タレンタは2月5日、ヤフー(以下、Yahoo! JAPAN)が同社のポテンシャル採用(新卒・既卒/応募時30歳以下を対象)の選考プロセスにデジタル面接プラットフォーム「HireVue(ハイアービュー)」を採用したと発表した。

同製品は、米HireVueが提供し、タレンタが日本市場で販売するクラウド型デジタル面接プラットフォーム。録画機能・ライブ面接機能を備え、PCやスマートフォンを通じて面接を行うことができる。

Yahoo! JAPANでは、2016年に新卒一括採用を廃止し、30歳以下であれば応募できる「ポテンシャル採用」を新設。東京のほか、大阪・福岡でも採用を開始するなど、応募者により多くの選択肢を提供する採用活動を行ってきた。その一環として、候補者と企業にとって最適な採用選考について検討し続けてきた結果、HireVueの導入に至ったとしている。

同社では、採用プロセスに録画面接を取り入れることで、選考の質を維持しつつ、候補者・人事担当者双方の負担を軽減することを狙う。また、エンジニア希望の候補者に対しては、従来行っていたコーディングテストをHireVueのコーディングテスト「CodeVue」に移行し、録画面接なども含めたワンプラットフォームで選考を実施する。

Yahoo! JAPANは今後、キャリア採用など他の採用領域へのHireVueの利用拡大を予定するほか、HireVueと採用管理システムとの自動連携機能の実装により、採用選考プロセス全体の最適化を図るとしている。