性能の高さをベンチマークで実感

本体の構成はCPUにIntel Core i7-6700HQを採用し、メモリは16GBを搭載。グラフィックス機能としてNVIDIA GeForce GTX 1070が搭載されている。ストレージは256GBのSSDと1TBのHDDを組み合わせたツインドライブ構成で、メモリとSSD容量はBTOで注文時にカスタマイズも可能だ。

この構成でどの程度の力があるのか、ベンチマークで測ってみよう。まずはWindowsの快適さの指標となる「WinSAT.exe」の実行結果を「Windowsエクスペリエンス インデックス」の形式で紹介すると、以下のようになる。グラフィックスの値が低めなのは、CPU統合のIntel HDグラフィックス530が利用されているためだ。ほかの値は全体的に非常に高いスコアが確認できる。ゲーム以外の、一般的な家庭でのPC利用で不満を感じることはまずないはずだ。

Windowsエクスペリエンス インデックス

PCの総合的な性能をはかる「PCMARK 8」の結果も非常によい。グラフィックス性能を測る「3DMark」は、高性能なPCということでDirectX 11対応のグラフィックステスト「Fire Strike」と、DirectX 12対応のグラフィックステスト「Time Spy」を実行したが、こちらも両者とも高いスコアが出ている。

PCMARK 8

3DMark「Fire Strike」

3DMark「Time Spy」

バッテリーについては、既存の電源オプションで「バランス」を選択した後、画面輝度を最大に変更、無線LAN機能もオンにして「BBench」を実行。キーストローク出力とWeb巡回をオンにした状態で2時間44分20秒利用することができた。ハイパワーなゲーミングノートとしては長持ちしたという印象だ。

ゲームベンチの実行結果も上々

ゲームの快適さについては、ゲームベンチで測ってみた。標準性能を見るベンチマークではあえて設定しなかったが、ゲームベンチの実行にあたっては、グラフィックスイッチング機能を利用して、グラフィックス機能をNVIDIA GeForce GTX 1070に固定している。これは、フルパワーでゲームをした場合の性能を見るための設定だ。

通常は、利用されるアプリケーションや負荷状態によってCPU統合のグラフィックス機能と自動切り替えが行われるが、「G-GEAR note N1584J-710/T」にはユーザーが任意にグラフィックス機能を固定する機能が搭載されている。必要に応じて自動切り替えか固定かを指定するといいだろう。

利用するグラフィックス機能をユーティリティで固定できる

まずは「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」を実行してみた。実行環境はウィンドウモードにし、解像度は1,920×1,080ドットを指定。グラフィックスの品質は「最高品質」にしたところ「非常に快適」という結果が出た。

「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」を「最高品質」で実行

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」も、同じくウィンドウモードでフルHD解像度にし、グラフィック設定を「最高品質」で実行。こちらも「すごく快適」という結果が出た。

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」を「最高品質」で実行

いずれの実行中の画面も、非常に描写がなめらかで美しかった。せっかくゲームを楽しむのならば高画質で楽しみたい、という人にも満足できる結果だろう。

また、搭載されているGeForce GTX 1070はVRに対応した、「VR Ready」認証グラフィックスボードだ。そこでVR性能を測るベンチマーク「SteamVR Performance Test」も実施してみた。これも平均忠実度が「10.6(非常に高い)」となり、VRレディであることが証明された。

SteamVR Performance Test

熱心なゲーマーはもちろんクリエイティブユーザーにもオススメ

「G-GEAR note N1584J-710/T」は、スペック的にはミドルレンジだが、たとえば15.6型のディスプレイで4K解像度を持っている機器でも、実際にはそれほど意味を感じないという人もいるはずだ。本機は15.6型ディスプレイ搭載ノートPCという、ゲーミングPCとしてはコンパクトなものを選択したい人にとっては、十分な性能を持っている。

各種ベンチマークの結果からもわかるように、ゲームにおける快適さはばっちりだ。ゲーマーにとって使いやすいマシンになっている。そして、ゲーマー以外の人にも使いやすい。外見があまりにもゲーミング感が強いと、ほかの用途に使いづらいものだが、これくらいシンプルならオフィスでも家庭でも違和感はない。最大4画面で利用できるということもあり、映像編集やイラスト制作など、クリエイティブな用途に使えるノートPCを求めている人にも、オススメしたいマシンだ。

標準スペック

型番 G-GEAR note N1584J-710/T
ディスプレイ 15.6型ノングレア液晶(1,920×1,080)
CPU Intel Core i7-6700HQ
メモリ 16GB PC4-17000 DDR4 SO-DIMM
SSD 256GB (M.2 NVMe接続)
HDD 1TB (シリアルATA対応)
チップセット Intel HM170 Express
光学ドライブ
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 1070
OS Windows 10 Home 64ビット
LAN ギガビット(10/100/1000)LAN、IEEE 802.11 ac/a/b/g/n対応無線LAN
インタフェース USB 3.1(Type-C)×2、USB 3.0×3
サイズ W385×D271×H28.8mm(折り畳み時)
重量 約2.7kg
バッテリー駆動時間 約5時間
価格 184,800円(税別)

(マイナビニュース広告企画:提供 Project White)

[PR]提供: