I/Oバックパネルの取り付けはお好みで!

PCケースのフロントパネルから延びるコネクタを接続したら、マザーボードをケースに入れる。この際、I/OバックパネルをPCケースに取り付けてからマザーを入れるのが自作PCの定石だが、PCケースが小さく、このパネルをセットしながらの作業は困難。そもそも、このPCケースはオープンエアな状態なので、I/Oバックパネルによる密閉性を期待するのはナンセンスだ。作業が面倒くさいと感じたら、I/OバックパネルなしでもOKだろう。

I/Oバックパネルを取り付けながらマザーボードをケースに入れるには、電源ケーブルなどがマザーに干渉してなかなか難しい。不要と思ったら、I/Oバックパネルを取り付けないのも選択肢のうちだ

マザーボードをPCケースに入れたら4箇所をネジ止めする。使用するのはPCケースに付属するインチネジ(ネジの螺旋のピッチが広いほう)となる

マザーボードをネジで固定したら、各種ケーブルの接続をする。ATXメイン電源、+12V電源、USB3.0、HDオーディオ、シリアルATAなどが対象。シリアルATAデバイスは、マザーボードに付属するケーブルを使うのが一般的だが、このPCケースでは内蔵ベイから延びたケーブルをマザーボードに接続する。

左からATXメイン電源、シリアルATA、USB3.0

右上の4ピンケーブルが+12V電源、その左下の10ピンケーブルがHDオーディオ

ケーブルの接続が終了したらストレージをセットしよう。このPCケースで取り付けられるのは、スリムタイプの5インチデバイスが1基、2.5インチデバイスが2基だ。今回は光学ドライブなしでSSDを1基用意した。

シリアルATAケーブルとストレージデバイスの電源用のケーブルは、内蔵ベイにあらかじめ用意してある。この内蔵ベイにデバイスを取り付け、ネジで固定すればOKだ

各種ケーブル類の接続が終了すれば自作作業はほぼ終了。あとはPCケースの天板と底板を取り付ければOKだ。なおこのPCケースには、アルミ製の天板のほかにガラス製天板も用意されている。マシンの中身を確認できる“シースルー”仕様にしたければガラス天板を用いよう。パソコンの組み立てが終わったら、OSとデバイスドライバのインストールをして完了だ。

作業終了! アルミの天板かガラス製の天板かを選べる。シースルーにしたければ後者だ

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