高級ノートPCにふさわしい性能、CPUはさらに上も

CPUはコードネーム"Haswell"で知られる第4世代Coreプロセッサーのクアッドコア版を採用。標準構成ではCore i7-4700MQ(動作周波数2.4GHz、ターボ・ブースト機能利用時最大3.4GHz、6MBキャッシュ)だが、注文時のカスタマイズでCore i7-4900MQ(動作周波数2.8GHz、ターボ・ブースト機能利用時最大3.8GHz、8MBキャッシュ)も選択可能となっている。

500GB HDDのみのモデルと、これにmSATA接続の128GB SSDモジュール(Hynix製)を追加したツインドライブモデルの2種類が用意されているが、これもBTOカスタマイズが可能で、HDDは1TBに、SSDは256GB(Crucial製)に変更が可能だ。そのほか、メモリは標準で8GB(4GB×2枚)、カスタマイズで16GB(8GB×2枚)、光学ドライブは標準でDVDスーパーマルチドライブ、カスタマイズで書き込み対応ブルーレイディスクドライブが選択可能となっている。

mSATAスロットに取り付けられたSSDモジュール。BTOオプションでCrucial製の256GBモジュールにも変更できる。また、mSATAに空きスロットがあるのでRAIDも構築できそうだ

標準のベンチマーク機能であるWindowsエクスペリエンスインデックスを実行したところ、デスクトップグラフィックスが5.9となったのを除いて、7以上の高いスコアを得られた。SSDに至っては8.1と、小型なmSATAスロット用モジュールでありながら、かなりの性能を発揮している。

CPUとストレージは文句なしのスコア、ゲーム用グラフィックスもノートPCとしては非常に高いスコアになっている

グラフィックス関連のベンチマークでは、多くのタイトルでフルHD解像度でも十分快適にゲームを楽しめる水準のパフォーマンスであることが確認できた。最新作「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」で、標準品質であればフルHDでも「非常に快適」、最高品質にまで引き上げても「とても快適」のレンジに入るなど、動きの滑らかさと解像度の両方で妥協せずスムーズに表示可能なレベルの性能となっている。

3DMark Vantage 1.1.0 Performanceプリセット
3Dmarks P19031
GPU SCORE 17942
CPU SCORE 23265

3DMark Vantage 1.1.0 Performanceプリセット

3DMark Vantage 1.1.0 GPU SCORE
1280×720 23917
1920×1080 12558
3DMark 11 Performanceプリセット
3DMark Score P4957
Graphics Score 4788
Physics Score 7480
Combined Score 3995

3DMark 11 Performanceプリセット

3DMark 11 Extremeプリセット
3DMark Score X1668
Graphics Score 1510
Physics Score 7424
Combined Score 1781
BIOHAZARD 5 ベンチマーク ベンチマークテストB(DirectX 10)
1280×720 132.6fps
1920×1080 115.4fps
ロストプラネット 2 ベンチマーク テストタイプB(DirectX 11)
1280×720 69.6fps
1920×1080 53.1fps

グラフィックス負荷がかなり高いロストプラネット2をフルHDで動作させた場合も、多くのシーンで60fps前後のフレームレートが得られている

ファイナルファンタジー XIV オフィシャルベンチマーク
Low 5645
High 3831
ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編
1280×720
【標準品質(ノートPC)】
16411
1920×1080
【標準品質(ノートPC)】
11608
1280×720【最高品質】 10396
1920×1080【最高品質】 5945

ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編では、標準品質(ノートPC)で16000オーバーのスコアをたたきだし「非常に快適」、最高品質・フルHDまで設定を引き上げても「とても快適」な水準となった

CINEBENCH R10 64bit
Single CPU 6400(2分18秒)
Multiple CPU 24469(0分39秒)

クアッドコア版の第4世代Coreプロセッサーを搭載し、CINEBENCHのレンダリングも非常に高速

もちろん、ゲームだけでなく高解像度のデジカメ画像のレタッチや、動画エンコードなどにも余裕で対応できる性能ということができるだろう。

使い勝手も普通のノートPC以上、LANチップに至るまでのこだわり

先に紹介したディスプレイ出力以外にも、USB 3.0×3、USB 2.0×1の計4ポートの拡張性や、SDメモリカードスロット(SDHC/SDXC対応)内蔵、ヘッドフォン、マイク、ライン入力、ライン出力の4端子、独立したサウンド入出力など、インタフェース類は充実している。

左側面にはUSB 3.0×3ポートとSDカードスロットを装備

右側面にはUSB 2.0×1ポートと、ヘッドフォン、マイク、ライン入力、ライン出力の各オーディオ端子

背面には先に紹介したHDMI、Mini DisplayPort、D-Sub出力に加え、有線LANポートを装備

Webカメラ、SDカードリーダーなどノートPCで一般的に搭載される機能も備えている

また、目に付きにくい部分ではあるが、Qualcomm Atheros製のネットワークコントローラーを搭載しており、有線LANは「Killer E2200 Networking」、無線LANは「Killer Wireless-N 1202」を採用。高速・低遅延の通信が可能で、オンラインゲームも安定して楽しめる。スペックシート上でLANのチップにまで言及されるPCは、ゲーミングノートとはいえ少なく、それだけ隅々までゲーマーにとってのメリット、うれしいポイントは何かを追求したマシンであることの表れといえるだろう。

ハードウェアの設定を、1画面でまとめて変更できるユーティリティソフト「System Control Manager」が付属

今回の新しい「G-GEAR N1580J」シリーズの価格は、HDDモデルが149,980円、SSD搭載のツインドライブモデルが159,980円とけっして低価格な商品ではないが、これだけ特徴のあるパーツをふんだんに投入し、市販のノートPCとしてはハイエンドクラスの性能を得られるマシンであることを考えると、コストパフォーマンスもかなり高い製品であるといって差し支えない。移動時のサブ環境にとどまるものではなく、日常的な利用からハードなゲーミングまで、ゲーマーのメインマシンとして十分なパワーを持つ一台となっている。

(マイナビニュース広告企画)

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