最近では自作パソコン並にカスタマイズが可能なBTOパソコン「Prime」シリーズが大きな注目を集め、ウェブサイトでの通信販売にスポットが当てられることが多い。しかし、ドスパラといえばパソコンの初心者からバリバリと自作する上級者まで満足できるパーツ類の品ぞろえを誇る店舗としてユーザーに愛されてきた。今回は、その原点ともいえる秋葉原の「ドスパラ秋葉原本店」を訪問し、パーツ販売へのこだわりを聞いてみた。
じっくりとパーツを見られる広々した店内
秋葉原の中央通りから一本お茶の水寄りに入ると、多くのパーツショップが並ぶ通称「パーツ通り」に「ドスパラ秋葉原本店」はある。1FがBTOパソコン「Prime」シリーズの展示が中心で、パーツ類は1Fの奥にある階段を上った2Fに集中している。2Fを見てまず驚くのは広々とした店内だ。秋葉原のパーツショップといえば、人の交差も難しいような狭い通路にギッシリと商品が並ぶというイメージをお持ちの方も多いだろうが、ここの通路は2人分のスペースが確保されており、人の通行を気にせずにじっくりとパーツをチェックできるのが大きな魅力だ。店のオススメや人気商品はレジの脇にあるコーナーで平積みになっており、パッと確かめられるのがうれしい。
通路は、人とぶつからない程度の広さが確保されている。精密機器を扱っているだけに、これは重要なポイントだ |
「CPUはCore 2 Quad Q6600が人気。メモリの売れ行きは落ち着いてきた」
実際のパーツ動向について、店長の亀田さんにお話を伺った。CPUはCore 2 Duo E8000シリーズが品薄なこともあり、Core 2 Quad Q6600が人気という。メモリは一時期、1日100枚を超える売れ行きだったというが2008年に入ってからは落ち着いているとのこと。話の中でちょっと意外だったのは、マイクロATXやキューブ型と省スペース向けのパーツやPCケースに関する問い合わせが多いということ。最近では初めて自作するという人は減ってきており、手軽に使えるセカンドマシンを作ることが多いという事情が関係しているようだ。また、ドスパラならではの魅力としてはDJ Club Cardの会員になる必要はあるものの、メモリの相性による交換が無料になるサービスを実施している点だという。この手のトラブルは少なくなったとはいえ、まったくのゼロではない。これは安心のサービスだ。
店長の亀田光功さん。「ゴチャっとした店内にならないように気をつけている」とのこと。ちなみに、亀田さんは新Core 2 Duoのイベントでは司会を務めていた |
CPUやメモリ、HDDの価格はレジ前のポップでチェックできるようになっているため、気になる商品があれば、その場で質問することができる |
「Palitのグラフィックボードは自社で輸入しているため、リーズナブルな価格で提供」
また、グラフィックボードではカエルのイラストを使ったパッケージが特徴的な「Palit(パリット)」のシリーズがオススメとのこと。グラフィックボードの出荷量は世界トップ3に入るほどの大きなメーカーで安心感があるのに加え、自社で輸入しているため、価格も他のお店よりも安くなっているという。ハイエンドからローエンドまでそろっているので、お店に行くことがあれば、ぜひチェックしてほしい。マニアックなパーツはそれほど多くはないが、逆に言えばスタンダードで安定感のある製品が充実しており、ゆっくりと店内を見回れるのも魅力。秋葉原に行ったときは、つい立ち寄りたくなるお店だ。
店舗情報 |
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〒101-0021 平日 : 10:30~20:00 |
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TEL : 03-5295-3435 |
(マイコミジャーナル広告企画)
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