ソニースタイル・ジャパン株式会社
B2B営業部 営業2課
木村美千代氏

ここ1、2年でにわかに「ビジネス向けのVAIOがいいらしい」という評判が聞かれるようになってきた。特に「法人向け購入デスク」のきめ細かなサポートは、その利用者の満足度が高い。ではいったいどんな人々が、どんなサポートを行っているのか……? その秘密について、ソニースタイル・ジャパン(株)の木村美千代氏に伺った。

「VAIOのプロ」が、ニーズに合った導入コンサルティングを行う

――電話サポートについてお聞きする前に、まずはビジネス向けのVAIOの特徴についてお聞かせください。

ビジネスに特化した性能を備えている点が特徴ですね。例えば、特に人気が高いノートPC「VAIO type G」の場合。仕事で外に持ち出すお客様が多いので、約868gという軽さ(※仕様によって異なります)で、さらに衝撃などに強く頑丈に作られています。たとえば、満員電車などを想定し本体天面に120kgfの圧力を加えた試験や、動作中のPCを72cmのデスクから落下させる試験などを行って、耐衝撃性を確認しています。また、耐衝撃性だけではなく、使用中のキーボードに誤って水をこぼした場合を想定して防滴機構を搭載し、防滴試験200ccを実施するなど、ビジネスシーンで遭遇しそうな様々な状況に対応できる設計になっています。
他には、書類と一緒に鞄に入れることが多いので、凹凸の少ないデザインにしているところもポイントですね。また、標準バッテリーパック(L)では、最長約12.5時間の駆動が可能(※駆動時間は使用状況および設定により異なる場合があります)で、出張の多いビジネスマンにはご好評をいただいています。

そしてもうひとつ。ビジネスVAIO最大の特徴が、自由自在にカスタマイズできる点なのです。用途に合わせてかなり細かく画面サイズやメモリ、CPUなどを組み替えられるので、各企業・各部署の仕事に合った最適のビジネスPCに仕上げることができるんですよ。

1kgを下回る軽量性と剛性を兼ね備えたモバイルノート「VAIO type G」。日頃パソコンを持ち出す機会の多いビジネスパーソン必携の一台だ。
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――なるほど、至れり尽くせりですね。しかし、自分でカスタマイズのパターンを考えるのはちょっと大変そうな印象が……。カスタマイズによって価格がどう変化するのかも気になりますし、いろいろ悩んでしまいそうですよね。

そこでご活用いただきたいのが、私たち「法人向け購入相談デスク」なんです。ただ単にご質問にお答えしたり、いきなり購入のご案内をするのではなく、まずお客様の目的や、PCの使用用途からきめ細かくヒアリング。その上で「その用途ならこれだけのスペックが必要で、こういうカスタマイズが向いている」というご提案をさせていただきます。もちろん、概算のお見積りもお電話ですぐにお知らせすることが可能です。スタッフは全員「法人向けVAIOのプロ」。各VAIOの特徴はもちろん、PC全般の知識、ビジネスに求められる要素などについてしっかり把握しておりますので、安心してご相談いただけると思います。

――具体的には、どんな相談が多いのでしょうか?

お客様にもよりますので一概には言えませんが、例えばクリエイティブ系の企業の場合は、映像や画像を編集するので、できるだけ高いスペックのマシンがほしいというご要望が多いですね。また、作った映像をPCでプレゼンするケースも多く、そのような場合はワイド画面の導入をおすすめしています。

逆に一般企業の場合は、高いスペックも映像関連のアプリケーションも必要ない場合も多く、画面サイズも通常の4:3のほうが使いやすいというケースが見受けられます。こうした場合は使用用途にあった、必要かつ十分なスペックとアプリケーションを備えたカスタマイズ例をご提案しているんですよ。

大きな企業になると、一度に100台以上のPCをご購入されることもあるわけですから、この「必要かつ十分なスペックとアプリケーション」という考え方は重要です。余計なコストがかからないようできる限りの配慮をしつつ、十分な性能を発揮するVAIOをご提案しています。

――では、「1台だけVAIOを購入したい」という場合はどうでしょうか。なんだか申し訳ないというか、相談しにくいような気もしますが……。

もちろん、1台でも大歓迎です。購入台数に関係なく、まずはお気軽にご相談いただければと思います。

また、Aの部署に10台、Bの部署にはまったく違ったスペックのVAIOを1台、というような注文もお受けしています。中には、社員ひとりひとりに好みの色やデザインを選ばせて、使用する本人の望むVAIOを用意する企業も存在するんですよ。