ハイブリッドクラウド研究会「第2回勉強会」レポート

【連載】

徹底研究! ハイブリッドクラウド

【第11回】ハイブリッドクラウド研究会「第2回勉強会」レポート

[2019/02/01 08:00]胡田 昌彦 ブックマーク ブックマーク

クラウド

連載目次

今回は、1月24日に実施したハイブリッドクラウド研究会の2回目の勉強会の様子をお伝えします。

ハイブリッドクラウド研究会 趣旨説明とこれまでの取り組み

まず初めに、筆者よりHCCJPのこれまでの取り組みに関して簡単に説明させていただきました。そのなかで、HCCJPのイベントへの何回目の参加かを来場の方に質問したところ、半分以上の方が初めての参加だということがわかり、会の広がりが感じられました。 この勉強会では話を聞くだけではなく、さまざまなことを質問したり、自分の意見を投げかけたり、積極的に参加していただきたいということをお伝えし、勉強会への導入とさせていただきました。

忖度なし! ハイブリッドクラウドの良いところ/悪いところ

HCCJPの勉強会にはぜひ、エンドユーザー企業の方のハイブリッドクラウド利用に関する実体験を盛り込みたいという想いがあり、レコチョクの藤川大氏に”忖度無し”で実体験を語っていただきました。 どのような点に苦労しているのかということも含めて非常にリアルな話をしていただき、参加者の興味/評価も非常に高かったです。

VMware on Cloud on AWSを利用したハイブリッドクラウドの実現

HCCJPは事務局がマイクロソフトであり、これまでAzureおよびAzure Stackの比重が高かったのは事実です。しかし、実際のハイブリッドクラウドを考える際には、やはりシェアの非常に高いVMwareを抜きに考えることはできません。

今回はヴイエムウェアの大原康範氏に登壇いただき、VMwareの考えるハイブリッドクラウドを「VMware Cloud on AWS」の話も交えてお話しいただきました。

Azure FilesとAzure File Syncを用いたファイルサーバのスモールスタートとハイブリッド化について

Microsoft MVPのアワードをダブル受賞しているアバナードの小賀坂優氏からは、ハイブリッドクラウドガイドラインより、「Azure Files」および「Azure File Sync」に関しての最新情報をお伝えいただきました。

PoC環境紹介と利用方法

インターネットイニシアティブの今中裕介氏のセッションでは、第1回勉強会に引き続き、HCCJPで用意しているPoC環境が紹介されました。

今回は、実際に自社で検証環境を準備しようと思うと機器やファシリティ周りだけでも初期費用2072万円、月額64万円必要なところが1カ月無償で利用可能になる……という辺りを金額も交えて説明。この通常では考えられない特別なオファリングは、2019年3月末までの期間限定なので、興味のある方は今のうちにお申し込みいただければと思います。

検証環境の詳細と利用申し込みについては、ハイブリッドクラウド研究会のサイトをご確認ください。

Azure Stack Hybrid Developsデモンストレーション

筆者も、ハイブリッドクラウドガイドラインより「Hybrid DevOps」のデモを実施しました。開発者は今までどおりの操作をするだけで、自動的にAzureの環境とAzure Stackの環境の両方に最新のプログラムが展開される、という内容です。

こちらはセミナー翌日に録画し直したものをYoutubeに投稿してあるので、資料と併せて動画もご覧いただければと思います。

自社にあったハイブリッドクラウドの選び方

日本ヒューレット・パッカードの小川大地氏からは、提案/導入の現場から「よくある誤解」も含め、生々しい話を語っていただきました。個人的に今回の勉強会で一番面白く、ためになる内容だったと思っています。生で聴く話のほうがもちろん面白いのですが、資料でもその一端が感じられると思うのでぜひ、ご一読ください。

Q&Aおよびディスカッション

Q&Aおよびディスカッションのセッションは、今回も筆者が司会を務めさせていただきました。

質問は会場から26件いただき、60分間のセッション中に扱えたのは10件程度だったのですが、会場から挙がる質問というのは一番重要だと考えています。そこで、どのような質問が出てどのように回答されたのかという点と、残念ながら時間の都合で拾えなかった質問に関しては、交流用のFacebookグループ内で扱う予定です。

本連載をご覧になっている方もFacebookグループに参加の上、議論に加わっていただければと思います。グループへの参加は承認制ですが、基本的に承認されるようになっていますので、気軽に申請してください。

* * *

第3回勉強会は、3月7日の午後に実施予定です。まだ少し先ではありますが、今から予定を空けておいていただければと思います。

著者紹介

日本ビジネスシステムズ株式会社
胡田 昌彦(Ebisuda Masahiko)

Windowsインフラ系を中心に数名から数万人規模までの様々な企業向けシステムの設計、構築、運用に携わる。2014年よりMicrosoft MVP for Windows Expert-IT Pro, System Center and Datacenter Management, Cloud and Datacenter Management を連続受賞中。著書に「Windowsインフラ管理者入門」。Twitterアカウントは@ebi。3児の父。

連載目次

※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合がございます。予めご了承ください。

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