6月に開催し、応募者多数により前倒しで締め切られた、小川卓氏のGoogleアナリティクス分析セミナー。その再講演が9月29日(木)、第22回のマイナビニュース スペシャルセミナーとして開催された。
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当日の会場風景 |
前回に引き続き前倒しで締め切りとなった今回のセミナーには約150人が来場。参加者は、小川氏によるレクチャーとワークショップを元に、Google Analyticsが示すさまざまなデータから”気付き”を得る方法について学んだ。
講演の中で小川氏が改めて強調したのは、「トレンド(Trend)」、「ベンチマーク(Benchmark)」、「セグメント(Segement)」の3つの軸の重要性。さらにトレンドにおいては「規則性と特異点に注目すること」、ベンチマークに関しては「必ず目標を設定すること」、セグメントに関しては「適切に条件分けして違いを見つけること」などをポイントとして挙げた。
その他、改善ポイントの検討手順や、改善施策案の増やし方、オススメのセグメント設定例・計測ツール等も紹介。改善レポートのサンプルなども提示し、参加者のスキルアップを強力に後押しした。
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講演資料の内容
講演資料は全124ページ。事例やワークショップを中心に、前回の講演資料から一部アップデートされています。
資料では、Google Analyticsを使ってWebアクセスデータから気付きを得る方法について、40以上の具体例を示しながら解説。改善施策に取り組む際の優先順位付け方法や、Google Analyticsの拡張ツールなども紹介しています。英語版のツールに関しては、インストール方法や使い方についても巻末で説明しています。
<PDF内容>
- データはただ眺めていても意味がない
- データを3つの軸で見て気づき発しよう
- カスタムレポートを使って粒度別のデータを取得する
- Google アナリティクスでは「目標設定」を行なうことが肝心
- デフォルトセグメント・カスタムセグメント
- 改善施策の考え方
- 比較して改善案を出す
- 数値の良い・悪いには理由がある
- 良いメルガと悪いメルマガの違いは?
- 世の中の「良い」施策を保存する
- Google アナリティクスをより深く利用する
- レポート作成の簡易化
- 巻末:AnalyticsEdgeマニュアル
……など