富士通マーケティングは8月22日、静岡ガスに「FUJITSU Enterprise Application AZCLOUD SaaS Discussion(AZCLOUD SaaS Discussion)」のペーパーレス会議システムが採用されたと発表した。

静岡ガスでは、従来からのガス機器販売事業に加え、2016年4月より自社発電所を使った売電事業を開始するなど、エネルギー分野で多角的な事業を展開している。AZCLOUD SaaS Discussionは、各事業部の責任者による定例会議の効率・質を高めることを目的に、2016年2月に導入された。

同製品では、データをクラウドで管理・保管しており、会議への出席者はモバイル端末のアプリケーション経由で参照することができる。これにより、資料紛失リスクが解消されるほか、これまで約50名の会議で約2時間かけて紙資料を用意していた準備作業が、約15分で済むようになったという。

AZCLOUD SaaS Discussionの利用イメージ

また、画面の一部を拡大表示する機能や、端末上で任意の画面を2画面まで同時に表示できる機能などにより、紙資料の不便さを解消。会議の質向上を支援する。

静岡ガスは今後、国内の拠点間のほか、シンガポールやタイにある海外拠点との会議にもAZCLOUD SaaS Discussionの適用を検討するとしている。