イスラエルに本社を構えるINFINIDATは3月8日、日本法人「インフィニダット ジャパン合同会社」を設立したと発表した。発表会に登壇したINFINIDAT 最高マーケティング責任者 ランディ・アルセノー氏は、開口一番「日本への正式参入を嬉しく思う」と切り出した。
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INFINIDAT 最高マーケティング責任者 ランディ・アルセノー氏 |
「世界第3位の経済大国である日本に参入することは、我々に大きな成長機会をもたらしてくれると考えている。また、クラウド・プロバイダーが増加していることも、我々が参入するのに良い時期だと言える」(アルセノー氏)
現在のストレージ市場では、オールフラッシュ・ストレージの人気が高まっており、マーケティングに力を入れているところも多い。「日本のストレージ市場はすでに成熟しており、保守的な既存ベンダーからはイノベーションが見られない。我々には、それを変えていくチャンスがあると思っている」とアルセノー氏は語る。
「確かに、フラッシュに適したワークロードというものはあるが、我々はHDDとフラッシュを非常に高度なレベルで組み合わせることで、高密度、高信頼性、高パフォーマンスを実現している」(アルセノー氏)
さらに、氏は「我々が提供するものの中で最も重要な要素は、品質と信頼性だと考えている」と力を込める。アルセノー氏によれば、イスラエルにある同社の品質保証とテストを行う施設では、すでに100PB相当のストレージをテストしており、それぞれのソリューションに関しては、少なくとも3週間のベンチマーク・テストを行っているという。
「これにより、メインフレーム・クラスの信頼性をストレージにもたらしている」(アルセノー氏)
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Nimble Storage Japan合同会社は3月2日、同社製ストレージの新製品群「Nimble Storage AFシリーズ」を発表した。新製品の詳細は別の記事を参照していただくとして、本稿では、発表会でのこぼれ話として、メモリ効率に関する他社製品との比較や、同社が提供する可用性を高めるSaaS「InfoSight」についてご紹介しよう。
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