筆者はマイナビニュースで日々記事を書いているフリーランスのライター。

ある日、仕事に疲れたのでフリーランスの特権を生かしていつものように部屋でだらだらしていたところ、マイナビニューススタッフから1本の電話がかかってきた。

筆者くらいになると、電話の音でもうわかる。これは何か、特殊な案件の依頼だと……。

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はい、山田井です。

あ！ 山田井さん！ ちょっと特殊なお願いがありまして……。

ほらね！

え？

いえ、なんでも。……どうしたんですか？

実はですね、スマホメーカーのOPPOから新しいスマホが発売されるという情報をキャッチしたんです。

おー！　あのOPPOですか！　それは楽しみですね（なんだ、そんなに特殊な話でもなさそうだぞ）。……で、どんなモデルなんですか？

それがですね……うーん……とりあえず、明日弊社にお越しいただけますか？　そのときに話しますので。

……？

なんだか奥歯に物が挟まったような話し方が気になるが、OPPOの新作スマホとなればこれはぜひ手にとってみてみたい。OPPOのスマホは毎回ユーザーをワクワクさせてくれるので、筆者もとても楽しみにしているのだ。

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～翌日～
ということで、マイナビニュースにやってきましたよ。

山田井さん、わざわざありがとうございます。

いえいえ。で、OPPOの新作スマホはどこですか？　さっそく触らせてください！

いえ……それがですね……まだ、実物はここにはないんです。

えっ!?　じゃあ何で僕は今日呼び出されたんですか？

でも大丈夫です！……実物はないんですが、OPPOさんから“ヒント”をもらっているんで。

ヒント……？

これは一体……？

これは、OPPOの新作スマホのペーパークラフトだそうです。

ぺ、ペーパークラフト!?

このヒントから、山田井さんにはOPPOの新作スマホがどんなものになるのか、予想して記事を書いてほしいんです。

僕も長年マイナビニュースで無茶振りされ続けてきましたけど、ペーパークラフトから実機を予想しろって言われたのは初めてですよ！

（無言の笑顔）

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……ということで、実機をされると思ってウキウキでかけていったら、まさかのペーパークラフトを渡される予想外の展開になってしまった。

まぁしかし、本当に手がかりはこのペーパークラフトしかないということらしい。よし、そういうことなら1つ、やってみようじゃないか！

OPPOからもらったヒントを解読してみよう！

  • ※画像をクリックすると拡大画像が表示されます

とりあえず、ペーパークラフトの解説文からわかるのは、OPPOの新作スマホは「Reno A」シリーズだということ。

OPPO Reno Aシリーズとは……

高品質なカメラやディスプレイ、長時間もつバッテリー、優れた操作性やスタイリッシュなデザインなどを備えつつ、手に取りやすい価格を実現した、お客様に寄り添うモデル。日本市場向けにおサイフケータイ機能や防水防塵機能も備えるなど、とにかく高次元でバランスが取れており、満足度の高いスマートフォンだ。

……そんなReno Aシリーズの新作というのだから盛り上がらないわけがない！

さらに、
「長時間使用しても安心なバッテリー」「万が一に備える強固な筐体」
との記述が。これは新作スマホの大容量バッテリーや防水防塵を示唆しているのではないだろうか？

両方ともOPPO Reno Aシリーズも搭載されていたが、バッテリーはもしかしたら容量アップの可能性もあるかもしれない。

疑惑①：大容量バッテリーや防水防塵は引き続き搭載。

あとは気になるのが、「長年使っても衰えにくいサクサク感」という文字。これまでの「Reno A」シリーズでも謳われてこなかった表現に、新作スマホへの期待感が一層高まる。

解説文から読み取れるのはこれくらいだろうということで、ペーパークラフトの組み立てをすることにしよう。

  • 組み立てスタート！　慎重に切り抜いてっと……

  • 取れた～～～！（旅行先でよく見るパネルみたい）

  • そして組み立てて……

  • 完成しました！！！！！！（ちょっとテンション上がってる）

さて、それではさっそく見ていこう。
まずはサイズ感から。ペーパークラフトのサイズは、おそらく実物と同じはず。ということは、ペーパークラフトを採寸すれば、本体のサイズ感がわかるということだ。

ふむふむ……だいたい横幅7cm、縦幅16cmくらいといったところか。ということは、前モデルのReno5 Aとほとんど同じですな。これなら前モデルから乗り換える人も違和感はないだろう。

疑惑②：サイズは前モデルのReno5 Aとほとんど同じ？

次に厚みだが……ん？　7mmちょいくらい？　前モデルが8.2mmだったから明らかに薄くなっているぞ？

ペーパークラフトだから紙の厚みが誤差になっている？　いやでも、こんなに誤差が出るとは思えない。ということは、本当に薄くなっているのかもしれない。数mmの違いはスマホで考えるとけっこう大きな変化だ。

薄くなるということは、その分重さも軽くなっていることが予想される。前モデルも十分に薄く、軽かったが、そこからさらに軽量コンパクトにしてきたのだとしたら、OPPOの執念おそるべしといったところだ。

疑惑③：厚みは前モデルよりも薄い？＝軽量化の可能性も。

そしてそして……ペーパークラフトを見た瞬間から気になっていたのだけど、ディスプレイ側に何気なくついているこの指紋のようなマーク。これ、もしかして、ディスプレイ指紋認証じゃない？

実はOPPOのReno Aシリーズはモデルによって指紋認証の場所が異なっている。Reno AとReno3 Aはディスプレイ指紋認証を搭載していたが、前モデルとなるReno5 Aでは背面指紋認証となっていた。

指紋認証の場所は好みによって分かれるところだが、OPPOは昨年Twitterで指紋認証の場所についてアンケートをとっており、その際に1番人気だったのがディスプレイ指紋認証だった。

つまり、今回の新Reno Aでディスプレイ指紋認証を搭載したのだとすれば、OPPOがしっかりとユーザーの声を受け止めたといえるのではないだろうか。このあたりの柔軟性は、さすがOPPOといったところだ。

疑惑④：ディスプレイ指紋認証があるのは確定かも……？

そのほか、前モデル同様にノッチがなく、パンチホールとなっている。画面占有率は相変わらず高いようだ。表面からわかるのはこんなところか。

続いて背面もチェック。

気になるカメラ部分はペーパークラフトではわからないが、OPPOのことなので性能は間違いないはず。それ以外にわかることとしては、カメラ横のFeliCaマークだ。今回もおサイフケータイにしっかり対応しているようで、ユーザーとしても嬉しいところだろう。

  • これはよく目を凝らして見ないと見落としてしまいそうだ

疑惑⑤：カメラ横のFeliCaマークも確定そう

また、背面のカラーはReno5 Aでもラインナップされていたアイスブルーを彷彿とさせるもの。ペーパークラフトなので質感や色合いまではわからないが、デザインには定評のあるOPPOなので、ここは実機を楽しみにしたい。

  • Reno5 Aでラインナップされたアイスブルー

疑惑⑥：背面カラーはReno5 Aのアイスブルーに近い……？

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ふう……ペーパークラフトから読み取れる情報はこれくらいかな～。

いやー、ペーパークラフトを見たら実物が楽しみになりましたね～！（ワクワク）

本当ですね！……というか、今日は実物が見られると思ってやってきたんだけど……。

まぁまぁ（笑）。きっと近いうちに実物も届くと思うので、そうしたらまたお願いします！

マジで頼みますよ！

……と、今回はまさかのペーパークラフトから実機を考察するという思わぬ展開になったが、ともあれOPPO Reno Aシリーズの新作が登場するという情報にワクワクしたもの事実。

実機がお目見えしたら、ぜひ今日の答え合わせをしてみたいところだ。

OPPOさん、よろしくお願いします！
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