「VAIO J」シリーズには地デジを楽しむ機能が満載

「VAIO J」シリーズは、プライベートルームに置くのにもピッタリなコンパクトサイズのPCだ。フルHD表示(1920×1080)に対応した21.5型ワイド液晶ディスプレイを搭載しながら、幅52.5cm、奥行き18.5cm(最小傾斜時)というスリムで小型なサイズに収まっており、机の上に設置しても邪魔になることがない。

幅52.5cmのボディにフルHD対応の21.5型ワイド液晶を搭載
最小傾斜時(左)の本体奥行きはわずか18.5cm。ユーザーの目線にあわせて後ろへ傾けることもできる(右)

ノートかデスクトップか、というPCのカテゴリ分けに沿えば、「VAIO J」シリーズはデスクトップPCの範疇に入るだろう。しかし、ソニーはこのPCをあえて「ボードPC」と呼んでいる。PC本体と液晶ディスプレイが一体となった、まさに1枚の「板」のようなシンプルなデザインを実現しているが、今回実際に本機を試用してみて、単に見た目がスッキリとしていて美しいというだけではないこともわかった。

従来のデスクトップPCの場合、最低でも本体とディスプレイをケーブルで接続しなければならず、本体とディスプレイのそれぞれに電源ケーブルも必要となる。さらに、キーボードやマウス、LANケーブルなど、使い始めるまでにつながなければならないケーブル類はかなりの本数だ。

しかし、「VAIO J」シリーズの場合、箱から出してからの必要な準備作業は、本体に電源ケーブル(+地デジモデルの場合はアンテナケーブル)をつなぐことだけ。キーボードとマウスはワイヤレス(有線モデルの選択も可)だし、ネットワークにも無線LANでつながる。見た目だけでなく、本体を設置してから使い始めるまでのプロセス自体が非常にシンプルなのだ。もちろん、机の上や本体の後ろのケーブル類が大幅に削減できるので、使わないときや掃除のときに、物がひっかかるようなこともない。

本体左側にはメモリカードスロット、USB 3.0ポート×2、ヘッドフォン端子、マイク端子などを搭載。このほか背面にUSB 2.0ポート×2、有線LANポートなどを備える 本体右側にはDVDまたはブルーレイディスクドライブを搭載
全モデルにWebカメラ(有効31万画素)を標準搭載

VAIOオーナーメードモデルで必要な性能を賢く手に入れる

VAIOの各シリーズには、必要なスペックを選んで注文できる「VAIOオーナーメードモデル」が用意されているが、「VAIO J」シリーズでも非常に幅広い選択肢の中から、自由に各種パーツの構成をチョイスすることが可能だ。

地デジチューナー×2を搭載した場合でも、CPUがCeleron B810(1.60GHz)の最小構成モデルの場合、6万円台(キャンペーン適用時)からという低価格で購入することもでき、一方で最上位のパーツ群としては、Core i7-2620M(2.70GHz、ターボ・ブースト機能利用時最大3.40GHz)、メモリ8GB、HDD 約2TBといった高性能・大容量のものが用意されている。Webブラウジングとメール、テレビの視聴・録画さえできればいいというライトユーザー用のPCとしても、パワーユーザーのセカンドPCとしても十分対応可能だ。ブルーレイディスクドライブを搭載すれば、ブルーレイプレイヤー/レコーダーとしても活用できる。

Core i7-2620Mとインテル HD グラフィックス 3000を搭載する構成で測定したWindows エクスペリエンス インデックスの結果

またオーナーメードモデルでは、通常の液晶ディスプレイに加えてタッチパネルを選択することもできる。画面上のメニューやボタンなどに直接触れて選択したり、ウインドウの上で指を滑らせることによってスクロールしたりといった操作が可能なので、マウスやキーボードに触れなくても、直感的にWebブラウジングなどを楽しむことができる。

オーナーメードモデルではタッチパネルも搭載可能

また、カラーリングのバリエーションが豊富なのも、パーソナルスペースでの利用にうれしい特徴だ。ディスプレイの周囲を囲むベゼル部分はブルー/ホワイト/ブラック/ベージュ/レッドの5色、また本体外周のフレーム部分はホワイト/ブラックの2色が用意されているので、好みに合わせた合計10通りの組み合わせから選択可能。このうちブルー+ホワイト、ホワイト+ホワイト、ブラック+ブラックの3種以外はオーナーメードモデル限定の組み合わせとなっている。

そのほか、OSを起動しなくても、高速起動する専用のブラウザを使ってWebサイトを見ることのできる「Quick Web Access」機能を搭載。出かける前に天気や時刻表だけをすぐにチェックしたいというときも、PCが完全に起動するまで待つ必要がないので便利だ。

電源オフの状態で「WEB」ボタンを押すと、Quick Web Access用のWebブラウザが高速起動する
本体内蔵スピーカーだが、臨場感にあふれ広がりのあるサウンドを楽しめる「S-FORCE Front Surround 3D」技術を搭載
キーボードの「VAIO」キーにはユーザーが任意の動作を割り当てられる

家電の液晶テレビと同様のシンプルさで気軽に使える「VAIO J」シリーズは、プライベートルームの"地デジ化"にも最適。インターネット、地デジ、DVD/ブルーレイの1台3役として幅広く活用できるだろう。

標準スペック

メーカー ソニー
製品名 VPCJ218FJ/L・W・B
ディスプレイ 21.5型ワイド液晶(1920×1080)
CPU インテル Core i5-2410M
メモリ 4GB DDR3 SO-DIMM
HDD 約1TB SerialATA
チップセット モバイル インテル HM65 Express
グラフィックス インテル HD グラフィックス 3000
ドライブ ブルーレイディスクドライブ(DVDスーパーマルチドライブ機能付)
OS Windows 7 Home Premium with SP1 64ビット版
LAN ギガビット(10/100/1000)LAN、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN
インタフェース USB 3.0×2、USB 2.0×2
サイズ 約W525×D185~310×H366~398mm
重量 約8kg
価格 オープンプライス

価格・構成については、2011/7/19(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはソニーストアにてご確認ください。

(マイコミジャーナル広告企画)

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