MAの「シナリオ設計」とは? 有効活用でマーケティング業務の効率化を実現

[2018/05/08 15:18] ブックマーク ブックマーク

  • MA(マーケティングオートメーション)
  • ● 関連キーワード
  • MA

MA(マーケティングオートメーション)

見込み客の創出や抽出をサポートしてくれるMAツールにはさまざまな機能が備わっています。そのなかでも、リード育成に大きな効果を発揮するのが「シナリオ設計」です。この機能を有効活用することで、マーケティング業務を効率化することができます。ここでは、MAツールの一機能であるシナリオ設計について見ていくことにしましょう。

シナリオ設計の基本

シナリオ設計というのは、どのような属性に対してどのようなアクションを仕掛けるのか? というマーケティングの一連の流れのことをいいます。

たとえば、インターネット広告を見たユーザーがランディングページに飛ぶとき、どの広告からアクセスしてきたのかによって見せるべきランディングページは変えるべきでしょう。このように、属性ごとにさまざまなシナリオをあらかじめ想定し、設計しておくことをシナリオ設計と呼んでいます。また、メールマーケティングを想定してもわかりやすいでしょう。ステップメールにおけるシナリオ分岐などはシナリオ設計の代表例です。

シナリオ設計でもっとも重要なのはターゲット

効果的なシナリオ設計をするために最も重要なのはターゲットを明確にすることです。誰にその情報を届けるのか、誰にそのアクションを仕掛けるのかによって考えるべきシナリオは大きく変わってきます。

ただ、ターゲットの明確化が重要だといわれても、どのように明確化したらいいのかがわからないという場合もあるでしょう。そんなときは、顧客ライフサイクル、顧客行動、顧客属性という3つの軸をベースに考えてみることをおすすめします。

顧客ライフサイクルというのは、新規顧客なのか、それとも見込み客なのかという区別のことです。コンバージョンとの距離感で顧客を識別するというイメージでもいいでしょう。続いて、顧客行動というのは顧客が取った行動のことです。特定の商品を購入したり、途中で離脱してしまったりといった行動ごとに分類しましょう。最後の顧客属性というのは顧客の基本情報です。性別や年齢、地域などがもっともわかりやすいでしょう。

これらの要素ごとにターゲットを分類することで、大幅にズレたシナリオ設計をしてしまう危険性を抑えられます。

接触頻度やタイミング、情報の中身も重要

ターゲットが決定できたら、今度はタイミングや頻度、コンテンツの中身を考えていきます。

たとえば、メールマーケティングにおいて、いくらターゲットが明確になっていたからといって必要以上の頻度でメールを送ってしまったり、深夜にメールを送ったりしてしまっては顧客の信頼を損ねるのは当然でしょう。さらに、配信する情報の中身も自社の宣伝ばかりでは飽きられて離脱されてしまいます。最後まで興味を持ってもらうためにも、そのターゲットにあったコンテンツを用意する必要があるのです。

このタイミングやコンテンツの中身については、目的となるゴールによって異なるため、自社に最適なものを考えていきましょう。

行動に対するトリガーを設定する

コンテンツの中身まで決めることができたら、見込み客へアプローチするトリガーを設定しましょう。

トリガーというのは、見込み客が起こしたアクションに対してこちら側からアプローチするタイミングのことです。たとえば、自動車会社のホームページからメルマガ登録をし、特定の行動を起こした見込み客に対して、事前にシナリオ設計しておいた日時にカタログの請求フォームを送信するといった具合です。

リードスコアリングで分析

一連の流れを組むことができたら、最終的に見込み客のスコアリングを行います。

シナリオ通りに見込み客が反応を示してくれているのかどうかを判断し、想定通りであれば営業につなげましょう。逆に、シナリオ通りに反応を示してくれない場合には、シナリオ設計を見直す必要があります。スコアリングをする際には、スコアの指標とシナリオに沿ったスコア設定をすることが大切です。

MAツールで一連の流れを効率化

これら一連の流れを効率化してくれるのがMAツールです。自社が抱える課題にあった機能を備えているMAツールの導入を検討してみるといいでしょう。営業活動を効率化してくれるSFAやCRMなどと併用することによっても、さらなる大きな効果を発揮してくれます。

MA(マーケティング・オートメーション)の基礎知識

マーケティング・オートメーション(MA)とは?

マーケティング・オートメーション(MA)でできること

マーケティング・オートメーション(MA)導入のメリット

マーケティング・オートメーション(MA)導入における注意すべきポイント

中小企業がマーケティング・オートメーション(MA)を活用すべき理由

MA(マーケティング・オートメーション)の仕組みってどうなっているの?

企業担当者なら押さえておくべきMAとCRM、SFAとの違い

MAの「シナリオ設計」とは? 有効活用でマーケティング業務の効率化を実現

BtoB企業が導入すべきMAツールとシナリオ設計の重要性

BtoC向けMAはBtoB向けと何が違う? オムニチャネルへの対応などが重要

MAの機能を知る・MAのメール配信機能できめ細かいメルマガ施策が可能に

MAの機能を知る・コンテンツ生成機能で見込み顧客育成を効率化

MAの機能を知る・アクセス解析と行動解析について紹介

MAの機能を知る・ランディングページ作成機能を使いこなそう

MAの機能を知る・ソーシャルメディア連携機能を活用しよう

MAの機能を知る・AI機能の搭載でMAツールはどう変わるのか

MAの機能を知る・外部ツールと連携しMAツールの機能を使いこなす

※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合がございます。予めご了承ください。

関連リンク

この記事に興味を持ったら"いいね!"を Click
Facebook で IT Search+ の人気記事をお届けします
3692
2
MAの「シナリオ設計」とは? 有効活用でマーケティング業務の効率化を実現
見込み客の創出や抽出をサポートしてくれるMAツールにはさまざまな機能が備わっています。そのなかでも、リード育成に大きな効果を発揮するのが「シナリオ設計」です。この機能を有効活用することで、マーケティング業務を効率化することができます。ここでは、MAツールの一機能であるシナリオ設計について見ていくことにしましょう。
https://news.mynavi.jp/itsearch/images/noimage.fw.png
見込み客の創出や抽出をサポートしてくれるMAツールにはさまざまな機能が備わっています。そのなかでも、リード育成に大きな効果を発揮するのが「シナリオ設計」です。この機能を有効活用することで、マーケティング業務を効率化することができます。ここでは、MAツールの一機能であるシナリオ設計について見ていくことにしましょう。

会員登録(無料)

注目の特集/連載
AI人材に必要なもの
DMM.make AKIBAから生まれたスタートアップたち
はじめてのRPA導入
教えてカナコさん! これならわかるAI入門
RPA入門
PowerShell Core入門
Swagger 3.0 入門
徹底研究! ハイブリッドクラウド
マイナビニュース スペシャルセミナー 講演レポート/当日講演資料 まとめ

一覧はこちら

今注目のIT用語の意味を事典でチェック!

一覧はこちら

ページの先頭に戻る