通学や習い事の際の子供の安心・安全のため、キッズケータイやキッズスマホを持たせることを検討している保護者も多いと思います。
auではジュニア・キッズ向け携帯を提供するプランがあり、2021年7月現在「mamorino5」と「mamorino4」の2種類の機種を取り扱っています。
しかし、保護者がauユーザーでないと機能を活用しきれないなど、いくつか抑えておきたい点があるので注意が必要です。
この記事ではauキッズケータイの料金や機能だけでなく、キッズケータイの選び方のポイントや注意点も紹介していきます。また、キッズケータイの申込方法やもし今後不要になった際の解約方法も合わせて解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
キッズケータイを選ぶ際の3つのポイント

キッズケータイを選ぶ際には、以下のようなポイントが重要です。キッズケータイを選ぶ際に、ぜひ参考にしてみてください。
<キッズケータイを選ぶ際の3つのポイント>
- 家族で利用しているキャリアを選ぶ
- 「スマホ」か「ガラケー」か
- 子どもの安全を守る機能はあるか
上記の3つのポイントについて解説していきましょう。
家族で利用しているキャリアを選ぶ
キッズケータイでは、保護者のスマホで発信先の番号を管理したり通知を受けたりするする機能上、利用するキャリアは揃える必要があります。
しかし、家族内でスマホのキャリアを揃えることで、家族割引や家族内の通話無料などの恩恵を受けることもできます。
そのため、少しでもお得に契約したい場合は、必ず家族で利用しているキャリアのキッズケータイを選びましょう。
「スマホ」か「キッズケータイ」か
まずは、お子さまに持たせるのは「スマホ」か、それとも「キッズケータイ」かを決めましょう。
ネットの閲覧や動画視聴、SNSなどの機能を使わせてあげたいのであれば「スマホ」が必要ですが、「キッズケータイ」は通話やメッセージ(SMS)、GPSに機能を限定されています。そのため、SNSやWeb上のトラブルの心配もありません。
最低限の通話や現在地のを確認したいだけなら「キッズケータイ」で十分でしょう。
ドコモ・au・ソフトバンクが提供しているキッズケータイは、一見するとコンパクトなスマートフォンのような見た目です。しかし実際は、ネットの閲覧や動画視聴、SNS利用などの機能は無く、「ガラケー」に分類されます。
機能が制限される分、危険なサイトへのアクセスやSNSでのトラブルの心配なくお子さまに安心して持たせることができます。
中学生以上のお子さまにスマホを持たせたい場合は、キャリアで発売されている普通のスマホにフィルタリング機能を有効にして利用するという方法になります。
子どもの安全を守る機能はあるか
お子様がケータイを利用する場合、子どもを守る機能があるかどうかも重要です。
具体的には、以下のような機能があるかを確認しましょう。
<子どもを守る機能一例>
- 有害サイトにアクセスするのを防ぐフィルタリング機能
- 子どもの居場所を把握するためのGPS機能
- 不審者が現れたときに役立つ防犯ブザー機能
また、守る機能ではないですが、子どもはカメラで写真を撮影するのが好きなことが多いので、カメラ機能があると喜ばれることも多いでしょう。
auキッズケータイの機種・料金プラン

auキッズケータイにはどのような機種があるか、また料金プランはどうなっているのかについて詳しくご説明します。
現在、auのキッズケータイには、「mamorino5」と「mamorino4」の2種類があります。
これらのキッズケータイを購入し、また利用者が小学生以下であることを条件に、専用プランである「ジュニアケータイプランN」を契約可能です。
「ジュニアケータイプランN」の料金プランは、以下のとおりです。
【プラン料金表】
月額基本料金 | 2年契約N適用時 | 550円/月 |
---|---|---|
定期契約なし | 737円/月 | |
国内通話料 | au携帯宛 | 22円/30秒 家族内の国内通話は無料 |
上記以外 | 22円/30秒 | |
国内SMS利用料 | 送信:3.3円/通 家族への送信は無料 受信:無料 |
※価格はすべて税込
※参照元(au)
ここでは、auのキッズケータイのマモリーノ5とマモリーノ4について、それぞれ解説しましょう。
mamorino5(マモリーノ5)

(参照元:au)
mamorino5の詳細なスペックについて、解説します。
【mamorino5(マモリーノ5)のスペック】
メーカー | KYOCERA |
---|---|
本体価格 | 税込17,424円 (726円×24回) |
データ容量 | 4GB |
カラー | ブルー・ラベンダー・ホワイト |
サイズ | 約56×99×15.5mm |
重量 | 約105g |
連続通話時間 | 約470分 |
ディスプレイサイズ | 約2.8インチ |
マモリーノ5は、居場所確認機能や大音量の防犯ブザー機能、いざというときのセコム対応機能などお子さまの見守り機能が豊富です。
保護者のスマホからお子さまの居場所を確認できるので、学校帰りや塾帰りにもお子さまの足取りを確認できるため安心ですね。
有料オプションですが、GPS機能でお子さまの居場所を簡単に探せる「安心ナビ」や、セコムのサービスでお子さまを守れる「ココセコム対応」も選べます。
ほかにも、応答の操作をしなくても自動的に電話がつながる「着信自動応答」や、電池残量が少なくなると保護者に知らせる「電池残量通知」などもあります。また、防水・防塵・耐衝撃にも優れている点も特徴です。
このように、子どもが使うことを想定した、便利で安心できる機能が満載です。
mamorino4(マモリーノ4)

(参照元:au)
mamorino4の詳細なスペックについて、解説します。
【mamorino4(マモリーノ4)のスペック】
メーカー | ZTE Corporation |
---|---|
本体価格 | 税込17,424円 (726円×24回) |
データ容量 | 4GB |
カラー | プリンセスパープル・サニーイエロー・スポーティーブルー |
サイズ | 約56×99×15.5mm |
重量 | 約105g |
連続通話時間 | 約530分 |
ディスプレイサイズ | 約2.8インチ |
マモリーノ4には、音声通話やSMSメッセージ、スケジュール設定、緊急速報メール対応などの機能が搭載されています。
また、約2.8インチのタッチパネルで操作ができるため、お子さまでも操作しやすいケータイなのが特徴です。
さらに、声で操作することも可能です。ホームボタンをダブルタップすると、キャラクターが画面に現れます。そのキャラクターに、例えば「ママに電話」と話しかけると、音声に反応して電話をかけられます。そのほかライトやタイマー機能、歩数計も備わっているので運動や勉強の場面でも便利な機能が豊富です。
ほかにも、防犯ブザー機能、居場所確認機能、ココセコム対応などのお子さまを見守る機能があるので安心です。なお、ココセコム対応は、セコムと別途契約する必要があります。
また、有料オプションですが、「安心ナビ」機能でいつでも保護者のスマホからお子さまの居場所を確認できます。お子さまを守る機能が豊富なので、保護者の方は安心してお子さまに持たせることができるでしょう。
auキッズケータイを申し込む前に確認しておきたい3つの注意点

auキッズケータイを申し込む前には、以下の3つの点についてご注意ください。
<申込前に確認しておきたい3つの注意点>
- 保護者がauユーザーでないと機能を活用しきれない
- 解約金がかかることがある
- プラン加入時に子どもが小学生である必要がある
ここでは、上記の3つの注意点について解説します。
保護者がauユーザーでないと機能を活用しきれない
保護者がauユーザーでないと、auキッズケータイのさまざまな機能を活用できません。
保護者のスマホが他キャリアの場合、例えば、お子さまの居場所を保護者のスマホで常に確認できる「安心ナビ」機能は利用不可です。
保護者の方が他キャリアのスマホを使っていても、auのキッズケータイを単独契約でお子さまに持たせることは可能です。
しかし、キッズケータイを契約するのは、お子さまの安全を守ることが一番大きな目的だと思います。保護者の方が他キャリアだと、その目的を果たせなくなってしまうでしょう。
そのため、保護者の方がauユーザーの場合に、お子さまもauのキッズケータイを選ぶことをおすすめします。
解約金がかかることがある
auキッズケータイを解約する際に、解約金がかかる可能性があります。
解約金がかかるのは、契約期間が2年の「2年契約N」の場合です。プランごとの解約金は以下のとおりです。
【キッズケータイプランの解約金(2年契約Nの場合)】
プラン名 | 解約金 |
---|---|
ジュニアケータイプランN | 1,100円 |
プランEシンプル | 10,450円 |
※価格はすべて税込
※「プランEシンプル」は「mamorino5」「mamorino4」は契約不可
ジュニアケータイプランNの違約金は1,100円と安いですが、それ以前のプランEシンプルは1万円を超えるので注意が必要です。
ジュニアケータイプランNの場合、定期契約を無しにするとと月額料金が550円から737円に料金が上がります。また、違約金も高くないので、仮に2年未満で解約する可能性があっても、2年契約Nを適用させたほうがトータルで見るとお得です。
プラン加入時に子どもが小学生以下である必要がある
専用プランのジュニアケータイプランNに利用者が加入時点で小学生以下の場合に契約可能です。
中学生以上はジュニアケータイプランNに加入できないので、ご注意ください。
ジュニアケータイプランNに加入するための条件は、以下のとおりです。
<ジュニアケータイプランNの加入条件>
- プラン加入時に利用者(お子様)が小学生以下であること
- 「mamorino4」か「mamorino5」を利用すること
auキッズケータイの申込方法・解約方法

auキッズケータイ申込方法
auキッズケータイの申込方法は、以下のとおりです。
1.申込に必要なものを用意する
申し込みに必要なものは、以下のとおりです。
<申し込みに必要なもの>
- 契約者(保護者)の印鑑
- 親権者同意書、または、フィルタリングサービス申出書
- 保護者の本人確認書類
- 支払いに利用するクレジットカードまたはキャッシュカード
本人確認書類についての詳細は、au公式サイトをご覧ください。
2.申し込みをする
auショップで申し込みが可能です。上記の必要なものを持って、auショップで申し込み手続きを行ってください。
土日祝日はショップが混み合うことが多いため、事前に来店予約しておくことをおすすめします。
auキッズケータイ解約方法
auキッズケータイの、解約方法は以下のとおりです。
1.解約に必要なものを用意する
解約に必要なものは、以下のとおりです。
<解約に必要なもの>
- 印鑑(サインでも可)
- 保護者の本人確認書類
- 解約をするキッズケータイ本体
本人確認書類についての詳細は、au公式サイトをご覧ください。
2.解約をする
auショップで解約が可能です。上記の必要なものを持って、auショップで解約手続きを行ってください。
こちらも、土日祝日はショップが混み合うことが多いため、事前に来店予約しておくことをおすすめします。
まとめ

この記事では、auキッズケータイのプラン料金や携帯機種の紹介、注意点や申込方法・解約方法などについて詳しく解説しました。
2021年7月現在、auで扱っているキッズケータイには、「mamorino5」と「mamorino4」の2種類があります。
auのキッズケータイ専用プランのジュニアケータイプランNの料金は、以下のとおりです。
【ジュニアケータイプランN】
月額基本料金 | 2年契約N適用時 | 550円/月 |
---|---|---|
定期契約なし | 737円/月 | |
国内通話料 | au携帯宛 | 22円/30秒 家族内の国内通話は無料 |
上記以外 | 22円/30秒 | |
国内SMS利用料 | 送信:3.3円/通 家族への送信は無料 受信:無料 |
※価格はすべて税込
※参照元(au)
auキッズケータイを契約する前に、以下のような注意点を確認しておきましょう。
<auキッズケータイを契約する前に確認したい注意点>
- 保護者がauユーザーでないと機能を活用しきれない
- 解約金がかかることがある
- プラン加入時に子どもが小学生である必要がある
auキッズケータイには、お子さまを守るための機能が搭載されています。
「小学校に上がる子どもが安全に学校に通えるか心配」、「塾に行く時間が遅いので見守りたい」などという保護者の方におすすめですよ。
小学生のお子さまに持たせる携帯はどれがよいか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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