世界最大の家電見本市、コンシューマ・エレクトロニクス・ショーが今年も年初に開催された。CES(セス)の愛称で呼ばれるこのイベントは毎年、1月に世界中から新製品や新技術が米国に結集する大規模なイベント。日本においても各メディアで報道され、脚光を浴びた。

「2014 International CES」では、ソニーの平井一夫社長が登壇し、オープニングの基調講演を行い、ソニーの製品作りの核心部分について述べている。キーノートの詳細はソニーの公式サイトにも日本語訳で掲載さている。1979年には「ウォークマン」、1982年にはコンパクトディスク(CD)、1994年にはプレイステーションと世の中を"あっ"と言わせる製品を送り出してきた。過去には失敗した製品もあったが、それを活かしながら「WOW」="感動"を追い求めるという基調講演の内容は、まさにソニーの商品開発の原点。

そんなソニーの公式通販サイトが「ソニーストア(Sony Store)」だ。シンプルで軽快なトップページだが、面白い仕掛けやお得な情報も潜んでいる。トップページ上部の広い領域、ここは映画で例えるとスクリーンの役割を担う場所だ。最新のオススメ製品が告知してある。右側に積まれている[キャンペーン情報]、[価格変更情報]、[新商品情報]のメニューの[+]部分をクリックすると、各情報が広がる。

トップページの広い"スクリーン"を使って新着の情報をチェックできる

製品や価格変更、キャンペーンと情報が見やすく表示される

執筆時のキャンペーン情報には、なかなか受動的には享受できないお得な情報が並んでいる。VAIOの期間限定のキャンペーンでは、"対象機種のCore i7-4500U搭載モデルが通常より6,000円おトク!"なキャンペーンや"8GB(8GBオンボード)メモリーが通常より5,000円おトク!"なキャンペーンなど、価格で妥協してやむなくグレードを落としていたユーザが悔やんでしまうような、おいしい情報も掲載されている。CPUやメモリなどハードウェアの違いは、長い期間で考えるとやはり大きな差となってくる。

ソニー製品がズラリとならぶ充実の商品カテゴリー

その下には、「商品カテゴリー」部分が続く。"感動"を提供してくれるソニー製品がところ狭しと並んでいる。そのカテゴリを羅列してみると、「コンピューター・関連商品」、「タブレットデバイス」、「オーディオ」、「デジタルカメラ/ビデオカメラ」、「映像」、「オーディオ」、「AV関連商品」、「ゲーム」、「映像」、「記録メディア」、「スマートフォン/携帯」、「バッテリー」、「カーナビ」、「プロフェッショナル/業務用商品」、「サービス/セミナー」とサムネイル付きで壮観と並ぶ。これら各カテゴリの下には、さらに詳細なページが備わっている。

商品カテゴリには、ソニー製品のカテゴリがズラリと並ぶ

たとえば、「デジタルカメラ/ビデオデジタルカメラ」カテゴリにある「小型デジタル一眼カメラ」をクリックしてみる。製品ごとにカード型にデジタル一眼カメラの本体が表示される。上部にある「価格」「使用レンズ」「有効画素数」や「カラーバリエーション」などにチェックを入れると、特にボタンを押さずとも条件にあったカードが絞られてスムーズに表示される。チェックを入れたあとに[比較表を見る]をクリックすると、ご覧のように雑誌の特集のような詳細な機能が記されている比較表も作れる。

詳細な機能比較表を数クリックで作成できる

デジタル一眼カメラ「α」の場合、映像素子、使用レンズ、カメラ有効画素数、動画記録画素数、ISO感度、連続撮影速度などがズラッと並ぶ。テレビの「ブラビア」でも同様に試してみた。サイズや入出力端子はもちろん、パネル解像度、倍速/4倍速駆動パネル、エンジン、ネットワーク機能、Skype対応の有無、チューナーの仕様と非常に詳細な比較表がブラウザを通して作り出される。PDFに落とし込んで保存し、あとからジックリと吟味するというのも楽しそうだ。

公式サイトならではの詳細なコンテンツも魅力

ところどころに差し込まれている公式サイトの詳細コンテンツも魅力だ。公式の製品サイトには、詳細な情報が掲載されているもの。たとえば、デジタル一眼カメラには、豊富なアクセサリが充実している。撮影をより楽しいものへと変えてくれる。しかし、どのカメラに、どのアクセサリが適合するのか?なかなか初心者には把握が難しい。ソニーストアの「デジタル一眼カメラ関連商品」のカテゴリには、「システムチャート」が備えてある。

このチャートはカメラの機種を選ぶと、適合するアクセサリが一目でわかるデジタル図。表示されるアクセサリをクリックすると製品概要が左側に示され、より詳細な製品サイトへのリンクもすぐに探し出せる。フラッシュ、モニター、マイクロフォン、三脚とアクセサリの充実度を吟味しながらカメラ本体を選ぶという使い方もできる。

デジタル一眼カメラ関連商品のシステムチャートで表示されるアクセサリたち

ソニーストアのプレミアムサービス

オリジナルメッセージを本体に刻みこめる「刻印サービス」

ソニーストアでは、ストアオリジナルのプレミアムサービスも展開している。"楽しむ/学ぶ/サポート"をモットーにソニー製品の購入時、利用時に役立つサービスだ。ギフト包装やパーソナルレッスン、"α"レンズ体験レンタルサービスなどの有償サービスから、無償サービスも提供している。オススメなのがオリジナルメッセージを本体に刻みこめる「刻印サービス」だ。

VAIOやXperia Tablet S、Walkman、Mouse、バッテリー(CP-F5)などが対象製品となっている。最新のパソコンやタブレットはデザイン的にも進化しているので、携帯して持ち歩くだけでも楽しいものだが、「刻印サービス」はさらに手放せなくなる喜びを与えてくれる。名前や心に残る言葉、格言や記念日などを刻み、自分だけのマシンへと変えられる。対象製品の購入画面には、メッセージ刻印のシミュレーション画面が備えてある。ここで、刻印したいフォント、刻印したいメッセージを入力すると、メッセージを入力したハードウェアの様子が疑似表示される。世界に一つだけ。自分だけのオリジナルVAIOを注文してみるというのも面白いソニーストアである。

購入時に文字を入力して言葉を並べられるシミュレーション

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