフェースは本体前面にUSB 3.2 Gen2(Type-A)×2、USB 2.0、ヘッドホン・ヘッドホンマイク共用入出力が、背面にLAN、DisplayPort、HDMI、USB 3.2 Gen1(Type-A)、USB 3.2 Gen2(Type-C)×2、ACアダプターコネクターが搭載されています

本体カラーはホワイトとブラックの2種類が用意されており、好みの色を選択できるのも嬉しいポイント。設置環境に合わせて目立たない色を選べば、よりデスク周りをスッキリした印象にできます。オフィスでの事務作業や在宅ワークはもちろんですが、来客の目が気になる受付業務などで使いたい場合にもおすすめできる製品と言えますね。

▼「Endeavor ST50」をもっと詳しく知りたい!

いずれも万が一製品が故障した場合でも、土日を含めて1日で修理を完了して製品を返送する「1日修理」などの手厚いサポートが受けられるのもエプソンダイレクトならでは。用途や利用シーンと照らし合わせながら、ぜひあなたにピッタリのお仕事PCを見つけてみてください。

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