さわやか信用金庫とNECは12月22日、さわやか信用金庫の営業支援システムにNECのマイナンバー収集ソリューションを導入したと発表した。

マイナンバー法の改正により、2018年1月から金融機関における口座番号とマイナンバーの紐付けが任意で始まる。これを受け、さわやか信用金庫ではマイナンバー収集の効率化と高度なセキュリティ対策の両立を目的として、全営業店舗を対象とした新たなマイナンバー収集ソリューションの導入を決定した。

導入されたソリューションは、集金業務やセールス活動で利用するモバイル端末に搭載されたカメラとマイナンバー撮影アプリを活用し、マイナンバー通知カードやマイナンバーカードの券面を撮影することで、顧客のマイナンバーなどを効率的に収集できるというもの。撮影データは即時マイナンバー管理サーバに送信され、全て暗号化される。端末には撮影データを保持しないため、万一の端末紛失・盗難の際も情報漏えいのリスクを回避できるという。

新システムは、2018年1月から順次稼働を開始する予定。