最後にベンチマークスコアをチェックしてみよう。今回は「PCMark 10 v2.1.2177」「3DMark v2.12.6964」「CINEBENCH R15.0」「CrystalDiskMark 7.0.0」の4つのベンチマークプログラムを実施した。なお、ベンチマークを実施する際には、設定ユーティリティー「Control Center 3.0」のPower Modesを「パフォーマンス」、FAN Speed Controlを「最大」、Windows 10の電源モードを「最も高いパフォーマンス」に設定している。

  • 設定ユーティリティー「Control Center 3.0」は動作モード、CPUとGPUのファンスピード、キーボード/マウスマクロ、キーボードバックライトなどを設定可能だ

PCMark 10 v2.1.2177
総合 5158
Essentials 9141
Productivity 7574
Digital Content Creation 5380
PCMark 10 Modern Office Battery Life 5時間6分

※PCMark 10 Modern Office Battery Lifeは輝度40%で測定

3DMark v2.12.6964
Time Spy 3770
Port Royal
Fire Strike 9019
CINEBENCH R15.0
OepnGL 113.85 fps
CPU 1382 cb
CPU(Single Core) 209 cb
CrystalDiskMark 7.0.0(SSD)
1M Q8T1 シーケンシャルリード 560.393 MB/s
1M Q8T1 シーケンシャルライト 521.464 MB/s
1M Q1T1 シーケンシャルリード 528.010 MB/s
1M Q1T1 シーケンシャルライト 490.726 MB/s
4K Q32T16 ランダムリ-ド 397.777 MB/s
4K Q32T16 ランダムライト 359.005 MB/s
4K Q1T1 ランダムリード 38.878 MB/s
4K Q1T1 ランダムライト 94.315 MB/s

PCMark 10の総合スコアは「5158」、Essentialsは「9141」、Productivityは「7574」、Digital Content Creationは「5380」、3DMarkのTime Spyは「3770」、Fire Strikeは「9019」、CINEBENCH R15.0のCPUスコアは「1382 cb」、CrystalDiskMarkのシーケンシャルリード(Q8T1)は「560.393 MB/s」、シーケンシャルライト(Q8T1)は「521.464 MB/s」というスコアを記録した。

コスパ抜群! SSDはプラス1,800円(税別)で高速なNVMe接続タイプに変更しよう

ハイパフォーマンスノートPC向けのHプロセッサーと、3Dグラフィックスに特化したディスクリートGPUを搭載しているだけに、PCMark 10、3DMark、CINEBENCH R15.0のスコアは好成績を収めている。テストではバッテリー駆動時間も5時間を超えており、ACアダプタなしでもひと仕事を十分こなせるはずだ。129,800円(税別)という直販価格を考えれば、コストパフォーマンスは非常に高いといえる。

なお、筆者が個人的にmouse K7を購入するなら、プラス1,800円でNVMe接続の512GB SSDにアップグレードする。SATA接続のSSDではやはり待たされ感がある。NVMe接続のSSDに変更すれば、アプリの起動、大容量データの読み書きなどの際に、着実にスピードアップの恩恵を受けられるからだ。ぜひ参考にしてほしい。

※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。

標準スペック

メーカー マウスコンピューター
型番 mouse K7
ディスプレイ 17.3型フルHDノングレア(1,920×1,080)
CPU Intel Core i7-10750H
メモリ 8GB PC4-21300 DDR4 SODIMM
M.2 SSD 512GB(SATA)
チップセット モバイル Intel HM470
光学ドライブ
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 1650/
Intel UHD グラフィックス
OS Windows 10 Home 64ビット
LAN ギガビット(10/100/1000)LAN、インテルWi-Fi 6 AX201(最大2.4Gbps/ IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n)+Bluetooth 5モジュール内蔵無線LAN
インタフェース USB 3.1×2(Type-A/右側面×1、Type-C/右側面×1)、
USB 3.0×1(左側面)、USB 2.0×1(左側面)
サイズ W395.9×D266.6×H25.9mm(折り畳み時/突起部含まず)
重量 約2.34kg
バッテリー
駆動時間
約6.5時間
価格 129,800円(税別)~

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

価格・構成については、2020/8/19(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

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