おすすめのテレビ会議システム7選を比較！選び方も解説

テレビ会議システムを導入したいものの、製品が多くどれを選べばいいかわからないとお悩みの方も多いでしょう。そこで本記事では、おすすめのテレビ会議システムを比較してご紹介。さらに、テレビ会議システムのメリットや選び方もあわせて解説します。

テレビ会議システムとは

テレビ会議システムとは、遠隔地の相手とモニター越しに会議できるシステムのことです。利用する際には、モニター・スピーカー・コーデック・リモコンなどの専用機材が用いられます。

また、拠点同士は専用線やISDNを介して直接接続され、一般のインターネット回線を経由しません。一般ユーザーの影響を受けないため、画質・音質が安定しており、常に高品質な環境で会議できます。

通常、テレビ会議は専用機材を設置した会議室などでおこないます。1対1の利用目的のみで導入されることは少なく、役員会議や社内研修といった大人数の参加を想定して導入するケースが一般的です。また、専用線で接続するためセキュリティが高く、機密事項を扱う会議にも適しています。

テレビ会議システムとWeb会議システムの違い

テレビ会議システムと似た役割を持つものに、Web会議システムがあります。それぞれの特徴を以下の表にまとめましたので、ご覧ください。

以上のように、テレビ会議システムとWeb会議システムは、さまざまな面で異なります。自社でリモート会議を実施したい場合は、利用シーンやコストなどから、よりニーズに合うシステムを選びましょう。あるいは、どちらか一方を導入するのではなく、社内の業務ごとに使い分ける方法もおすすめです。

テレビ会議システムのメリット2つ

遠隔地とのリモート会議を実現するのが、テレビ会議システムです。導入することで、主に以下2つのメリットを得られます。

1、操作が簡単で使いやすい

1つめのメリットは、操作が簡単で使いやすい点です。テレビ会議システムはリモコンで操作するため、使い慣れたテレビのリモコンと同じ感覚で、簡単に会議画面を立ち上げられます。PCが苦手な方でも、迷わず操作できるでしょう。

一方、Web会議システムはPCやスマートフォンの操作が必要です。情報端末に慣れていない方からすると、システムの開き方、ログインや会議の招待方法といった操作のハードルは高くなります。結果、「いつも他の社員に起動してもらう」「操作が難しくて使わなくなった」といった事態になるかもしれません。

テレビ会議システムなら、毎回誰かに起動を任せたり、使わなくなったりする可能性は低くなります。操作しやすく、人を選ばずに使える点は大きな魅力と言えるでしょう。

2、高品質・安定的な環境

テレビ会議システムでは、高音質・高画質かつ安定した環境でリモート会議をおこなえます。専用のカメラ・マイクを設置するため、鮮明な映像とクリアな音声による通話が可能です。

Web会議システムでは、PCやスマートフォン内蔵のカメラ・マイクを使うことが多く、不鮮明な映像やノイズに悩まされる可能性があります。さらに、一般のインターネットを経由するため、通信も安定しません。回線が混雑する時間帯では接続が不安定になり、遅延やフリーズが発生しやすくなります。

対するテレビ会議システムは、専用線を用いるため通信が安定しています。常に高品質な環境を用意すれば、対面と変わらないスムーズなコミュニケーションを実現できるでしょう。

テレビ会議システムの選び方のポイント

テレビ会議システムには多くの製品・サービスがあります。自社に最適な製品を選ぶために、ここではテレビ会議システムの選び方のポイントを3つ紹介します。

1、費用に見合った性能か

テレビ会議システムの導入費用は決して安くはないため、費用に見合った性能があるか確認しましょう。たとえば音質や解像度などが、安価なWeb会議システムと大して変わらない品質であれば、高いコストをかける意味がありません。また、支社が複数ある場合、接続可能な拠点数も重要な要素となります。

加えて、音声・映像による通話機能だけでなく、他の機能があるかも大切です。録画や動画配信、アプリケーション連携などの機能があると、テレビ会議を円滑におこなえます。自社の利用シーンを考え、必要な機能と費用の両面から、最適なテレビ会議システムを選びましょう。

2、簡単に設定・操作できるか

テレビ会議システムは、簡単に操作・設定できる製品がおすすめです。テレビ会議システムはリモコン1つで操作するので、どの製品も基本的に操作性に優れています。しかし、製品ごとに差異があるため、誰でも直感的に操作できそうかといった点に注目して、チェックしてみてください。

また、部屋が広く参加人数も多い会議では、備え付けのマイクやカメラでは音声を拾いきれなかったり、画角が狭かったりする場合があります。利用シーンに合わせて機材を変更・増設するときに、簡単に設定できるかも重要です。

3、セキュリティ機能が充実しているか

テレビ会議システムを選ぶ上で、セキュリティ機能も見逃せないポイントです。テレビ会議では機密情報を扱うこともあるため、ネットワークへの不正侵入やパケット盗聴による情報漏えい対策が必要になります。情報漏えい対策に効果的な機能は、主に以下の3つです。

• ID・パスワードを使ったユーザー認証
• 自社ネットワークの閉域接続
• 音声や資料ファイルなどの通信データの暗号化

重要情報が漏えいしてしまうと、企業の信用に関わります。テレビ会議システムは、充分なセキュリティ対策をおこなっている製品から選びましょう。

おすすめのテレビ会議システム7選

続いて、おすすめのテレビ会議システム7選を比較します。テレビ会議システムの導入を検討している方は、ぜひご覧ください。

「FreshVoiceオンプレミス/オンプレミスレンタルプラン」
エイネット株式会社

「FreshVoice」は、最大250拠点の複数拠点同時発言が可能で、音声と映像が途切れず、またハッキングによる覗き見や乗っ取りといった被害に一切遭っていない堅牢なセキュリティ対策が施されているWeb会議システムです。

オンプレミス版は、買取サーバー/レンタルサーバーのどちらでも閉域網内で利用が可能。また、サーバーの種類に関係なく発注から納品まで最短1週間で導入可能です。概ね3年以上の長期利用になればなるほど利用料が割安になります。

さらにレンタルサーバーだと低コストで導入が可能。自社開発システムのため、機能カスタム追加も可能です。導入事例としてFreshVoiceの画面のカスタマイズ、周辺の取り込み装置など汎用品を組み合わせて短期間で納入した実績があります。

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「Poly Studio」
ポリコムジャパン株式会社(Poly)

「Poly Studio」は、小さな会議室で大きなアイデアを生み出すプレミアム品質のUSB接続のビデオ バーです。Acoustic Fence技術によって会議を妨げる騒音をシャットアウトし、最高の音声品質を届けるため、ビデオ会議の双方の参加者は、発言者の一語一句を聞き逃すことがありません。

また、グループフレーミング機能と、自動的な話者トラッキング機能によって、対話がより身近なものになります。身振り手振りや表情などの、 さまざまな重要な情報も見逃しません。また、クラウドベースの管理ツールにより、IT管理者は自分の机からソフトウェアの更新や設定の変更を行えます。本製品を導入することで、 ハドルルームで優れたコラボレーションを簡単に実現できます。

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「Poly MTR G40-T」
ポリコムジャパン株式会社(Poly)

「Poly MTR G40-T」は、Microsoft Teams向けの中小会議室用ビデオ・音声会議システムです。グループフレーミングおよび話者トラッキング機能を搭載したカメラと、ノイズを低減するNoiseblock AIやAcoustic Fenceなどのテクノロジーにより、プロフェッショナル品質のビデオ会議を実現します。

PCをキャビネットやモニターの背面に収納し、ケーブル1本でタッチコントローラーを会議テーブルに設置できるため、すっきりとした配線で部屋のレイアウトに合わせて配置することが可能です。PolyのパワーとMicrosoft Teamsの融合によりシンプルかつ強力なビデオ・音声技術を備えています。

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「Poly RealConnect for Teams」
ポリコムジャパン株式会社(Poly)

「Poly RealConnect」は、従来のビデオ会議システムからMicrosoft TeamsやSkype for Businessの会議に難なく接続し、高品質な音声と映像、さらにPCの画面共有を実現し、最高の会議体験を提供します。

本製品は、Microsoft Azureでホストされるクラウドビデオ相互運用性（CVI）サービスとして、またはオンプレミスのPolyコラボレーションインフラストラクチャのアドオン機能として利用できます。クラウドホスト型サービスはPolyによって管理されているため、 IT担当者は簡単に利用することができます。また、Poly RealConnectテナントレポートでは、サービスの使用状況に応じた分析インサイトに直接アクセスすることが可能です。

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「Poly G7500」
ポリコムジャパン株式会社(Poly)

「Poly G7500」は、ビデオ会議用のモジュラーシステムで、必要なシステムを構成しながら、参加者が求める高性能のコラボレーションエクスペリエンスを簡単に実現できます。

Ultra HD 4K採用で、アイデアの共有、クリアな意思疎通をサポート。各自が自らのデバイスを使用してワイヤレスでコンテンツ共有できるため、アイデアを瞬時に、そして明確に共有できます。細部まで鮮明なビジュアルと豊かなオーディオが作り出す、まるで同じ部屋にいるかのような臨場感。ノイズキャンセル機能内蔵で、周囲の騒音など、音声の課題となるものに悩まされることもありません。

導入も容易で、直感的なユーザーインターフェースと柔軟なセットアップで導入を促進し、使用率が高まります。また本製品は、クラウドサービスのアプリケーションがネイティブで動作し、標準ベースの通話および接続によりあらゆるプロバイダーやビデオ会議システムに対応するPoly Videoアプリも利用できます。

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「LoopGate」
ギンガシステム株式会社

「LoopGate」は、PCやタブレットなどを使うWeb会議と、専用機を使うテレビ会議のどちらにも対応しています。どちらか一方だけでなく、両方を組み合わせて利用することも可能です。システムの起動はリモコンのボタンを押すだけなので、OCが苦手な人でも安心して利用できるでしょう。

フルHDの鮮明な映像で、対面と変わらない感覚のコミュニケーションを実現します。音声・映像通信は全てAES方式で暗号化されるため、セキュリティ面を心配する必要はありません。会議の規模に合わせ、3パターンのカメラ・マイクセットを提供しており、100名規模の会議にも対応できます。

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「Cisco Webexシリーズ」
シスコシステムズ合同会社

「Cisco Webexシリーズ」は、テレビ会議・Web会議システムの「Cisco Webex」や、Cisco Webexに対応しているテレビ会議端末「Cisco Webex Roomシリーズ」を提供しています。無料プランを含む4つのプランで構成され、自社の会議規模に合わせた導入が可能です。

本製品は、カメラ・スピーカーが内蔵された一体型モニターの他に、カメラ・スピーカー単体など豊富な製品が揃っています。モニターサイズは82インチから55インチスクリーンまであり、さまざまな利用シーンに対応できるでしょう。

以上7つが、おすすめのテレビ会議システムです。気になる製品があった方は、資料請求や無料トライアルをぜひ利用してみてください。

まとめ

ここまで、テレビ会議システムのメリットやおすすめ製品をご紹介しました。最後に、解説した内容を簡単に振り返りましょう。

• テレビ会議システムは操作性に優れ、高品質な環境でリモート会議ができる
• Web会議システムは個人単位の利用向け、テレビ会議システムはグループ単位の利用向け
• テレビ会議システムは、性能・使い勝手・セキュリティ機能の3点で選ぶ

テレビ会議システムを導入すれば、常に安定した通信環境で、遠隔地とのスムーズなコミュニケーションを実現できます。各製品について詳しく知りたい方は、ぜひ資料請求をしてみてください。