山形県教育委員会は、GIGAスクール構想に伴う1人1台学習端末使用環境の実現に向けて、山形県下の公立高等学校および特別支援学校の校内無線LANを整備した。このたびのネットワーク整備において、フルノシステムズの無線LANアクセスポイント「ACERA(アセラ) 1210」が選ばれた。

  • 山形県立鶴岡中央高等学校におけるICTを活用した授業の様子

    山形県立鶴岡中央高等学校におけるICTを活用した授業の様子

山形県教育委員会では「第6次山形県教育振興計画」に沿ってさまざまな教育課題の解決に向けた施策を展開しており、そのなかでもICT活用推進は重要テーマとして掲げられている。2020年度にGIGAスクール構想の補助金申請制度を活用し、高校46校と特別支援学校18校の普通教室に、フルノシステムズの3RF対応無線LANアクセスポイント「ACERA 1210」を合計591台導入した。

ICTの日常的な活用に向けて、これまで情報教室など特別教室に限られていた校内LANを普通教室に整備したかたちだ。生徒の1人1台学習端末使用を実現するためのネットワーク基盤を整備することで、今後ICTの積極的な活用を進めていく方針だ。山形県教育委員会の無線LANシステム構築は、NTT東日本山形支店が担当した。

■ フルノシステムズの3RF対応アクセスポイント「ACERA 1210」

山形県で採用された無線LANアクセスポイント「ACERA 1210」は、3つの無線機を搭載して合計3波の同時使用を実現する3RF(スリーアールエフ)対応のハイエンドモデル機種となっている。混雑した周波数帯を回避して自動で接続を切り替える無線バンドステアリング機能(接続分散機能)に3波間で対応しており、端末を多台数接続する環境下でも快適な通信が可能だ。 3RFとは、3つの周波数(RF:Radio Frequency)、つまり3種類のWi-Fiを同時に利用できる仕様を意味する。

  • 3RF対応無線LANアクセスポイント「ACERA 1210」

    3RF対応無線LANアクセスポイント「ACERA 1210」

■ 教育機関におけるICTを活用した授業の普及促進に無線LANで貢献

文部科学省が主導するGIGAスクール構想の取組みにより、教育ICTは全国的に普及促進している。また、新型コロナウイルス感染症予防の観点からオンライン授業を実施する機会も増えている。フルノシステムズでは、利用価値の高い無線LANソリューションを提供することで、これからも教育機関における快適なネットワーク環境の構築に貢献する方針だという。


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https://www.pref.yamagata.jp/bunkyo/kyoiku/iinkai/

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