シスコシステムズは4月20日、三井不動産が全国展開を開始する法人向け多拠点型シェアオフィス「WORKSTYLING」の施設に、クラウド型ネットワーク管理ソリューション「Cisco Meraki」およびビデオ会議システム「Cisco TelePresence」が採用されたと発表した。

WORKSTYLINGは、新しい働き方の支援を目的に三井不動産が立ち上げた「WORKSTYLING プロジェクト」の一環として、4月から首都圏を中心に開設され、2017年度中に都心に加え郊外、地方を含め、約30拠点に拡充する予定となっている。

Cisco Merakiは、無線LANをはじめとするネットワーク機器の設定から運用、セキュリティに至るまで、全てをクラウド側で一元管理するネットワークソリューション。専門知識を持つIT担当者がいない拠点でも、容易にネットワーク環境を構築・管理することができるという。

一方、Cisco TelePresenceは、高精細ビデオと高品質なオーディオを搭載したビデオ会議システム。選定は、「WORKSTYLYNGを利用する企業の生産性をいかに向上できるか」に着目して行われた。

シスコでは、働き方改革を推進するさまざまなICTソリューションを提供するとともに、同社自体でも、テレワークの実践を含む働き方改革を重要な経営戦略の柱の1つとしてとらえ、取り組んでいる。

シスコは今後、WORKSTYLINGに対して業務効率化に有効なソリューションを提案していく。併せて、WORKSTYLYNGを利用し、自社の働き方改革をさらに推進するとしている。