カオナビは6月2日、スポーツ関連事業を展開するドームへ、社員番号や名前などの社員情報を顔写真と一緒に管理できるクラウド型人材管理ツール「カオナビ」を導入することが決定したと発表した。

カオナビでは、社員の名前や実績、評価などを顔写真とともにクラウド上で一元管理。画面には社員の顔写真が並び、人事部門だけでなく一般管理職や経営陣も直感的に操作できる点を特徴とする。

カオナビの製品イメージ

ドームは、「人が最大の資産である」という方針の下、採用や異動など人事に関する課題を役員が議論する「人事会議」を毎週開催するなど、人材活用に力を入れている。だが、基幹システムに入っている人事情報は都度、Excelにダウンロードして加工し、組織図は別途ツールを使って確認する必要があるなど、人材情報の把握に煩雑な作業が伴っていた。

また、従業員数の増加により、経営陣が社員一人ひとりの情報を把握しづらくなってきたことや、組織を俯瞰した人材活用の必要性から、今回のカオナビ導入に至ったのだという。

今後ドームは、カオナビを活用することで、社員へのフォローや人材配置の最適化に役立てていきたいとしている。