マイナビニュースは、12月8日(金)、東京・新宿にて「マイナビニュースフォーラム2017 Winter for データ活用 ~企業間競争に勝ち残るビッグデータ活用術~」を開催する。

昨今、流通・小売業においては、消費者の購買行動や嗜好の多様化に対し、実店舗、PCやモバイルのECサイト、SNSサイトなどのさまざまなチャネルを用意し、ネットとリアル店舗の融合を図っていかなければならない。 一方、製造業の現場では、生産工程全般の見える化やプロセス改善、運用保守分野でのAI活用など、IoTの導入がさらに加速するといわれている。

同フォーラムでは"企業間競争に勝ち残るビッグデータ活用術"をテーマに、各分野のさまざまな導入事例を紹介。「流通・小売業」と「製造業」の2トラックに分けて講演を実施することで、よりダイレクトに理解を深められる構成となっている。ここでは、「製造業」の基調講演の内容を簡単に紹介する(「流通・小売業」の基調講演の内容はこちらの記事から)。

積水ハウスのビッグデータ活用術

積水ハウス
宍倉正人氏と上田和巳氏

「製造業」のKeynote Aに登壇するのは、積水ハウスのIT業務部で部長(組織運営担当)を務める宍倉正人氏と、同じく部長(システム企画/IT推進担当)の上田和巳氏だ。宍倉氏は、入社後、電算部(現IT業務部)に配属。途中、生産技術系部門を経て、2012年からIT業務部へ。主に部材積算システムの構築、生産系システム窓口を担当している。一方、上田氏は入社後、技術研究所に配属。2016年に情報システム部(現IT業務部)に配属され、主にWEBシステムの構築、各種プロジェクトの企画・推進を担当している。

同社では、企業における企業内情報活用の目的は、事業活動あるいは社員活動の最大化にあると考えている。次の行動につなげるための現状分析~見える化、そして効率よく成果を出すための情報活用が重要で、そのためには課題を明確にするための経営視点からのアプローチと、状況を把握するための現場活動からのアプローチの両面が必要となる。

講演では「積水ハウスのIT部門が考える企業内ビッグデータ活用術」と題し、「積水版BIMともいえる邸別情報データベースの構築」「iPad利用率100%がもたらした情報価値の向上」「次の行動につなげるためのインテリジェンスレポートの作成」などについて、さまざまな事例を交えて紹介する。

ブリヂストンが急ピッチで進めるデジタル変革とは

ブリヂストン
花塚泰史氏

「製造業」のKeynote Bに登壇するのは、ブリヂストンのソリューションIoT戦略部でセンシング技術開発ユニットリーダーを務める花塚泰史氏だ。同氏は入社後に総合研究大学院大学で統計科学専攻を修了。中央研究所タイヤエレクトロニクス研究ユニットリーダーを経て現職に就いている。

最大手タイヤメーカーである同社が、今デジタル変革を急ピッチで進めている。製品開発から生産、アフターサービスまでのバリューチェーン全体をデジタル技術によって効率化。さらに、各工程で収集したデータを分析し、新サービスの創出に役立てている。

講演では「ブリヂストン、デジタル変革の挑戦 ~生産革新から新サービス創出まで~」と題し、製造業からソリューションプロバイダーへの転身を狙う同社の挑戦について詳細に解説する。

そのほか同フォーラムでは、注目のSessionも多数予定されており、製造業と流通・小売業において、ビッグデータ活用に課題を抱える企業の担当の方は、ぜひ、このフォーラムへ足を運んでいただきたい。

フォーラムの概要は以下の通り。

  • タイトル:マイナビニュースフォーラム2017 Winter for データ活用
    ~企業間競争に勝ち残るビッグデータ活用術~
  • 開催日時:2017年12月8日(金) 13:00~17:55(開場12:30)
  • 会場:JR新宿ミライナタワー 12F
  • 住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿四丁目1番6号
  • 参加費:無料(事前登録制)
  • 申し込み締切日:2017年12月7日(木)15:00まで
  • 定員:250名

同フォーラムの詳細はこちら>>

[PR]提供: