SATORIは1月5日、ガイアックスがオウンドメディア「ソーシャルメディアラボ」にマーケティングオートメーション(MA)ツール「SATORI」を導入した事例を公開した。

ガイアックスでは、SNSの運用コンサルティングや運用代行、炎上対策に至るまでをトータルで支援するサービスを提供する。かねてより、ソリューションサイトとブログ中心のオウンドメディアを運用していたが、ソリューションサイトから得た見込み顧客の情報管理が属人化していたこと、オウンドメディアに訪れる匿名ユーザーの動向が把握・分析できていないことなどが課題となっていた。

そこで、ナーチャリングの推進や、新規リードの獲得を目的にMAツールの導入を検討。使い勝手が良く、導入・運用コストが予算感にマッチしていたこと、拡張性の高さ、導入実績などから、SATORIを選定したのだという。

SATORIでは、企業のサイトを訪れただけの匿名ユーザーと、何らかの問い合わせをした(メールアドレスの提供があった)実名ユーザーの行動履歴を統合管理して可視化するほか、指定したセグメントに属する匿名ユーザーに対して外部サイトの広告配信でアプローチしたり、ポップアップで情報訴求したりといったことが可能になっている。

SATORIの導入後は、匿名・実名の見込み顧客を紐付けて一元管理し、少人数体制でも適切なアクションを実行できる運用基盤と、オウンドメディアに訪れる月間数十万の匿名ユーザーを実名化するための仕組みを確立できたとしている。

匿名ユーザー・実名ユーザーを統合管理するSATORIのイメージ