欧米やアジア各国と比べて現金決済の割合が高い日本においてもキャッシュレス化の波は押し寄せているが、まだまだ現金での支払いが主流のため、飲食・小売店舗におけるレジ周りの現金管理がスタッフの負担であることは変わらない。費用対効果の高い「現金カウンター」を導入して業務効率の改善を実現したい。

日本を取り巻く"働き方改革"と"キャッシュレス決済"の現状

少子高齢化による労働人口の減少が進む現代の日本では、あらゆる業種が人手不足に悩まされている。経済産業省を中心に官民一体で推進されている”働き方改革”も、人手不足の解消や生産性向上を目指しているが、短期間での劇的な改善は実現できていないのが現状だ。

特に飲食・小売店舗での人手不足は深刻で、スタッフ一人一人にかかる負担が増大し、接客の質が低下してしまうという悪循環に陥っている店舗も少なくない。スタッフを増やすのが難しい現状では、業務の効率化によって問題を解消するのが有効な手といえる。そして、スタッフの負担を増やす業務の一つとして挙げられるのが、現金を取り扱うレジ点検精算作業だ。

日本はいまだ"現金主義"の国といえる。クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済も浸透してきてはいるが、最近の調査でも普及率は2割程度で、まだまだ現金を使って支払いを行うケースが主流だ。経済産業省では2020年を目標にキャッシュレス決済比率の向上に取り組んでおり、日本の飲食・小売店舗においてもレジで扱う現金の量は減っていくと予想されている。

このため、レジ点検精算作業などスタッフの負荷が高い業務を改善したいと考えても、大掛かりな投資は行いづらいという店舗は多い。そこで注目したいのが、テラーメイト・ジャパンが提供している現金カウンターだ。

現金カウンターは、紙幣や硬貨を載せるだけで現金を正確にカウントできる


現金カウンターは、その名が示すとおり、紙幣、硬貨(棒金も含む)といったレジ内の現金を素早く正確にカウントすることができる製品だ。重さから紙幣や硬貨の数をはじき出すので、金種ごとに現金を載せていくだけでレジ点検精算作業ができてしまう。はがきや金券なども登録すればカウント可能。シンプルな構造のため耐久性も抜群で持ち運びも容易だ。現金を数えるときだけレジの近くに持ってきて、すばやく正確にカウントを行うことができ、レジ周りの現金管理を大幅に効率化できる。

レジ点検精算作業におけるスタッフの負担を解消するには?


テラーメイトは1980年にイギリスで創業した企業で、現金カウンターはもともと銀行の窓口業務をサポートするために開発されたという。欧米を中心に製品を販売していたが、1990年代後半からは日本市場での販売も開始。2015年2月には日本法人を設立し、大手コンビニエンスストアやドラッグストアを中心に多数の飲食・小売店舗に製品を提供している。

現在は日本全国約20,000店舗で採用されており、いまも採用店舗は増え続けているとテラーメイト・ジャパン代表取締役の川崎安史氏は言う。

業務効率化で接客時間を創出

テラーメイト・ジャパン 代表取締役 川崎安史氏

先に述べたように、急速にキャッシュレス決済が推し進められている状況は、現金管理をサポートする現金カウンターにとって逆風といえるが、むしろキャッシュレス時代の今だからこそ需要が増えていると川崎氏は語る。

「キャッシュレス化が進めば店舗での現金による支払いも少なくなりますが、レジ内に現金がなくなるということはないでしょう。とはいえ、現金の比率が減る時代では現金管理のために高額な製品を導入するのは有効な手とはいえません。そこで低コストで導入してシンプルに運用できる現金カウンターの費用対効果の高さがメリットとなってくるのです」(川崎氏)

レジ周りの業務を効率化できればスタッフの負担も減り、接客や品出し、商品整理など他の業務への時間を増やすことができる。現金カウンターは本部のITシステムとの接続などを行う必要がなく、スタンドアローンで運用できるため、手軽に導入することが可能。実際に国内全店舗で現金カウンターを導入して業務の効率化を実現している「Francfranc(フランフラン)」では、レジ点検作業にかかる時間が半分になり、接客などのより重要な作業に時間をあてることができたという

レジ2台で各1日×5回現金をカウントする店舗の場合、1回のカウントに4分かかるとして、4分×5回×2台で1日あたり40分の時間短縮が見込める。アルバイトの時給が950円とすると、1日あたり633円のコスト削減効果が期待できる


コンビニエンスストアなど根強い現金管理の効率化ニーズ

現金カウンターは、コンビニエンスストアなど、24時間営業で1日何回もレジ点検を行うような環境で大きな効果を発揮するが、レジ点検回数が少ない店舗でも、閉店後の精算作業の時間短縮や、スタッフのストレス軽減が図れるため、メリットは多い。もちろん、現金を取り扱うすべての店舗で現金カウンターがベストチョイスになるわけでなく、現金の取り扱い量が非常に多いスーパーなどでは大掛かりな現金処理機が有効な選択肢となる。

とはいえ現金カウンターを導入することで現金管理とスタッフの負担軽減を実感できる店舗はまだまだ多い。実際、アメリカのようにキャッシュレス化が進んでいる国でも現金カウンター製品の需要は増えており、現金管理の効率化を実現したいというニーズはこれからも増加していくと川崎氏は語る。

「これからの時代の店舗は、スタッフの働きやすい環境を作ることが大切です。現金カウンターがその実現を手助けできます」(川崎氏)

スタンドアローンでさまざまな環境での活用に対応する現金カウンターだが、IoT技術を取り入れた「つながる」全面タッチスクリーンモデルも2019年はじめに発売される。タッチスクリーンの採用による操作性の向上に、BluetoothやWi-Fi経由でカウント結果のプリントアウトなど、現状モデルのメリットを継承しながら、IoTを活用したパワーアップが図られている。

2019年はじめに発売予定の最新モデルはBluetoothやWi-Fiに対応し、カウント結果をワイヤレスでプリントできる


「ゆくゆくはクラウド上でカウントしたデータを管理して、本部から全店舗の状況をリアルタイムに確認できるようなソリューションを提供していきたい」という川崎氏。レジ周り作業の効率化を図りたい店舗はもちろん、働き方改革を達成するために「人材不足の解消」「生産性の向上」「労働環境の改善」を実現したいのならば、現金カウンターの導入を検討する価値は大いにあるはずだ。

現金カウンターについて詳しくはこちら

http://www.tellermate.com/jp/


●現金カウンターの導入メリット


●現金カウンターでレジ周り作業が効率アップ

[PR]提供:テラーメイト・ジャパン