「m-Book E シリーズ」のサイズはW340×D243.5×H22.2~32.1mm(折り畳み時)、重量は約1.6~1.7kg。特別に軽量をアピールしている製品ではないが、サイズ、重量的には毎日持ち歩いてもそこまで負担にならない。一般的なリュックサックであればノートPC用ポケットにすんなり入るはずだ。また、映り込みの少ないノングレア液晶が採用されているので、照明が多い店内などでも画面への映り込みを気にせず、快適に作業できるのがうれしい。
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本製品の実測重量は1583g。カタログスペックの約1.7kgはかなりマージンを取っている
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ACアダプタと電源ケーブルの合計重量は実測213.7g。サードパーティーから販売されている「ACアダプタ用直結プラグ」などを装着すれば軽量化も図れる
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ACアダプタの仕様は入力100-240V~1.0A、出力19V/2.1A、容量40W。製品保証は国内のみ。しかし仕様上は変圧器を使わなくても世界各地で利用できる
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バッテリー容量は2150mAh。6.8時間駆動のため屋外でACアダプタなしで長時間運用できる。
USB 3.0 Type-C、USB 3.0 Type-A、USB 2.0端子を網羅!
インタフェースは、USB 3.0 Type-C(左側面×1)、USB 3.0 Type-A(左側面×1)、USB 2.0(右側面×1)、D-sub(右側面×1)、HDMI(左側面×1)、SDメモリーカードスロット(右側面×1)、マイク入力(左側面×1)、ヘッドフォン出力(左側面×1)を用意。つまりUSB 3.0 Type-C、USB 3.0 Type-A、USB 2.0端子が網羅されている。
外部ディスプレイ接続時、HDMI端子では最大4K解像度(3,840×2,160ドット/30Hz)、D-sub端子では最大フルHD解像度(1,920×1,080ドット)で映像出力できる。古いプロジェクターなどに接続する際にD-sub端子は重宝するはずだ。
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本体天面は粒子感のある濃いグレーで塗装されている。アンチグレア調の表面処理が施されており、手脂などが目立ちにくい。脂性の筆者としては高評価できる
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本体底面は基本的にフラットだが、バッテリー部が盛り上がっている。キーボード手前側にステレオスピーカーが内蔵されており、中央、向かって左側には冷却口が設けられている。底面から吸気して、本体左側面から排気する冷却構造だ
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本体前面左側には、電源ランプ、バッテリーランプ、機内モードランプ、ハードディスクアクセスランプを配置。ディスプレイを開けなくてもノートPCのステータスを確認できる
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本体背面。ディスプレイ下部に樹脂製の足が設けられており、ディスプレイを開けると足が接地して、キーボード奥側が高くなる。キーボードに角度がつくので打ちやすい
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本体右側面には、USB 2.0、SDメモリーカードスロット、D-Sub端子、ギガビット(10/100/1000)LANを用意。SDメモリーカードスロットには保護用のダミーカードが装着されている。このスロットはプッシュイン/プッシュアウト方式が採用されており、SDメモリーカード装着時は全体がすっぽりと収まる。SDメモリーカードを入れっぱなしにして、ストレージ代わりに利用してもいいだろう
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本体左側面には、ケンジントンロック、電源端子、HDMI端子、USB 3.0 Type-A、USB 3.0 Type-C、マイク入力、ヘッドフォン出力が用意されている。USB 2.0のデータ転送速度は480Mbps、USB 3.0のデータ転送速度は5Gbps。外部ストレージは高速なUSB 3.0端子に接続しよう