ジョイズは4月24日、クーバー・コーチング・ジャパンがAI英会話アプリ「TerraTalk(テラトーク)」を導入したと発表した。

昨今のスポーツ界において、プロのアスリートとしてグローバルで活躍するためには、英語によるコミュニケーション能力の修得が不可欠となっている。そのため、子ども向けサッカースクールであるクーバーにおいても、英語によるコーチングを希望する声が多く上がっていた。

これを受け、同社では、小学校で英語教育が開始される2020年までに国内全141拠点での英語サッカークラス開催を目指しているが、限られた時間と費用のなかで、いかにして全国に点在するコーチへ均一に英語学習の機会を提供するかが課題となっていた。

こうしたことから、各種職業などの専門分野に特化した英会話教育ノウハウを持つジョイズと共同で、サッカーのレッスンを想定した英会話学習プログラムを開発するに至ったのだという。

TerraTalkは、AI(人工知能)が発音や表現のレベルを診断し、「聞く」「話す」「読む」「書く」の英語4技能を学習できる英会話アプリ(iOS、Androidに対応)。「恋人との会話」「空港のバゲージクレーム」などの実生活のシーンに沿ったコースから、「ウェイター」「ソフトウェア・エンジニア」など職種別のコースまで、さまざまなコースを提供する。今回、これにクーバー専用のコーチング向け学習コースが加わったかたちになる。

クーバー専用の学習コースが開発された

専門用語を学べるレッスン

授業を忠実に再現した英会話のレッスン

テラトークの導入により、コーチは好きな時間にアプリを使って、サッカー指導に必要な英語を集中的に学ぶことが可能となる。ジョイズでは、AIが発音や表現のレベルを診断することで、質の高い英語を効率的に身に付けられるとしている。