メタリックラインが硬派な中にもスタイリッシュさを演出

「NEXTGEAR-NOTE i4400BA1」のパフォーマンスが分かったところで、続いては外観についてチェックしていこう。

デザイン面でまず注目したいのは、トップカバーに新しく追加されたメタリックラインだ。ボディ形状自体は直線的ながら、このメタリックラインがあることで硬派な中にもスタイリッシュさを演出。中央に配された「G-Tune」ブランドロゴとのバランスも絶妙で、ゲーミングPCにありがちな派手さを抑えつつも、存在感をしっかりと主張するデザインに仕上がっている。

メタリックラインと「G-Tune」ブランドロゴを配したトップカバー

本体サイズはW349×D247×H25.4mm(折り畳み時)、重量は約2.0kgと、ゲーミングノートPCとしては軽量コンパクトボディを実現。その機動性とパフォーマンスを活かして、友人宅で一緒にゲームを楽しむようなシチュエーションにも最適といえる。ディスプレイには外光の反射を抑えるノングレア処理が施されており、ゲームプレイに集中できたり、目に対する負担を軽減してくれるのも嬉しいところだ。

ゲーム操作も快適に行えるLEDバックライト付きキーボード

キーボードに関しては、コンパクトボディながら約18.75mmのキーピッチ、約1.5mmのストロークを確保。誰もが馴染みやすいクセのない打鍵感に加えて、各キーの間隔が空いているセパレートタイプなのでタイプミスが少なく、一瞬の操作ミスが勝敗を分けるFPSなども快適にプレイできる。

また、薄暗いシチュエーションでもタイピングがしやすいLEDバックライトもポイントのひとつ。バックライトの光量は「Fn」キーとの組み合わせによるショートカットキー、もしくは付属アプリケーション「CONTROL CENTER」経由で、消灯および5段階の明るさが簡単に切り替えられる。

タッチパッドについては、スペースキーの位置に合わせて若干左寄りにレイアウト。クリックボタンは従来モデルのように「カチッ」としたクリック感のあるものから、キーボードと同じ構造で押下感をアップしたものに変更されている。

ゲーム操作も快適に行えるセパレートタイプのキーボードと、クリックボタンが改良されたタッチパッド

キーボードは薄暗いシチュエーションでもタイピングがしやすいLEDバックライト付き

コンパクトボディに充実のインタフェースを装備

「NEXTGEAR-NOTE i4400BA1」はコンパクト設計ながら、インタフェース類も使いやすいよう工夫されている。ゲームではノートPCでも別途有線マウスを接続するケースが多いことから、本体右側面にはUSB 3.0×2を装備。本体左側面にはUSB 3.0×1、USB 3.1 Type-C×1に加えて、Mini DisplayPort×2、HDMI×1も備えている。これにより、外出先の場合は14型液晶で、自宅では大画面液晶に接続してゲームを楽しむ、といった使い分けも可能だ。

本体右側面には、マルチカードリーダー、USB 3.0×2、有線LANを搭載

Mini DisplayPort×2、HDMI×1、USB 3.0×1、USB 3.1 Type-C×1、そしてライン出力/マイク入力/ヘッドフォン出力を備えた本体左側面

インタフェースを側面に振り分けることで、すっきりとした本体背面

そのほか、ディスプレイ上部には200万画素のWebカメラおよび、それを挟むようにして2基のデジタルマイクが配置されている。この2基のデジタルマイクが録音時のノイズを低減してくれるため、クランやギルド、チームなどで音声通話を利用するような場合も非常に快適だ。また、キーボード上のメッシュ部分にステレオスピーカーを内蔵しており、サウンドも聞き取りやすい。

ディスプレイ上部のWebカメラと、その左右に配置された2基のデジタルマイク