BIツールの機能 - ダッシュボードとは? 迅速な意思決定を可能に

[2018/07/20 14:19] ブックマーク ブックマーク

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経営の意思決定を支援してくれるBIツールには、さまざまな機能が備わっています。ここでは、そのなかでも迅速な意思決定に寄与してくれるダッシュボード機能を詳しく見ていきましょう。ダッシュボード機能を有効活用することによって、データが経営にとってより意味のあるものになるかもしれません。

ダッシュボードってそもそもなに?

ダッシュボードという言葉が使われるのは、何もBIツールに限ったことではありません。サイト作成ツールやCRMなどの顧客管理ツールでも、ダッシュボードというものは存在します。このダッシュボードはもともと車や船、飛行機などの計器盤のことを指しました。運転席にある計器盤にはスピードメーターやガソリン残量計、エンジンの回転数などさまざまなメーターを一目で確認できるように配置されています。このように、あらゆる情報を一目で把握できるように指標やデータが配置されたものをダッシュボードと呼んでいます。

IT化が進み、経営や営業、顧客管理の世界でもソフトウェアやツールが使われるようになってきました。その流れの中でさまざまなデータを一目で把握することができるように、1カ所にまとめて表示させる画面のことをダッシュボードと呼ぶようになったのです。

ダッシュボードを採用することで得られるメリット

BIツールではいろいろな分析やデータ解析が可能です。そのため、これらのなかで特に重要なものを一目で把握できるようダッシュボード機能があります。ただ、ダッシュボードを採用することのメリットはこれだけではありません。ダッシュボードただ単に重要なデータを寄せ集めただけではなく、それぞれの情報をグラフなどを使って可視化します。

これによって人間が見たときにより分かりやすく、経営の意思決定に役立つような作りになっているのです。また、それぞれのデータ単体では意味を見出すことができなかったとしても、それを1カ所に寄せ集めることによって比較検討することができ、新しい視点でデータを見ることができるようになるというメリットもあります。ほかにも、ツール操作に慣れていない人でも画面を見るだけで全体像が把握できるというのも大きなポイントです。

このダッシュボード機能について、BIツールに備わっているレポーティング機能との違いが分からないという声もよく聞きますが、レポーティング機能との決定的な違いはデータの見える化です。レポーティング機能も確かにデータを見やすい形で表示してくれます。しかし、あくまでも表形式にまとめるにすぎず、これをもとにグラフ形式で表示させるのがダッシュボード機能というイメージです。

本当に意味のあるダッシュボードを作成するために

ダッシュボード機能を備えているBIツールのほとんどは、見やすい形にカスタマイズできるようになっています。課題や解決すべき問題点というのは企業によって異なるので、企業ごとにダッシュボード画面も異なるのが一般的というわけです。ここまで見てきたように、ダッシュボードはあらゆるデータを1カ所に集計したものですので、「誰に、どのようなことを伝えるべきものなのか?」というダッシュボード作成の目的を明確にしておくことが何よりも重要です。この目的があいまいだと、意味のないデータの羅列になってしまいます。

この目的を明確にしたら、その目的を達成するために必要となる指標(データ)を選別していきましょう。例えば、新商品の売上動向を調べるというのが最終的な目的である場合、売上合計や目標達成率、Monthly・Dailyでのデータなどは必要になってきます。しかし、企業や商品によっては年齢層や性別、地域などのデータも必要になる可能性があります。そのため、選別をするときには一部の人の独断で決めるのではなく、さまざまな部門の人にヒアリングを行うのも重要です。そして、最後に選別したデータをグラフにしていきます。グラフにする際にも、そのデータを表示するうえで適切かつプランニングしやすいグラフ形式を選ぶようにしましょう。

ダッシュボード機能が企業の成長をサポート

ダッシュボード機能を活用することによって、今まで使えていなかったデータなども意思決定のうえで重要な意味を持ってくれるかもしれません。ブラウザを見て分析のポイントを一目で把握できることは、迅速な意思決定をするためにとても重宝します。BIツールを使って、企業の成長を実現していきましょう。

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