現在、最上のゲーム環境として「ゲーミングPC」が気になっている方も多いのでは? 昨今では、AAAタイトル(人気・話題のタイトル)の多くはコンシューマーゲーム機と同時にPC版もリリースされていて、その需要の高さが伺える。ハイパフォーマンスなゲーミングPCでは、コンシューマーゲーム機よりリッチなグラフィックでゲームを堪能できるのも魅力の一つだ。

しかし、「ゲームだけのために、今使っているビジネスノートPCを買い換えるのはちょっと……」と躊躇している方もいるだろう。そんな「ゲーマー社会人」にぜひおすすめしたい最新ハイスペックゲーミングノートPCが「Alienware m15 Ryzen™ Edition R5」なのだ。

  • 「Alienware m15 Ryzen™ Edition R5」

「Alienware m15 Ryzen™ Edition R5」は、CPUに「AMD Ryzen 7 5800H」または「AMD Ryzen 9 5900HX」、GPUにNVIDIA GeForce RTX 30シリーズを搭載した15.6型ゲーミングノートPC。8コア16スレッドのハイパフォーマンスCPUとリアルタイムレイトレーシング対応のGPUを組み合わせつつ、高さ12.9~22.85mmの薄型ボディーを実現している。また、進化した「レジェンド2.0」デザインでのゲームへの集中力をより高めるためのダークコア デザインの採用や、ピークパワーを引き出す冷却テクノロジー「Alienware Cyro-Tech」の搭載も本製品のアドバンデージだ。

今回は、デル・テクノロジーズよりRyzen 7 5800H/RTX 3070/RAM32GB/SSD1TB/QHDディスプレイ(240Hz)という構成の実機を借用した。オンラインのバトルロイヤルゲーム『フォートナイト』を実際にプレイして、本機の実力を徹底レビューしていこう。

なめらかな操作性と高い処理能力で、どんな場面でもノンストレス

フォートナイトをプレイしてすぐに実感できたのが、負荷が非常に高い動きの激しい場面でもフレームレートが安定していることだ。 今回、フルHD解像度(1920×1080ドット)とWQHD解像度(2560×1440ドット)でフレームレートを計測してみたが、フルHDで平均217.8fps、最小147.9fps、最大275.5fps、WQHDで平均181.0fps、最小134.1fps、最大261.7fpsを記録した(クオリティプリセットは「中」に設定)。高解像度なWQHDでも最小フレームレートが120fpsを下回らないので、プレイ中にカクツキなどを感じることはないはずだ。

  • 『フォートナイト』プレイ画面

また、WQHDディスプレイはリフレッシュレート240Hz、応答速度2msを実現しているおかげで、画面を素早く動かしてもスルスルと滑らかに追従してくれる。高いフレームレートとリフレッシュレートにより、フォートナイトの勝率向上も期待できるかもしれない。

処理能力の高さはゲームだけでなく、クリエイティブワークにも大いに効果を発揮した。 最近のクリエイティブ系アプリはGPUも演算処理に利用しているので、重たい4K動画編集でもプレビュー画面がカクカク止まってしまうことはない。またストレージに高速なPCIe NVMe SSDを搭載しており、データの読み書きも実にスムーズだ。

  • 「Adobe Lightroom Classic」での作業画面

今回実際に、動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro」で5分間の4K動画の書き出し時間を計測してみたが、実時間を大幅に下回る1分34秒21で処理を終了した。また、写真編集ソフト「Adobe Lightroom Classic」で100枚のRAW画像(7952×5304ドット)を現像するのにかかる時間も計測してみたが、こちらは4分10秒58で処理を終えた。

処理能力に加え、本機のWQHDディスプレイは色域がDCI-P3カバー率100%と広い。またこのディスプレイはブルーライト低減仕様となっている。一般的なブルーライトカットはディスプレイが黄色がかっていることが多いが、本製品は鮮やかさを保ちつつブルーライト低減を実現している点がグッド。画質的にも、疲労軽減においてプロのクリエイティブワークでも活躍してくれるマシンといえる。

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最適なデザインで、最高のパフォーマンスを

デザインと冷却性能も、ビジネスノートPCに対する大きなアドバンテージだ。本機の「レジェンド2.0」と名付けられた新デザインでは、ゲーマーがさらにプレイに集中できるように重要なポートを側面ではなく背面に配置するとともに、パソコンの中面をよりダークなブラックカラーで統一した「ダークコア」デザインを採用。またシャーシには、滑らかさと適度な摩擦感を両立させた「シルキースムーズ加工」が施されており、汚れに強く、また片手で挟み持った際にもしっかりと本体をホールドできる。

入力デバイスであるキーボードにも工夫が施されている。まずカーソルキーがほかのキーと同じ大きなサイズで配置されており、タッチタイピング時に誤操作が少ない。またマイクミュート、スピーカーミュート、ボリュームアップ、ボリュームダウンのキーが独立してキーボード右側に配置されており、ワンタップで調整が可能だ。この独立したサウンド調整キーはビデオ会議などの際に重宝するはずだ。

「Alienware Cryo-Tech」は、CPUとGPUのパフォーマンスを最大限に、持続的に引き出すための冷却テクノロジー。リアに突出した冷却機構、308.4gもの銅をふんだんに使用した独立したヒートパイプ、ヘキサゴン形状の吸気口&排気口により、負荷の高いゲームでもクリエイティブ系アプリでもピークパワーを維持できるのだ。

  • 内部構造

これだけのハイパフォーマンスを実現しつつ、狭額縁ディスプレイを採用することでフットプリントをコンパクト化し、356.2×272.5×12.9~22.85mm/2.42~2.69kgという持ち運びできるサイズ・重量を実現している点が魅力。ゲームも仕事も場所を選ばずに、これ一台でこなせる自由度の高さは一度相棒にすれば手ばなせなくなること請け合いだ。

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好みや使い方に合わせて選べるタイプ

本製品のラインナップは下記4モデル。目的と予算に応じて最適なマシンを選択できる。

・「NEW Alienware m15 Ryzen™ Edition R5 プラチナ(RTX3050TI搭載)」
 Ryzen 7 5800H/RTX 3050 Ti/RAM16GB/SSD512GB/FHDディスプレイ(165Hz)
 264,080円→239,980円

・「NEW Alienware m15 Ryzen™ Edition R5 プラチナ(RTX3060搭載)」
 Ryzen 7 5800H/RTX 3060/RAM16GB/SSD512GB/FHDディスプレイ(165Hz)
 283,981円→257,981円

・「NEW Alienware m15 Ryzen™ Edition R5 プラチナ(大容量メモリー&SSD・RTX3070搭載)」
 Ryzen 7 5800H/RTX 3070/RAM32GB/SSD1TB/QHDディスプレイ(240Hz)
 369,980円→343,980円

・「NEW Alienware m15 Ryzen™ Edition R5 スプレマシー(大容量SSD・RTX3070搭載)」
 Ryzen 9 5900HX/RTX 3070/RAM16GB/SSD1TB/ FHDディスプレイ(165Hz)
 358,979円→330,980円

※2021年7月8日現在

コストパフォーマンスに優れるのは、「プラチナ」のRTX3050TI搭載とRTX3060搭載。両者の価格差は18,001円だが、ゲームをより高品質に楽しみたいならRTX3060搭載を選びたいところだ。

今回試用したのは「プラチナ(大容量メモリー&SSD・RTX3070搭載)」。本モデルのみWQHDディスプレイ、32GBメモリーを搭載しているので、トータルバランスではイチオシである。

CPUパフォーマンスを最優先するなら、「Ryzen 9 5900HX」を唯一搭載する「スプレマシー(大容量SSD・RTX3070搭載)」一択だ。ディスプレイはFHD解像度となるがリフレッシュレートは165Hzなので、ゲーミング用として不足はない。メモリーは交換可能なので、あとから増設すればいいだろう。また、オプションで優れた打鍵感と小気味いい打鍵音を備えた「Alienware CherryMXウルトラロープロファイルメカニカルキーボード」が用意されている(英語配列のみ対応)。あとから換装できないパーツなので、できれば購入時に選択しておきたいところだ。

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ゲーミング専用機ではなく、ハイパフォーマンスなPCをビジネスシーンでも使用したり、持ち歩いたりしたいといったニーズ。それに対して、「Alienware m15 Ryzen™ Edition R5」なら包括的に対応してくれる。普段使いからコアなゲームプレイまで快適に行えるノートPCを探している人に、これ以上の選択肢はなかなかないのでは?

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[PR]提供:デル・テクノロジーズ