新機能の追加も期待できる「いいちこ棒」

──「いいちこ棒」を使うことで、どういった体験が可能となるとお考えですか?

今回、カルカルで行ったような、イベント中のアンケート集計が最も想定されるケースです。「いいちこ棒」を利用することで、従来のようにアンケートやクイズ用紙の記入や集計のためにイベントを中断する必要がなくなり、オーディエンスはアンケートそのものを体験型コンテンツとして楽しめるようになると考えています。

また、司会者がアドリブで行った質問への回答も正確にカウントできるようになりますから、アイドルイベントやクイズイベント、さらには企業のプレゼン大会や大学の講義など、幅広い場面でお使いいただけるでしょう。

──今後想定している新しい活用方法などはありますか?

「いいちこ棒」は、ソフトウェアを書き換えるだけでさまざまな機能をエンハンスできます。例えばデバイスを規則的に光らせることによってマスゲームのような演出を行う、壇上のデバイスとオーディエンスのデバイスで「じゃんけん」のようなゲームを行うといったことが可能です。

今後は、東京カルチャーカルチャーで行われるイベントにおいて運用しながら、投票に限らずさまざまな活用方法を提案していこうと思っています。「いいちこ棒」は現在のところ「東京カルチャーカルチャー」導入がゴールですが、他社様への展開に関しても、具体的なお声がけがあれば、ぜひ検討したいと考えています。

また、今回得られたメッシュネットワークを活用した大量デバイス接続、サーバーレスアーキテクチャーといった技術的な知見は、IoTデザインセンターにおけるお客様対応で活用していく予定です。

──今回の開発を通じて、メッセージなどありましたらお願いします

ニフティIoTデザインセンターは、ブランディング、商品開発、プロモーションなどのマーケティングや、現場の効率化などさまざまな業務課題の解決をIoT活用で支援します。今回の「いいちこ棒」のようなIoTデバイスの活用などを通じて、今後も製造業やサービス業を中心に、新たな価値の創出に挑戦する企業の支援を行いたいと思います。

ニフティが実現する最新のIoTテクノロジー

三和酒類とニフティが共同で作り上げた「いいちこ棒」は、すでにメディアやイベントで大きく取り上げられ、話題を呼んでいる。これは、三和酒類のブランディングにも大きく寄与しているのはもちろんのこと、ニフティの技術力のアピールともなっているといえるだろう。

ニフティは、今回の「いいちこ棒」の開発によって、メッシュネットワークによる多数のデバイスの接続、サーバーレスアーキテクチャーの実現といった先進的技術の実装を実現した。同社が展開するIoTテクノロジーとその応用に、これからも注目していきたい。

(マイナビニュース広告企画:提供 ニフティ)

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