職場で面倒くさいと思うこと、若手ビジネスパーソンの皆さんよくありませんか? 通勤時の満員電車、会社に届くDMの仕分け、作業中に飛び込んでくる上司の質問対応など、ビジネスシーンではさまざまな面倒くさいことがあります。この仕事における面倒くさいことを研究し、議論するため設立されたのが「めんどくさい研究所」。本稿ではちょっと不思議なこの研究所を紹介します。
めんどくさい研究所
面倒くさいは何故起こる
そもそも面倒くさいはどのような状態でしょう? 心理学では、「面倒くさい」と思うのには、"できるのにやらない心理"と"できないからやらない心理"の二種類に定義しています。
"できるのにやらない"は、我慢する感情・しなければと感じる義務感・強制された不自由さに対して、怒ったり反発したりする気持ちが「面倒くさい」とやらない形で現れることです。
"できないからやらない"のは、対象作業を完璧に仕上げるのが大変だと感じて、それならばやらないと拒否する気持ち。こうしたマイナスの気持ちが「面倒くさい」と思う引き金になります。
例えば朝出勤したときに、若手社員がよく対応する会社へのDMの仕分け作業。どんなに処理しても、翌日には新たな量が追加されます。あるいはオフィスの入館証。常に携帯する必要があり、出入りの度にセンサータッチ。もし朝の出勤時に自宅に忘れたときは、オフィスエントランスで無駄に同僚を待つはめになります。そんな経験ありませんか?
もしくは社内・社外に提出する業務レポート。集中して取り組んでいる中、上司から急に聞かれる「あの仕事どうなってる?」の一言。報・連・相(ほうれんそう)はビジネスの基本なので、回答しない訳にはいきませんよね? 日々直面するこうした「面倒くさい」こと。どうすれば解消できるのか? そんな悩みを持つ若手ビジネスパーソンの皆さんに紹介したいのが「めんどくさい研究所」です。
みんなで話して解決しよう
「めんどくさい研究所」は2017年4月に発足した、ネオジャパンが運営する、オフィスワーカーの働き方を研究するオトナのサークル活動です。活動では働く上で「めんどうだ」と思うことをメンバーで話し合い、分析し、解決する方法を模索していきます。研究所メンバーは毎月の新たな研究テーマについてオンライン上でのグループディスカッションを行い、その後、オフラインでのミーティングで特別研究員の木暮 太一氏(経済入門書作家、TVコメンテーター)と共に解消方法を考え、メンバーそれぞれの改善活動に繋ぎます。研究結果は研究レポートとして一般公開し、「働き方改革」の推進に役立てる仕組みです。
次の活動テーマは「会議のための、会議ってめんどくさい」で、6月5日(月)にオフラインミーティング(クラッシュミーティング)を実施予定です。またその後も、テーマを変えて活動を続けていくそうです。今後の同研究所の動向に注目したいですね。
研究所メンバー募集のお知らせ
研究所では参加する研究所メンバーを募集しています。ポジティブになれる働き方を探したい方は、メンバーに応募してみては?
めんどくさい研究所
募集対象者:現在の組織に入社・配属されて5年以内の一般社員の方
※年齢制限ではなく、管理職ではない社歴・配属歴の短い方(転職者も含む)を中心に募集しております
概要:ChatLuck(ビジネス用グループチャット)を活用し、様々な業務のめんどくさいを、オンラインでディスカッションする。ディスカッションにて提議された議案を元に、オフラインでミーティングを開催し議論を深め、研究結果を社内に持ち帰り、業務改善に活用してもらいます。
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